目次
一難去ってまた一難
SKyVisualEditorを使って、取引先と取引先責任者を一度に入力できる画面を作成!
名刺入力が手軽になったおかげで、どんどんデータ入力が進みます♪
めでたしめでたし。
と、思っていたのですが。。。
Salesforceにデータが集まってきたからか、今度は
「過去3か月間に登録した取引先の一覧って、Salesforceですぐに出せるかな?」
「従業員数が300名~1000名の取引先を知りたいんだけど」
などなど、たくさんの質問が来るようになりました。
おなじみグローバル検索(画面上部の検索窓)では、これらの質問に答えられません。
質問があるごとに、ビューを作る羽目に…。
憔悴していた私を見かねて、製品開発本部の山下さんが声をかけてくれました。
「SkyVisualEditorで、検索画面テンプレートっていうのがあるよ。使ってみたら?」
検索画面テンプレートで何ができる?
検索条件を入れて「検索」ボタンを押したら、下に検索結果が表示されるページが作れるんですって!
山下さん曰く、SkyVisualEditorで最もよく使われているテンプレートではないか…とのこと。
これを使えば、毎回ビューを作らなくて済むし、質問に即座に答えることができるかも。
早速、取引先の検索画面を作ることにしました。
山下さん曰く、SkyVisualEditorで最もよく使われているテンプレートではないか…とのこと。
これを使えば、毎回ビューを作らなくて済むし、質問に即座に答えることができるかも。
早速、取引先の検索画面を作ることにしました。
1.まずは、検索画面テンプレートを選ぶ
まずは、SkyVisualEditor Studioにログインして、新規ページを作ります。
レイアウトマネージャで、[テンプレート]検索画面 を選択。
オブジェクトは取引先を選んで、Visualforceページ名を決めて、「OK」を押します。
レイアウトマネージャで、[テンプレート]検索画面 を選択。
オブジェクトは取引先を選んで、Visualforceページ名を決めて、「OK」を押します。
2.検索条件の設定をする
まずは、どの項目を検索条件にするか?を選びます。
未選択リストから検索条件に入れたい項目をクリックして、「▶」ボタンを押します。
(もしくはダブルクリックでもOKです)
未選択リストから検索条件に入れたい項目をクリックして、「▶」ボタンを押します。
(もしくはダブルクリックでもOKです)
従業員数を選択しようとしたら、リストの中に「従業員数」が2つ出てきました。
アイコンが2つの方を選ぶと、「200名以上500名以下」などの範囲で検索ができるようです。
企業規模で検索するなら、範囲指定の方が良いですね。
こっちにしましょう。
アイコンが2つの方を選ぶと、「200名以上500名以下」などの範囲で検索ができるようです。
企業規模で検索するなら、範囲指定の方が良いですね。
こっちにしましょう。
従業員数のほかに、作成日、都道府県などの項目を選択してみました。
「OK」をクリックして、検索条件の設定に移ります。
ここでは、実際に検索条件を設定する時のお作法を決められるようです。
どんなものがあるかというと…
「OK」をクリックして、検索条件の設定に移ります。
ここでは、実際に検索条件を設定する時のお作法を決められるようです。
どんなものがあるかというと…
①複数指定
チェックをつけると、or検索ができるようになります。
②デフォルト演算子
検索条件項目に初期設定しておきたい演算子を選択できます。
③演算子表示
チェックを外すと、画面に演算子の選択リストが表示されなくなります。
ちなみに演算子というのは、「次の文字列に一致する」「次の文字列を含む」などの検索条件のことを指します。
チェックをつけると、or検索ができるようになります。
②デフォルト演算子
検索条件項目に初期設定しておきたい演算子を選択できます。
③演算子表示
チェックを外すと、画面に演算子の選択リストが表示されなくなります。
ちなみに演算子というのは、「次の文字列に一致する」「次の文字列を含む」などの検索条件のことを指します。
私はどう設定したかというと
①取引先種別と、取引先ソースどちらも、「AかB」で絞込する可能性があるので、複数指定チェックしました。
②取引先名は、「会社名に”銀行”が入っているところ」などといった条件が多そうなので、デフォルトを「次の文字列に含む」にしました。
③演算子表示は、いったんすべてチェック(表示させる)にしています。
ここまで終わったら「次へ」をクリック。
これで、検索条件の設定は終了です。
もう全行程の半分ぐらいまで進みましたよ~~!
①取引先種別と、取引先ソースどちらも、「AかB」で絞込する可能性があるので、複数指定チェックしました。
②取引先名は、「会社名に”銀行”が入っているところ」などといった条件が多そうなので、デフォルトを「次の文字列に含む」にしました。
③演算子表示は、いったんすべてチェック(表示させる)にしています。
ここまで終わったら「次へ」をクリック。
これで、検索条件の設定は終了です。
もう全行程の半分ぐらいまで進みましたよ~~!
3.検索結果の表示設定をする
続いて、検索結果を表示するテーブルの設定を行います。
ヘルプドキュメントを見ながら各機能についてお勉強したので、皆様にもご紹介。
ヘルプドキュメントを見ながら各機能についてお勉強したので、皆様にもご紹介。
①テーブル種類選択
検索結果の参照のみにするか、レコードの新規追加・編集も可能なテーブルにするかを選べます。
検索結果が出てきたところで、そのまま編集できたら、とっても便利そうですね。
というわけで、「新規・編集可能テーブル」を選択してみます。
②テーブル機能
レコードの追加・削除ボタンや、選択削除機能などがあります。
面白そうなので、全部チェックしてみます。
③その他
検索条件の保存ができるんですね!!
保存したらどこから呼び出すんだろう…といった疑問はありますが、いったんはデフォルトのままにしておきます。
検索結果の参照のみにするか、レコードの新規追加・編集も可能なテーブルにするかを選べます。
検索結果が出てきたところで、そのまま編集できたら、とっても便利そうですね。
というわけで、「新規・編集可能テーブル」を選択してみます。
②テーブル機能
レコードの追加・削除ボタンや、選択削除機能などがあります。
面白そうなので、全部チェックしてみます。
③その他
検索条件の保存ができるんですね!!
保存したらどこから呼び出すんだろう…といった疑問はありますが、いったんはデフォルトのままにしておきます。
これで「次へ」をクリックします。
※後から変更できるので、「どの設定が望ましいかわからない!」という時は、
デフォルトのまま次に進んでみてください。
実際の画面レイアウトを見ながら調整をしていけるのも、SkyVisualEditorのいいところですからね~。
今度は、検索結果テーブルのヘッダー項目を選びます。
検索条件を選択したときと同じように、「▶」ボタンで選択済リストに追加していきます。
※後から変更できるので、「どの設定が望ましいかわからない!」という時は、
デフォルトのまま次に進んでみてください。
実際の画面レイアウトを見ながら調整をしていけるのも、SkyVisualEditorのいいところですからね~。
今度は、検索結果テーブルのヘッダー項目を選びます。
検索条件を選択したときと同じように、「▶」ボタンで選択済リストに追加していきます。
「次へ」を押すと、詳細パネル設定という文字が見えましたが…もう、私の頭は限界です。
ここまで来たら、「完了」ボタンを押しちゃいましょう。
ここまで来たら、「完了」ボタンを押しちゃいましょう。
デプロイしてみよう!
デプロイして、タブを作って画面を見てみましょう。
タブの作成方法は、前回のブログをご参照ください。
タブの作成方法は、前回のブログをご参照ください。
作ったページをユーザーさんに利用してもらおう!の手続き。 #シス管見習いの備忘録 vol.05
作ったページを実際に利用してもらうための設定を行いました。
デプロイした画面はこんな感じ。↓↓↓
検索条件を入力するテーブルがあって、検索ボタンがあって。
下には、検索結果が出てきそうなテーブルがありますね。
果たして、きちんと検索できるのでしょうか。
ためしに以下の条件で検索してみます。
・作成日が2018年11月~2019年1月の間
・従業員数が301名~1000名
「検索」ボタンを押すと…
下には、検索結果が出てきそうなテーブルがありますね。
果たして、きちんと検索できるのでしょうか。
ためしに以下の条件で検索してみます。
・作成日が2018年11月~2019年1月の間
・従業員数が301名~1000名
「検索」ボタンを押すと…
ちゃんと、条件に当てはまる取引先が出てきました!!
検索結果テーブルの種類を「新規・編集可能テーブル」にしたので、各項目が編集できるようになっていますね。
あれ、この前入力した「エッジコミュニケーション」さんの都道府県が”東京”になっています…(汗)
こっそり”東京都”に修正しておきましょう。
”東京”になってしまっている欄を書き換えて、真ん中にある「保存」ボタンを押すだけです。
検索結果テーブルの種類を「新規・編集可能テーブル」にしたので、各項目が編集できるようになっていますね。
あれ、この前入力した「エッジコミュニケーション」さんの都道府県が”東京”になっています…(汗)
こっそり”東京都”に修正しておきましょう。
”東京”になってしまっている欄を書き換えて、真ん中にある「保存」ボタンを押すだけです。
同じ画面上でそのまま編集して保存できるのは、便利ですね~!
おわりに
皆さん、お疲れ様でした。
今までは検索条件が変わるごとにビューを作っていましたが、これからはその手間がなくなりそうです♪
今までは検索条件が変わるごとにビューを作っていましたが、これからはその手間がなくなりそうです♪
検索画面テンプレートのメリットまとめ
1.毎回ビューを作らずとも、すぐ検索できちゃう
2.検索条件を変えて再検索、も楽々♪
3.画面を変えずに、そのままレコードの編集や追加ができる
1.毎回ビューを作らずとも、すぐ検索できちゃう
2.検索条件を変えて再検索、も楽々♪
3.画面を変えずに、そのままレコードの編集や追加ができる
今回はとてもシンプルな検索画面を作成してみました。
ですが、実際のユーザーさんたちはもっとスゴイ画面を開発されています!
スゴイ画面たちをまとめた「事例集」が無料でダウンロードできますので、ぜひ覗いてみてください。
ですが、実際のユーザーさんたちはもっとスゴイ画面を開発されています!
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SkyVisualEditor事例集
Salesforceユーザーが実際に利用している画面を事例公開中!SkyVisualEditorは、Salesforceの標準レイアウトでは実現できない自由なレイアウトを、Visualforceでコーディングすることなくドラッグ&ドロップで作成できるサービスです。
「実際に触ってみたいかも…!」という方には、体験セミナーがおすすめです!
シナリオに沿って、SkyVisualEditorでの画面開発が体験できるそうですよ。
毎月開催していますので、ご都合の良いタイミングでぜひ足を運んでみてください。
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「シス管見習いの備忘録」バックナンバー
01.プログラム経験は不要?誰でもできちゃうSalesforceの画面カスタマイズ
02.10分でできる!SkyVisualEditorの初期設定
04.ボタンひとつでLEXっぽいデザインに!入力フォームのレイアウト変更
05.作ったページをユーザーさんに利用してもらおう!の手続き。
06.人気ナンバーワン!検索画面テンプレートを使ってみよう(本投稿)
07.今まで使っていた書類がSalesforceで再現できちゃう?!自由レイアウトとは
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