2022.10.18

ワーキングマザー ✕ SE の働き方

みなさまこんにちは。
育休から復帰後、以前のように思うように仕事が進められず、悩まれている世の女性は多いと思います。
今回は「家庭(育児と家事)と仕事の両立」「育児をしながらSEとして働くこと」をテーマに書いていきたいと思います。

”育児をしている3人に2人は働きに出ている”というデータがあり、この割合は年々上昇傾向にあります。
雇用形態別の割合を見ると、非正規雇用が減り正規雇用が増えています。

出典:「2021年国民生活基礎調査の概況」(厚生労働省)(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa21/index.html)
非正規雇用で働く割合は末子の年齢が高くなるほど増えます。
対して、正規雇用で働く割合は末子の年齢が低いほど高く、その後徐々に減少します。
この傾向は近年特に顕著です。

出典:「2021年国民生活基礎調査の概況」(厚生労働省)(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa21/index.html)
このデータから、非正規雇用では”末子がある程度成長してから仕事に就く”従来通りの傾向が伺えます。
しかし、正規雇用では”産休育休を経て同じ会社で復帰する割合”が増えたことや、”育休復帰後、非正規雇用に変える(もしくは変えざるを得ない)”ことが増えているという実態も見えてきます。

「家庭(育児と家事)と仕事」両立とは

一言に「家庭(育児と家事)と仕事の両立」といっても状況によって様々です。
以下のような大小の要因が絡んでいて、「両立」の概念は自分軸なためです。
  • こどもの年齢
  • こどもの資質
  • こどもの人数
  • 育児や教育の方針
  • 自分(親)の年齢
  • 業務内容(リモート/出社、デスクワーク中心/MTG中心)
  • 職場環境(体制、ダイバーシティへの理解)
  • 家族や親族の協力
  • 自分のキャリアプランと目標
  • 家の広さ(些細なことですが在宅+こどもが小さい場合とても大事だと実感しています)
全てを事前に計画立てて対策できている方は少ないでしょう。(というよりできません!)
その都度考え方を修正しながら、全体での最適解を見つけなければいけません。

対策

ベースとして「育児」「家事」「仕事」の優先順位付けは大切です。
両立の一助となる制度やアイデア事例をあげてみます。
<家事>
いずれの場合もコストがかかりますが、食洗機、乾燥機付き洗濯機、ロボット掃除機、ふとん乾燥機などの最新家電または家事代行サービスを活用する。食事は宅配サービスを利用する家庭も多いようです。
そして「しない家事」を決めることも大事!!
<育児>
自治体・民間の「子育て支援サービス」を活用しましょう。
以下の表で紹介する物理的なサービス以外にも、国が設置した地域ごとの支え合い拠点や、電話やインターネットによる相談窓口もあります。

<仕事>
「テレワーク」「ワークシェアリング」という言葉を耳にすることが多くなりました。
一般的には以下のような制度があります。

育児をしながらSEとしてテラスカイで働くこと

新型コロナウイルスの影響もあり、テラスカイでは一定の条件下で「在宅勤務」「出社勤務」を選択することができます。実際、95%以上のエンジニアが在宅勤務を選択しています。
(参考:テラスカイの在宅勤務制度利用率

またSEは比較的在宅向きの職種といえます。
出社勤務でこどもの保育園等への送り迎えがある場合、職場からの距離が遠いほど通勤時間で実働時間が減ってしまいますが、在宅勤務では通勤時間分を作業時間に割り当てられるため、本当に助かっています。

「育児休業制度」「短時間勤務制度」「子の看護休暇」等の制度も整っており、制度があっても利用できる空気ではない、、といったこともなく安心して取得することができます。

男性の育休取得率が非常に高く、このことからも会社全体でワークライフバランスを考慮した働き方を推進していることがわかる良い一例ではないでしょうか。

最後に

一番大事なことは、育児でいえば家族や親族、仕事でいえば上司など関わる人に根気強くコミュニケーションをとることです。(そしてそれが一番難しい。。。)
突発的にお休みをとることになったり、繁忙期に残業ができないなどで申し訳ない気持ちでいっぱいになることも多いですが、割り切りも大事です!

同じ思いの方々、ほどほどに頑張りましょう!!
育休制度以外の制度や働く人の声についても紹介していますので、テラスカイの採用サイトをぜひ見てみてください。

テラスカイの採用サイトはこちら
22 件

関連する記事