2019.03.11
今まで使っていた書類がSalesforceで再現できちゃう?!SkyVisualEditorの自由レイアウトとは #シス管見習いの備忘録 vol.07
目次
まだまだ、改善の余地アリ!
これまでSkyVisualEditorを使って、名刺の入力画面や取引先の検索画面を作ってきました。
同僚からの評判も良く、役に立っている実感がじわじわと出始めてきたところです。
しかし、まだまだ使いづらい部分もあるようで…
今日は、同期のまりちゃんからこんな相談がありました。
同僚からの評判も良く、役に立っている実感がじわじわと出始めてきたところです。
しかし、まだまだ使いづらい部分もあるようで…
今日は、同期のまりちゃんからこんな相談がありました。
「扶養控除申請書のデータをSalesforceに入力することになったんだ。
自分で入力ページを作ってみたんだけれども、項目が多くて2列しか配置できないから困っていて…
画面が長くなっちゃし、紙の申請書と勝手が違うから入力しづらいし。
SkyVisualEditorで何とかならないかな?」
自分で入力ページを作ってみたんだけれども、項目が多くて2列しか配置できないから困っていて…
画面が長くなっちゃし、紙の申請書と勝手が違うから入力しづらいし。
SkyVisualEditorで何とかならないかな?」
ということで、まずはまりちゃん自作の標準画面を見せてもらうことに。
そっと、画面を閉じたくなりました。
これは何とかしてあげないといけません!
SkyVisualEditorを使えば、1行に項目をたくさん配置できるので
「画面が長くなってしまう」という悩みは解決できます。
ただ「紙の申請書と勝手が違うから入力しづらい」という点はどうでしょう…?
二人でうーん、うーんと悩んでいたら、通りがかりのノブ先輩が、教えてくれました。
「今使っている書類と近い形の画面を作りたいなら、自由レイアウトがいいかもしれないねぇ」
これは何とかしてあげないといけません!
SkyVisualEditorを使えば、1行に項目をたくさん配置できるので
「画面が長くなってしまう」という悩みは解決できます。
ただ「紙の申請書と勝手が違うから入力しづらい」という点はどうでしょう…?
二人でうーん、うーんと悩んでいたら、通りがかりのノブ先輩が、教えてくれました。
「今使っている書類と近い形の画面を作りたいなら、自由レイアウトがいいかもしれないねぇ」
自由レイアウトとは
自由レイアウトとは、なんでしょう?
テラスカイのホームページを見てみましょう。
テラスカイのホームページを見てみましょう。
”Salesforceのデザインにとらわれず、自由に画面をデザインできます。
既存書類と同等のレイアウトを作成したり、他のシステムやアプリケーションの入力フォームをSalesforceに再現したい場合などに利用します。”
既存書類と同等のレイアウトを作成したり、他のシステムやアプリケーションの入力フォームをSalesforceに再現したい場合などに利用します。”
今使っているフォーマットを”背景画像”にして、そのうえに自由に項目を配置できるそうです。
見た目は既存の書類とほぼ変わらないので、これまでのやり方に近い形で運用できる、と。
本当にそんなことが出来たら、まりちゃんも喜ぶはず!
さっそく使ってみましょう。
①背景画像の準備 ②背景画像の取り込み ③項目の配置 ④項目の設定
という流れで進めていきます。
見た目は既存の書類とほぼ変わらないので、これまでのやり方に近い形で運用できる、と。
本当にそんなことが出来たら、まりちゃんも喜ぶはず!
さっそく使ってみましょう。
①背景画像の準備 ②背景画像の取り込み ③項目の配置 ④項目の設定
という流れで進めていきます。
まずは背景画像を準備します
SkyVisualEditorを開く前に、まずは背景画像をSalesforceに登録します。
お使いのフォーマットがExcelやPDFの場合は、サポートされている形式(※)に変換してください。
扶養控除申請書の入力フォーマットはPDFで提供されているので、jpegに変換しました。
(※)2019年2月時点では、jpeg、pjpeg、png、x-png、gif、bmpがサポートされています
背景画像が準備できたら、Salesforceの「静的リソース」に保存します。
設定からプラットフォームツール→カスタムコード→静的リソース と進みます。
画面中央にある「新規」ボタンをクリックしてください。
お使いのフォーマットがExcelやPDFの場合は、サポートされている形式(※)に変換してください。
扶養控除申請書の入力フォーマットはPDFで提供されているので、jpegに変換しました。
(※)2019年2月時点では、jpeg、pjpeg、png、x-png、gif、bmpがサポートされています
背景画像が準備できたら、Salesforceの「静的リソース」に保存します。
設定からプラットフォームツール→カスタムコード→静的リソース と進みます。
画面中央にある「新規」ボタンをクリックしてください。
ファイルをアップロードして、「保存」ボタンを押します。
これで、Salesforceに背景画像が登録されました。
これで、Salesforceに背景画像が登録されました。
エディターで背景画像を取り込みます
ここまで来たら、SkyVisualEditorの出番です。
ログインして、新規作成ボタンを押すと、レイアウトマネージャーが出てきます。
「自由レイアウト」を選んで、オブジェクトを選択。
Visualforceページ名を入力して、「OK」を押します。
ログインして、新規作成ボタンを押すと、レイアウトマネージャーが出てきます。
「自由レイアウト」を選んで、オブジェクトを選択。
Visualforceページ名を入力して、「OK」を押します。
すると真っ白な画面が出てきますが、エラーではないので、安心してください。
まだ背景画像を選択していないので、真っ白な画面が出てくるだけなんです(^^)
早速、背景画像の取り込みをしましょう。
ページプロパティの中に「背景画像」という項目がありますので、まずはそれを探します。
「参照」ボタンをクリックして、先ほど静的リソースに登録した画像を選択しましょう。
まだ背景画像を選択していないので、真っ白な画面が出てくるだけなんです(^^)
早速、背景画像の取り込みをしましょう。
ページプロパティの中に「背景画像」という項目がありますので、まずはそれを探します。
「参照」ボタンをクリックして、先ほど静的リソースに登録した画像を選択しましょう。
扶養控除申請書の入力フォーマットが、背景画像として取り込まれましたね。
今のままだと画面から見切れてしまうので、調節します。
ページプロパティの「背景画像」の下に、色々と文言が追加されたことにお気づきでしょうか?
「画像をページサイズに合わせる」ボタンをクリックすると、背景画像がページ内に収まるようになります。
サイズの調整で縦横比がずれてしまった場合は、そのうえにある「縦横比を維持する」にチェックをつけてください。
今のままだと画面から見切れてしまうので、調節します。
ページプロパティの「背景画像」の下に、色々と文言が追加されたことにお気づきでしょうか?
「画像をページサイズに合わせる」ボタンをクリックすると、背景画像がページ内に収まるようになります。
サイズの調整で縦横比がずれてしまった場合は、そのうえにある「縦横比を維持する」にチェックをつけてください。
項目を配置していきます
背景画像の取り込みができたら、後はいつも通りです。
左側にある項目一覧(オブジェクトペインと呼ぶそうです)から項目をドラッグして、ページ内に配置していきます。
配置後、マウスで位置や大きさを調整しましょう。
左側にある項目一覧(オブジェクトペインと呼ぶそうです)から項目をドラッグして、ページ内に配置していきます。
配置後、マウスで位置や大きさを調整しましょう。
今回は項目数がとても多いので、途中でどこにどの項目を置いたか分からなくなってしまいました。
焦ってアレコレいじっているうちに気が付いたのですが、枠の上にカーソルを当てると、項目名が出てくるようです。
焦ってアレコレいじっているうちに気が付いたのですが、枠の上にカーソルを当てると、項目名が出てくるようです。
コントロールキーを押しながら複数項目を選択すると、まとめて大きさを揃えることができます。
終わった~!デプロイしよう!
そんなこんなで、全項目の配置が終わりました!
果たして、フォーマット上に入力ができるようになっているのでしょうか。
試しにデプロイしてみましょう。
果たして、フォーマット上に入力ができるようになっているのでしょうか。
試しにデプロイしてみましょう。
スゴイ。
ちゃんと、背景画像に設定したフォーマットの上に入力できるようになってます!
これなら、紙の申請書と入力画面の差異が少ないので、まりちゃんの手間もだいぶ減りそうです。
ただ、よ~く画面を見てみると、いくつか残念なところがあります。
・謎の[2019/03/01]という文字がある
・項目の位置が不ぞろい
・入力欄の文字のサイズが、枠の大きさと合っていない …などなど。
これらも、ちゃんと解決する方法がありますよ。
次回のブログでご紹介します。
ちゃんと、背景画像に設定したフォーマットの上に入力できるようになってます!
これなら、紙の申請書と入力画面の差異が少ないので、まりちゃんの手間もだいぶ減りそうです。
ただ、よ~く画面を見てみると、いくつか残念なところがあります。
・謎の[2019/03/01]という文字がある
・項目の位置が不ぞろい
・入力欄の文字のサイズが、枠の大きさと合っていない …などなど。
これらも、ちゃんと解決する方法がありますよ。
次回のブログでご紹介します。
続きは、次回!
今回、4つのステップのうち
①背景画像の準備 ②背景画像の取り込み ③項目の配置
まで終わりました。
次回は ④項目の設定 に挑戦してみます!
これまでSalesforceライクな画面しか作ってきませんでしたが、既存の書類に近い形の画面が作れるとは…。
まだまだSkyVisualEditorには、私の知らない魅力がありそう。
完成するのが今から楽しみです。
「自分も画面を作ってみたい!」という方には、体験セミナーがおすすめです!
シナリオに沿って、SkyVisualEditorでの画面開発が体験できるそうですよ。
自社で活用する際のイメージがより具体的になると思います♪
毎月開催していますので、ご都合の良いタイミングでぜひ足を運んでみてください。
①背景画像の準備 ②背景画像の取り込み ③項目の配置
まで終わりました。
次回は ④項目の設定 に挑戦してみます!
これまでSalesforceライクな画面しか作ってきませんでしたが、既存の書類に近い形の画面が作れるとは…。
まだまだSkyVisualEditorには、私の知らない魅力がありそう。
完成するのが今から楽しみです。
「自分も画面を作ってみたい!」という方には、体験セミナーがおすすめです!
シナリオに沿って、SkyVisualEditorでの画面開発が体験できるそうですよ。
自社で活用する際のイメージがより具体的になると思います♪
毎月開催していますので、ご都合の良いタイミングでぜひ足を運んでみてください。
「シス管見習いの備忘録」バックナンバー
01.プログラム経験は不要?誰でもできちゃうSalesforceの画面カスタマイズ
02.10分でできる!SkyVisualEditorの初期設定
04.ボタンひとつでLEXっぽいデザインに!入力フォームのレイアウト変更
05.作ったページをユーザーさんに利用してもらおう!の手続き。
07.今まで使っていた書類がSalesforceで再現できちゃう?!自由レイアウトとは(本投稿)
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