2020.10.27

SkyVisualEditorを使ってSalesforceのローコード開発にまつわるモヤモヤを解消しよう

こんにちは、テラスカイの江田です。
だいぶ寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
私は冬の布団とパジャマを買い揃えたので、いつでも引きこもれます(笑)

ローコード開発ってご存じですか?


突然ですが、みなさんは「ローコード開発」という言葉をご存じでしょうか。
ざっくり言うと”プログラミングの専門知識はなくても業務用のアプリやシステムを作ることができる開発手法のこと”なんだそうです。

コードをたくさん書く通常の開発と比べて、マウス操作や最小限のコードでアプリを作ることができる。
コードが少ないから、「ローコード開発」なんですね。

「社内システムの老朽化」や「急な環境変化」へ対応するため、あらゆる企業でDXの必要性が叫ばれる中、「エンジニアは足りないけど、急ぎでシステムを立ち上げないといけない!」という背景から、このローコード開発を取り入れている例が増えてきているそうです。
(ローコード開発そのものについて、もっと詳しく知りたい方はこちらのブログをどうぞ!)

じつは、Salesforceもローコード開発ツールのひとつ!


”マウス操作や最小限のコードでアプリを作ることができる”。
この言葉、どこかで聞いたことはないですか?
そう、皆さんおなじみSalesforceも、ローコード開発ができるツールのひとつです!

正確にはLightningプラットフォームというものを使うことによって、誰でも手軽に、品質の高いアプリを作ることができるんだとか。
データベース作成やセキュリティ設定等の基本的な操作はドラッグ&ドロップで可能です。
もちろん、コードを書けばさらに色々なことができます。

元々の操作画面が使いやすいことに加えて、コミュニティや無料で学習できる「トレイルヘッド」という強い味方があるので、使い方が分からなくて途方に暮れるということもありません。

とはいえ、Salesforceの「標準画面」はなかなかシビア


プログラミングの知識がなくても、ローコード開発でいろいろなことが実現できる。
Salesforceはとても便利で、これがない仕事風景は考えられません。

「でも、どうしても使いにくい時があるんだよな…」
という声が聞こえてきた気がしました。

わかります、わかります。
コードを書く開発をしていないSalesforceの画面、即ち「標準画面」は、どうしても不便な時がありますよね。

思うようにいかないのは、このような画面ではないでしょうか。

1.画面の遷移が多い

 例えば、名刺情報を入力する時。
 新規顧客の場合は、まず取引先を作成する。
 次に取引先責任者の画面を開いて、新規作成を押して、保存。
 2人目がいる場合は、また新規作成を押して、保存。
 3人目がいる場合は…と、キリがないですよね。
 ひとつの画面で全部できたらいいのに!

2.柔軟に絞り込みができない

 例えば、取引先の一覧から複数条件で絞り込みしたい、という時。
 「いつ登録したか」「従業員規模は」「どのエリアか」等、絞り込みの条件はたくさんあります。
 グローバル検索では限界があるし、毎回ビューを作るのも面倒だし。
 定期的に同じ条件で抽出するとも限らないので、いちいちレポートを作るのもなんかシャクです。

3.最終的にはやっぱり手入力

 見積書や請求書など、Salesforceへの移行前に使っていた帳票は、そのままになっていませんか?
 せっかくデータがSalesforceにあるのに、それをコピー&ペーストするのも不思議な話です。
 合理的ではないけれども良い方法がなくて、そのまま…という方も多いのではないでしょうか。

他にもいろいろと思い浮かぶのではないでしょうか。
Salesforceに毎日助けられているからこそ、もどかしいシーンがありますよね…!

その悩み、SkyVisualEditorで解消できるかも!


さて、せっかくここまで読んでいただいているのですから、
ただ「Salesforceってたまに不便ですよね…」だけでは終わりませんよ。
ちゃんと解決策も用意しています。

上記に挙げたお悩みごとを解決するべく生まれたのが、SkyVisualEditorという画面開発ツールです。
マウス操作だけで、Salesforceの画面を思い通りにカスタマイズすることができますよ。

何を隠そう、プログラミング経験ゼロ、しがないアシスタントの私が、実際にSkyVisualEditorを使ってSalesforceを使いやすくアレンジすることに成功しています!
その実績を少しだけ自慢…いえ、ご紹介させてください。

1.画面の遷移が多い → 一発で複数オブジェクトのレコードを登録

 名刺を入力する時、どうしても画面の遷移が多くなりますよね。
 「取引先の新規作成」画面や「取引先責任者の新規作成画面」を行ったり来たり。
 そこで、取引先と取引先責任者を同時に作成できる画面を作ってみました!

 もちろん、入力できるのは取引先1社&取引先責任者1名だけではありません。
 「行追加」や「コピー」を利用すれば、複数の取引先責任者を1画面で入力できちゃいます。
 これで、名刺の入力業務が苦じゃなくなりました♪
 (作り方をブログにしています。実際の手順はこちらをご参照ください)


2.柔軟に絞り込みができない → 検索専用の画面で解決

 Salesforceの標準画面では、詳細な条件で検索するのに手間がかかっていました。
 そこで、検索専用の画面を作ることにしました!

 作成日や従業員数、都道府県など色々な条件での検索が可能です。
 検索条件の保存もできるのが便利ですね。
 これで、ビューやレポートを量産する必要がなくなりました。
 ウィザードに沿って設定していくだけで、こんな画面が作れるんです。
 (作り方ブログはこちら


3.最終的にはやっぱり手入力 → 帳票をそのままSalesforceの画面に!

 これまで使っていた帳票のひとつに、扶養控除申請書がありました。
 Salesforceの標準画面にデータを入れようとしたこともありましたが、
 やっぱり見慣れたあの用紙じゃないから、どうにもこうにも使い勝手が悪い。

 そこで、「既存の帳票を入力背景にする」というSkyVisualEditorの超便利機能を使って、
 帳票のレイアウトに沿って入力ができる画面を実現しました。

 標準画面だと何回もスクロールしないと入力できなかったものが、
 1画面内に収まるようになり、労務担当の人にとても喜んでもらえました♪
 画面の作成方法もカンタンなんです。
 いつも使っている帳票を「背景」に設定して、ドラッグ&ドロップで入力項目を配置していくだけ。
 (作り方ブログはこちら

まとめ


ついつい語りすぎてしまいました。
冒頭でお伝えした通り、誰でも短期間でシステムを作ることができる「ローコード開発」が欠かせなくなってきています。

私たちが日々使っているSalesforceのそのひとつですが、標準画面のレイアウトがネックで使いこなせない場面があるのも事実です。

そこで今回は、「SkyVisualEditor」という画面開発ツールをご紹介しました。
これがあれば、Salesforceのちょっと不便なところを改善して、よりスムーズにSalesforceを使うことができるようになります。
プログラミングの知識は不要で、マウス操作だけで画面を作成できてしまう点もポイントです。
なんせ知識ゼロの私ができたんですから、ハードルの低さは折り紙付きですよ!笑

短期間で、かつ限られた人数でシステムを完成させてなくてはいけない状況において
SalesforceとSkyVisualEditorの合わせ技が、あなたの組織をもっと楽にしてくれるかもしれません。

「実際に使ってみたい」という方のために、無料トライアルをご用意しています!
ぜひ、こちらのページからご確認ください。

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