2022.05.17

実録!男性育休のリアル 2ヶ月間の体験談

はじめに

こんにちは。マーケティング・コミュニケーション部の佐藤です。

今年の2月に長男が生まれましたので、2ヶ月間の育児休業を取得しました。
今回は、育休中に体験したことや感じたことについて紹介します。

これから育休を取得される方、育児に携わる方の参考になれば幸いです。

育休を取得したワケ

我が家には、7歳の長女がいます。

長女が生まれた時は、私の仕事が忙しく、あまり妻をサポートできませんでした。ほぼワンオペの育児になってしまい、妻は疲れ切っていました。本当に申し訳なかったと、今でも思います。

この時の経験を踏まえ、「次に子どもが生まれたら育休を取得しよう」と考えていましたので、今回育休を取得しました。

育休中に大変だったあれこれ

7年ぶりの育児ということもあり、ほぼ0からのスタートです。
以下のようなことを体験し、改めて育児の大変さを実感しました。
ちなみに、妻は夢の中でも長男の世話をしていたとか…。

<抱っこ>
赤ちゃんは、抱っこしないとすぐに泣きます。そのため、私か妻が常に長男を抱っこしていましたが、「私が抱っこしている間に妻が料理を作る」「妻が抱っこしている間に私が掃除をする」という具合に、うまく家事や用事を済ませられるように工夫しました。

<洗濯>
長男は生まれたての時は体が小さかったため、市販のオムツのサイズが合いませんでした。そのため、動くとオムツがずれて、服が汚れることも。
1日に5回も服が汚れたことがありますが、ドラム式洗濯機をフル回転して洗濯と乾燥を行い、なんとかしのぎました。

<お風呂>
長男のお風呂(沐浴)は私が担当しましたが、最初の1週間はずっと泣いていました。そこで、体を洗う際に「今から首を洗うよ」「足を洗ってキレイになったね」といった声かけをしたところ、少し泣くのがおさまりました。
今も私が長男をお風呂に入れていますが、ほとんど泣くことはありません。

<ミルク>
ミルクをあげる際は、「お湯を沸かす→お湯でミルクを溶かす→体温と同程度まで冷ます→飲ませる→ゲップを出す→哺乳瓶を洗って消毒する」といったように、多くのタスクが発生します。我が家では3時間ごとにミルクを飲ませていたので、大忙しでした。

「寝かしつけ」のTips

育児の中でも、最難関プロジェクト(?)といえるのが寝かしつけ。
育休初日も寝かしつけをしようとしたら、「泣く→オムツが汚れる→オムツを替える→一瞬泣くのがおさまる→再び泣く」というループを3時間繰り返しました…。

そんな寝かしつけをスムーズに行うために、やってみてよかったと思うことを紹介します。

<抱っこしながら歩く>
バスや電車に乗ると、赤ちゃんはよく寝ます。歩きながら抱っこすることで、バスや電車のような揺れが発生し、眠りやすくなっていたようです。

<トントンする>
抱っこしながら歩く時は、背中をトントンしました。トントンすることで、赤ちゃんの安心感につながるそうです。
また、一度寝た後に赤ちゃんが泣いて起きてしまうこともありますが、胸をトントンするとまた寝てくれることがあります。

<すぐに布団へ置かない>
抱っこして寝たからといって、すぐに赤ちゃんを布団に置くと泣いて起きてしまいます。抱っこして寝た後も、20分くらい抱っこを続けてから布団に置くと、スムーズに寝てくれました。

<音楽を聞かせる>
寝かしつけをしていて泣きやまない時は、音楽を聞かせると落ち着きました。私がよく聞かせていたのは、以下のようなピアノの曲です。親も気分が落ち着くので、おすすめです。
https://www.youtube.com/watch?v=gwEnqRXrLMU

<抱っこする人を替える>
抱っこしてもなかなか寝ない場合は、抱っこする人を交代してみましょう。私の抱っこで寝てくれなくても、妻にパスして抱っこしてもらうとすぐに寝てくれるということがありました。

育休を取ってよかったこと

育休中は苦労もありましたが、育休を取得してよかったと思ったことがいくつかあります。

<赤ちゃんをずっと見ていられる>
生まれたばかりの長男が成長する姿を見続けられたことは、とてもよかったと思います。長男の笑顔(赤ちゃんはめったに笑わないため貴重です!)を見られた時は、本当にうれしく感じました。

<妻の負担を軽減できる>
育児や家事をうまく分担できたため、妻の負担を軽減できたと思います。妻からも「本当に助かる」「1人で寝る時間ができてうれしい」と言ってもらえました。

<家族の時間が増える>
普段はあまり妻と話す時間がありませんが、育休中は妻といっぱい話すことができてよかったです。
また、長女の春休み期間は平日に家族で出かけることもできましたので、家族の思い出が増えました。

未来のパパへ

今後、パパになる可能性のある方にお伝えしたいことがあります。

赤ちゃんが生まれたら、まずはオムツを替えたり、ミルクをあげたりすることから始めてみましょう。

この2つができるようになれば、ママは数時間休むことができます。
最初はどうすればよいか分からないと思いますので、オムツの交換方法やミルクのあげ方について、ネットで調べたりママに聞いたりしてみてください。

また、赤ちゃんは予防接種をいくつか受ける必要がありますが、こちらも私が対応しました。他にもパパにできることは多々あるかと思いますので、積極的にママを助けてあげましょう。

最後に

育休中は大変なこともありましたが、妻にも喜んでもらえましたし、育休を取得して本当によかったと思います。
長女も育児を手伝ってくれたので、とても助かりました。

長女(左)と長男(右)

また、仕事を引き継いでくれたテラスカイのメンバーにも、心から感謝します。自分の仕事を引き継いでもらえたおかげで、安心して育休を取得することができました。引き継ぎをする中で、業務の整理や標準化もできたかと思います。
さらに、同じチームのメンバーが「育休中に起こった出来事」を資料にまとめておいてくれたので、復帰後もスムーズに業務を始められました。

育休は、本当におすすめです。
機会があれば、ぜひみなさんも取得してください。

<お知らせ>
テラスカイでは、私の他にも育休を取得した男性社員がいます。
育休制度以外の制度や働く人の声についても紹介していますので、テラスカイの採用サイトをぜひ見てみてください。
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