2022.07.19

【連載ブログ】一から学ぶ Salesforce Field Service Vol.3 SFSを利用するためのライセンスについて

連載について

「一から学ぶ Salesforce Field Service」と題しまして、Salesforce Field Service(以降 SFS)初心者メンバーが一からSFSについて学んでいく連載ブログです。
「SFSに特化した部署に配属されたけれど、SFSを触ったことないよ!」という初心者メンバーたちが学ぶと同時に、これからSFSを利用する人たちに向けて情報発信しようという経緯からこの企画が立ち上がりました!
初心者がインプリできるようになることを目標に、毎月テーマに沿ってSFSについてまとめていきます。
SFSの利用をこれから始めるシステム管理者の方にも参考になりますので、一緒に学んでいきましょう。

前回までのあらすじ

前回の連載Vol.2ではフィールドサービス業務がどのように行われているか、具体例を用いて学びました。
またSFS導入のケーススタディとして、フィールドサービス業務を行なっている顧客を想定しました。
今回の記事に繋がる部分でもありますので是非チェックしてみてください!

今回のテーマ:ライセンス

SFSを利用するユーザには特定のライセンスを割り当てることが必要です。
第3回の本稿では、前回の記事で紹介したSFS導入ケーススタディの仮想顧客「テラス電機」にSFSを導入するには、どのようなSalesforce のライセンスが必要か?を考えていきたいと思います!

そもそもライセンスとは・・・

Salesforceを利用するユーザに対して、特定のSalesforce機能を使うことができるようにするためにユーザに割り当てるものをライセンスと言います。

各機能ごとにライセンスがありますが、大きく分けて下記3つに分類することができます。
<ユーザライセンス>
ユーザライセンスによって、ユーザがアクセスできる機能の基準が決まります。
各ユーザにユーザライセンスが1つだけ必要です。
<機能ライセンス>
機能ライセンスでは、ユーザライセンスに含まれていない追加機能へのアクセス権がユーザに付与されます。ユーザには、機能ライセンスをいくつでも割り当てることができます。
<権限セットライセンス>
権限セットライセンスは、ユーザライセンスに含まれていない機能へのアクセス権をユーザに部分的に付与します。ユーザには、権限セットライセンスをいくつでも割り当てることができます。

権限セットに含まれているライセンス

各ユーザに権限を割り当てるためには、連載Vol.1で作成した権限セットをユーザに付与することで権限セットライセンスが同時にユーザに割り当てられます。
連載Vol.1の内容については下記URLからチェックしてみてください!
ここでは権限セットに含まれる権限セットライセンスを紹介します。
<Field Service Dispatcher>
・この権限が割り当てられたユーザは、作業員の予定を確認して、その作業員に作業の割り当てをすることができるようになります。
・作業割当を担当するユーザ(以下「ディスパッチャー」という)に割り当てます。
<Field Service Scheduling>
・この権限が割り当てられたユーザは、作業割当をする画面に表示されるようになります。
・作業指示を受ける作業、作業報告を担当するユーザ(以下「作業員」という)に割り当てます。
<Field Service Mobile>
・この権限が割り当てられたユーザは、Field Service Mobile アプリケーションを利用できるようになります。
・Field Service Mobile アプリケーションでは、アプリをインストールしたスマホから作業指示を確認したり、作業報告をしたりできます。
・作業員に割り当てます。

ユーザの作成とライセンスの割り当て

下記ユーザを例に、ユーザの作成をして必要な権限セットを割り当てていきたいと思います!

1. ディスパッチャー兼システム管理者
2. 作業員

※Developer環境ではライセンス数の制限があるため、システム管理者とディスパッチャーは兼務とします。

1. ディスパッチャー兼システム管理者

<ユーザ作成>
下記内容でディスパッチャー兼システム管理者向けユーザの作成をします。

<権限セット割り当て>
権限セットを割り当てたいユーザを選択し、下にスクロールしていくと「権限セットの割り当て」というセクションが表示されます。

割り当ての編集をクリックすると権限セットの一覧が表示されます。
ディスパッチャー兼システム管理者向けのユーザには下記の権限セットを割り当てます。

<ディスパッチャー用権限セット>

Field Service Dispatcher License
Field Service Dispatcher Permissions

<システム管理者用権限セット>

Field Service Admin License
Field Service Admin Permissions
対象の権限セットを割り当てると、付属する権限セットライセンスが割り当てられます。

2. 作業員

<ユーザ作成>

下記内容で作業員向けユーザの作成をします。

<権限セット割り当て>
権限セットを割り当てたいユーザを選択し、下にスクロールしていくと「権限セットの割り当て」というセクションが表示されます。

割り当ての編集をクリックすると権限セットの一覧が表示されます。
作業員向けユーザには下記権限セットを割り当てます。

<作業員用権限セット>

Field Service Mobile License
Field Service Resource License
Field Service Resource Permissions

対象の権限セットを割り当てると、付属する権限セットライセンスが割り当てられます。

その他権限セットについて

今回はライセンスの制限により一部兼務としていますが、実際の担当者と権限の割り当てについては下記を参考にして設定してください。

<補足事項>

・Field Service Community Dispatcherについて

Field Service DispatcherとField Service Community Dispatcherがありますが、外部ユーザが作業員割り当てをするためのディスパッチャーコンソールを利用する場合には、Field Service Community Dispatcherを利用します。

・Field Service Self Serviceについて

表に記載していないField Service Self Serviceという権限セットは、作業員自身で自分の予定を作成したり予約したりできるようになるライセンスです。

・Field Service Integrationについて

表に記載していないField Service Self Serviceという権限セットは、システムインテグレーションユーザ用の権限セットです。
今回はSFSを利用するためにどのような種類のライセンスをユーザに割り当てるかに焦点を当てていますので、実際の金額や契約形態などの概要について知りたい場合は弊社にお問い合わせください。

次回のテーマ

次回のテーマは「事前準備」です。
SFSを利用するために必要な設定を行っていきます。
次回もお楽しみに!
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