2022.04.27

【2週間】認定Pardotスペシャリスト資格に短期間で合格できた理由

こんにちは、テラスカイの江田です。
先日Salesforce認定アドミニストレーター資格を取得し、続いて認定Pardotスペシャリスト資格も取得しました!

勉強に充てた期間は、たった2週間。
なぜこんな短期間で習得できたかというと、テラスカイ・テクノロジーズ(SalesforceやPardotの保守・運用のスペシャリストを育成している、テラスカイのグループ会社)の研修に潜入し、4日間のトレーニングを受けてきたからです。

今回は認定Pardotスペシャリストの試験概要や、同社の研修についてご紹介します。

■関連記事:アドミンの勉強法まとめ
【Salesforce認定アドミニストレーター資格】個人的な勉強方法や心構えなど

試験概要と、受験した感想

認定Pardotスペシャリストは、Pardotによるマーケティングフローの設計・構築・実装の知識とスキルがあることを証明してくれる資格です。
2022年4月時点での試験概要は、以下の通り。

・問題数 :60問(すべて選択式)
・制限時間:90分
・合格率 :72%
・受験料 :20,000円


認定アドミニストレーター試験と比べて出題範囲が限られており、難易度はそこまで高くないと思います。

時間には余裕があるので、「こういう操作をしたら、どのような結果になるか」系の問題は焦らずじっくり考えましょう(早とちりすると間違えそうなひっかけ問題もちらほらあったので…)。
Engagement Studioやメールマーケティングに関する問題が多かったので、これから勉強する方は要チェックです!

※最新の情報は、Salesforceの資格一覧ページからダウンロードできる「受験ガイド」をご参照ください

テラスカイ・テクノロジーズって?研修はどんな感じ?

ここからは、私が潜入してきたテラスカイ・テクノロジーズの研修についてご紹介します。
同社では、IT未経験の方を社員として雇用し、数ヶ月のトレーニングで知識とスキルを身に着けてもらい、システム管理者としてお客様企業に派遣しています。

私は、4日間のPardotトレーニングを受講しました。
はじめの1日は、Pardotではなくマーケティングそのものについて学びます。
2日目・3日目はPardotの機能を理解し、実際にPardotを触ってみます。
4日目には、Pardotスペシャリストとして企業に派遣されることを想定した、「プロジェクトの心構え」なんていう講義もあります。

私が受講した回のタイムテーブルはこんな感じ

個人的には、マーケティングの基礎から教えてくれるのがありがたかったです。
マーケティングの流れが分からないままPardotの学習を進めると、どうしても機能名や操作手順だけが頭に入ってしまい、「この設定が業務にどう影響するのか?」がイメージしにくくなるからです。
1日目にマーケティングの基礎を学ぶことで、2日目以降の研修の質が大きく変わりました!

その後は、研修資料を確認しながら学習を進めること10日間。
無事に一発で合格できました。

Pardotの学習を通じて、マーケティングの楽しさも知ってほしい(講師にぷちインタビュー)

ここで、講師の伊藤さんにお話を聞いてみましょう。
伊藤さんはSalesforce歴15年のベテラン選手。
Pardotの好きな機能は、完了アクションだそうです。(便利ですよね)

-Pardotスペシャリストを取得するメリットってなんですか?
伊藤:
まず、知識を体系的に学べて、それが”資格”という形で保証される点がメリットのひとつです。資格はお客様にとっても分かりやすい証明になりますし、自信にもつながりますよね。

個人的には、「マーケティングの基礎知識が身についている」ことの証にもなるのも大きいと思います。
Pardotの操作を通じて、その土台にあるマーケティングの知識も自然と身につくからです。BtoBマーケターは特に人口が少ないと言われているので、この資格は市場価値の底上げにもつながるのではないでしょうか。


-教えるにあたって気をつけていることはありますか。
伊藤:
「せっかくトレーニングを受けるならば、楽しんでほしい」というのが念頭にあります。
自分は8年ほどテラスカイのマーケティング業務に携わっていて、「マーケティングって楽しい」と思っているんです。
その楽しさを、受講生のみなさんにも知ってもらいたいな、と。

だからこそ、「ただただPardotの説明をして終わり」という研修はしません。
マーケティングの事例やその裏にある戦略を説明したりして、マーケティングそのものに興味を持ってもらえるように心がけています。


-これから受験する人たちにアドバイスをください!
伊藤:
マーケティングに少しでも興味がある方には、ぜひチャレンジしてみてほしい資格です。
先ほどもお話しした通り、マーケターの人口は多くありません。
一人でも多くの方にマーケティングの楽しさが伝われば、そして、マーケターとして活躍してくれる人材が増えていってくれれば、と思います。

まとめ

これまでも実務でPardotを触っていましたが、お恥ずかしい話「とりあえず前任者から聞いた通りの手順で操作している」という機能もありました。
Pardotスペシャリストの勉強を通じて、各機能の目的をきちんと理解して操作することができるようになり、業務の腹落ち感も増しています。
ぜひみなさんも頑張ってみてください!

「独学じゃ不安」という方や、「せっかく勉強するんだったら、そのスキルを活かした仕事がしたい!」という方は、テラスカイ・テクノロジーズで一緒に勉強しましょう。
Pardotのお仕事に興味がある方は、ぜひこちらをご覧ください。
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