2023.12.18

SalesforceをExcelのように編集!?SkyVisualEditor V20 新機能紹介

Just a moment... (30676)

みなさんこんにちは。
SkyVisualEditorは、2023/12/17にV20をリリースしました!
今回のバージョンアップで新たに追加された機能をご紹介します。

V20の新機能

・LC
 -フレキシブルデータテーブル
  -表示しているレコードのインライン編集が可能に
  -インライン編集やExcel出力機能などの利用可否設定が可能に
  -初期表示時にデフォルトのレイアウトが設定可能に
 -新コンポーネント「カスタムトグルボタン」
・VF
 -手書き項目に「消しゴム機能」が追加され、手書きを部分的に消すことが可能に

本ブログでは、LCのフレキシブルデータテーブル「インライン編集機能」「システム管理者による詳細設定機能」とVFの手書き項目「消しゴム機能」について、ご説明いたします。

LC:フレキシブルデータテーブル

インライン編集機能

これまで、レコードの項目を参照状態でしか表示することができなかったフレキシブルデータテーブルですが、今回のバージョンアップでレコードの値を変更できるようになりました。 

一括で値を変更できるレコード数は500レコードになり、Salesforceのリストビューでは変更が不可能な時間項目などの編集もできる機能となっております。
また、500レコードも一括で編集した場合、どの値を編集したのかわからなくなってしまうことがあるかと思いますが、値の編集を行ったセルや保存時エラーとなったセルは、背景色が変わり、どのセルの値を変更したか瞬時に確認ができるようになっています。

色・マークの表す内容
オレンジ色 :インライン編集を行ったセル
注意マーク :入力規則やフローが原因で保存できなかったセル
青色    :保存できなかった値をさらに変更したセル

詳細設定機能

インライン編集機能が追加されましたが、組織全体で、また特定のユーザーに対してインライン編集機能を使わせたくないといった要件があった場合にも対応できるようになりました。

こちらは、主にシステム管理者用の機能となります。
パッケージ内に設定用のコンポーネントが配置されたタブが用意されているので、そのタブをアプリケーションに表示するだけで、すぐにご利用いただけます。

組織・ユーザーごとに下記設定が可能
- デフォルトのレイアウト
- テーブルに表示される項目
- インライン編集ができる項目、できない項目の設定
- インライン編集の利用可否
- Excel、CSVエクスポート機能の利用可否
- レイアウト管理設定の利用可否
- 項目選択の利用可否

VF:手書き項目に消しゴム機能が追加

これまで書き直す場合はリセットを行い、書き込んだ内容を全て消すことしかできませんでしたが、V20のバージョンアップで消しゴム機能が追加され、フィールドワークで利用されることが増えた手書き項目がさらに使いやすくなりました。

ページごとに消しゴムの太さは固定されていますが、スタジオの「ページスクリプト」に下記の一文を記入していただくだけで設定が可能となっています。
SkyEditor.eraserSize = 任意の数値;
EraserSize

最後に

V19に引き続き、フレキシブルデータテーブルがさらに使いやすくなりました。
ついにフレキシブルデータテーブルにインライン編集機能が追加されたので、多くの方にお使いいただきたいです。
本ブログや動画で紹介しきれていない機能は、V20のリリースノートも合わせてご参照ください。
ご利用方法や、新機能に関わらずSkyVisualEditorの活用方法をもっと知りたい!という方は、無料で提供しておりますアドミンネットカフェをぜひご利用ください。
今後も、みなさまのご要望に沿えるような機能を検討したいと考えておりますので、下記よりご意見をいただけますと幸いです。
 SkyVisualEditor お問い合わせ窓口
今後も、SkyVisualEditorをよろしくお願いいたします!
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