2022.05.13
【連載ブログ】一から学ぶ Salesforce Field Service Vol.1 インストールしてみよう!
目次
連載について
「一から学ぶ Salesforce Field Service」と題しまして、Salesforce Field Service(以降 SFS)初心者メンバーが一からSFSについて学んでいく連載をスタートします!
「SFSに特化した部署に配属されたけれど、SFSを触ったことないよ!」という初心者メンバーたちが学ぶと同時に、これからSFSを利用する人たちに向けて情報発信しようという経緯からこの企画が立ち上がりました!
初心者がインプリできるようになることを目標に、毎月テーマに沿ってSFSについてまとめていきます。
SFSの利用をこれから始めるシステム管理者の方にも参考になりますので、一緒に学んでいきましょう。
「SFSに特化した部署に配属されたけれど、SFSを触ったことないよ!」という初心者メンバーたちが学ぶと同時に、これからSFSを利用する人たちに向けて情報発信しようという経緯からこの企画が立ち上がりました!
初心者がインプリできるようになることを目標に、毎月テーマに沿ってSFSについてまとめていきます。
SFSの利用をこれから始めるシステム管理者の方にも参考になりますので、一緒に学んでいきましょう。
Salesforce Field Service | 株式会社テラスカイ
株式会社テラスカイが提供するSalesforce Field Service導入支援サービスのご紹介ページです。Salesforce Field Serviceを導入することで、LTVの最大化、情報の一元管理、コスト最適化が図れます。株式会社テラスカイは、豊富なSalesforceの導入実績を持ち、確実に導入プロジェクトを成功に導きます。
テラスカイによるSalesforce Field Service導入支援のWebページはこちらです。
Salesforce Field Serviceとは
Salesforce Field Serviceはセールスフォース・ジャパン社が提供する、フィールドサービス業務に特化したアプリケーションです。
では、フィールドサービスとはどんなものかイメージできるでしょうか?
機器の設置や点検・修理などを「現場」(Field)に赴いて作業(Service)を行う業務のことをフィールドサービスといいます。例えば、オフィスでコピー機が壊れた時や洗濯機などの家電の修理を依頼する先が、フィールドサービスと呼ばれるものです。
SFSは昔「Field Service Lightning」と呼ばれていました。
過去のブログの記事も参考になりますので、ぜひ見てみてください。
では、フィールドサービスとはどんなものかイメージできるでしょうか?
機器の設置や点検・修理などを「現場」(Field)に赴いて作業(Service)を行う業務のことをフィールドサービスといいます。例えば、オフィスでコピー機が壊れた時や洗濯機などの家電の修理を依頼する先が、フィールドサービスと呼ばれるものです。
SFSは昔「Field Service Lightning」と呼ばれていました。
過去のブログの記事も参考になりますので、ぜひ見てみてください。
【Field Service Lightning初心者向け】クラウドによるIT化でフィールドサービスはどう変わる? - TerraSkyBase | テラスカイを支える人とテクノロジーの情報を発信する基地局
株式会社セールスフォース・ドットコムが提供するField Service Lightning。テラスカイでも導入支援を行っていますが、年々注目度が高まっているようです。そこで、Field Service Lightningコンサルタントの岩下さんに導入のメリットについて聞いてきました。Field Service Lightningってなに?という初心者の方にぜひ読んでいただきたい記事です。
今回のテーマ:インストール
今後の勉強を快適に進めるため、まずは準備としてセールスフォース・ジャパン社のSalesforce Field ServiceをSalesforceにインストールしましょう。
インストール手順
Salesforce環境は各自のDeveloper EditionまたはTrailhead Playgroundを利用します。
Salesforce Developer サイト ( https://developer.salesforce.com/ja ) にアクセスして、サインアップしアカウントを作成してください。
組織が作成された状態から以下の手順に従ってインストールを行います。
Salesforce Developer サイト ( https://developer.salesforce.com/ja ) にアクセスして、サインアップしアカウントを作成してください。
組織が作成された状態から以下の手順に従ってインストールを行います。
1.Field Serviceの有効化
Salesforce組織においてField Serviceの使用を有効化します。
2.インストールユーザ用プロファイルの作成
インストールユーザのプロファイルが日本語の「システム管理者」の場合、パッケージインストールにてエラーとなるため「System Administrator」プロファイルを作成してください。
3.FSLパッケージのインストール
SFS機能に必要なオブジェクトや、Apexクラス等が含まれるパッケージをインストールします。
以下URLにアクセスする
https://fsl.secure.force.com/install/
https://fsl.secure.force.com/install/
4.モバイルアプリのダウンロード
技術者が外出先で参照できるように、Salesforce Field Serviceモバイルアプリケーションをモバイル端末にインストールします。
5.モバイルアプリ用パッケージのインストール
以下URLにアクセスする
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.mfs_prepare.htm&type=5
「Field Service の接続アプリケーションをダウンロードします。」の接続アプリケーションのリンクをクリックすると、最新のインストールページへアクセスできます。
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.mfs_prepare.htm&type=5
「Field Service の接続アプリケーションをダウンロードします。」の接続アプリケーションのリンクをクリックすると、最新のインストールページへアクセスできます。
6.権限セットの作成
SFS用の権限セットを作成します。
FIELD SERVICE DISPATCHER
FIELD SERVICE RESOURCE
FIELD SERVICE AGENT
FIELD SERVICE SELF SERVICE
FIELD SERVICE COMMUNITY DISPATCHER
FIELD SERVICE ADMIN
FIELD SERVICE INTEGRATION
FIELD SERVICE RESOURCE
FIELD SERVICE AGENT
FIELD SERVICE SELF SERVICE
FIELD SERVICE COMMUNITY DISPATCHER
FIELD SERVICE ADMIN
FIELD SERVICE INTEGRATION
ここまでが基本設定です。
以降は要件によって設定内容が異なります。
今回は基本的な設定のみ行います。
次回以降で設定が必要になった場合は都度変更します。
以降は要件によって設定内容が異なります。
今回は基本的な設定のみ行います。
次回以降で設定が必要になった場合は都度変更します。
Developer組織はライセンス数に限りがあるため、以下の割り当てを行う
# | 権限セット | 想定ユーザ | Developer組織のユーザー |
---|---|---|---|
1 | Admin | システム管理者 | ①「システム管理者」 システム管理者プロファイル
|
2 | Agent | コールセンター | |
3 | Dispatcher | ディスパッチャー担当 | |
4 | Mobile | 技術者ユーザ(モバイル) | ②「技術者ユーザ」 FSL Mobileプロファイル
(新規に作成してください)
|
5 | Resource | 技術者ユーザ |
7.ページレイアウトの割り当て
以下オブジェクトにデフォルト設定する
サービス予定
サービスリソース
作業指示
作業指示品目
作業種別
営業時間
サービス予定
サービスリソース
作業指示
作業指示品目
作業種別
営業時間
8.サービス予定のライフサイクル
New Service Appointment なし
Service Appointment is tentatively scheduled スケジュール済み
Service Appointment is sent to its resource 派遣済み
Service Appointment is in progress 処理中
Service Appointment is completed 完了
Service Appointment is not completed 完了できません
Service Appointment is canceled キャンセル
※インストールの段階で設定されていますが、念のため確認します。
Service Appointment is tentatively scheduled スケジュール済み
Service Appointment is sent to its resource 派遣済み
Service Appointment is in progress 処理中
Service Appointment is completed 完了
Service Appointment is not completed 完了できません
Service Appointment is canceled キャンセル
※インストールの段階で設定されていますが、念のため確認します。
9.作業指示・サービス予定の参照・更新権限の有効化
今回は作業者が割り当てられた作業内容を確認できるようにするため、以下設定にチェックをつける
割り当て済みサービス予定を割り当て済みリソースと共有する
サービス予定の親作業指示を割り当て済みリソースと共有する
割り当て済みサービス予定を割り当て済みリソースと共有する
サービス予定の親作業指示を割り当て済みリソースと共有する
10.共有設定の編集
サービステリトリー
サービスリソース
サービス予定
作業指示
Optimization Request
サービスリソース
サービス予定
作業指示
Optimization Request
11.共有ルールの追加
以下オブジェクトで共有ルールを作成する
サービステリトリー
サービスリソース
作業指示
サービス予定
※共有ルールでの共有先が未定の場合は、スキップ可
サービステリトリー
サービスリソース
作業指示
サービス予定
※共有ルールでの共有先が未定の場合は、スキップ可
終わりに
手順通りに進めれば、問題なくインストールができます。
基本的な設定しかしていないため、実際に動かしてみるためには追加で設定が必要です。
(今回はインストールのみなので割愛します)
淡々と進めただけなので、今の時点では設定したものがどのように使われるのかイメージが湧かないかと思います。
次回以降のテーマを学ぶ際には実際に今回用意した環境を動かしてみて、使い方のイメージを掴んでいきましょう。
基本的な設定しかしていないため、実際に動かしてみるためには追加で設定が必要です。
(今回はインストールのみなので割愛します)
淡々と進めただけなので、今の時点では設定したものがどのように使われるのかイメージが湧かないかと思います。
次回以降のテーマを学ぶ際には実際に今回用意した環境を動かしてみて、使い方のイメージを掴んでいきましょう。
次回のテーマ
次回のテーマは「シナリオ」です。
SFSをどう業務の中で使用していくのかを考えていきます。
次回もお楽しみに!
SFSをどう業務の中で使用していくのかを考えていきます。
次回もお楽しみに!
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