2026.10.13

【研修レポ】テラスカイ副社長・宮田が上越市の学校長向けに講演——企業と学校で育む未来のイノベーション人材

はじめに:テラスカイの「教育支援」の次の一手——受講者は「児童」から「先生」へ

テラスカイでは、2017年に新潟県上越市にサテライトオフィスを開設して以来、地域に根ざしたIT支援活動を推進してきました。これまで市内の小学校を中心に、プログラミングの出前授業(累計80回以上開催、受講児童数3,100人以上)や高校生の企業訪問の受け入れなどを通して、子どもたちへ未来の可能性を届ける取り組みを続けています。

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そして2026年8月には新たに、上越市内の学校長をはじめとする教育関係者48名を対象に「これからの社会に必要とされる人材育成を目指した学校づくり研修」を開催いたしました。
講師を務めたのは、株式会社テラスカイ 取締役副社長執行役員の宮田 隆司です。「教育界だけでなく、社会の声を聴き、学校運営に生かしたい」という学校長及び教育委員会からのご要望にお応えする形で実現しました。

「新しい社会で求められる力」とは?企業経営者の視点から語る人材像

講演は、これからの時代における「人材育成」をテーマに、「新しい社会で求められる力」と題して行われました。
産業構造が「大量生産・モノの所有」を中心とした工業化社会から、データ活用や新たな価値創造を重視する「DX時代・Society 5.0」へと大きくシフトし、さらに本格的なAI時代を迎えた今、社会の変化に企業・学校はどう対応していくべきか——。「人材」をテーマに企業経営の立場から、学校長をはじめとする先生方へ語りました。
宮田は、これからの企業が求めるイノベーション人材の条件として、単なる技術力や知識だけでなく、以下の資質を挙げました。
1.0から1を生み出す力・課題発見力と解決力
2.常識や前提にとらわれず、変化を恐れない挑戦心
3.土台となる「忍耐力・胆力」や「コミュニケーションスキル」
さらに、生成AIの台頭により人間の価値の重心がシフトするこれからの時代においては、「正しい答えを早く出す力」ではなく、「何が本当の問いなのかを見つける観察力や言語化力」、そして「推進力」と「判断力」が重要になるといった考えを伝えました。

企業と学校で協力し、未来のイノベーション人材を育てる

「企業が求める人材像」と聞いて、初等教育の現場からは一見離れた世界のように感じられた先生方もいたかもしれません。しかし、企業が求める「自ら目標を設定し挑戦する力」や「協働して課題を解決する力」は、現代の学校教育で子どもたちに育もうとしている資質・能力と深く重なっており、参加された皆様にとって新たな気づきの機会となりました。
社会の変化が急速に進む今、教育現場だけで次世代を担う人材を育てることには限界があります。受け入れ側である「企業」と、子どもたちを送り出す側である「学校」が共通の認識を持ち、手を取り合ってキャリア教育や学校づくりを進めていくことこそが、未来のイノベーション人材育成のカギとなります。私たちテラスカイも「出前授業」を通じて、子どもたちにITへの探求を深める機会を提供してまいります。

参加した学校長・教育者からのリアルな反響

研修後半には、「もし自分が異業種の経営者だったらどんな人材を求めるか」を考えるグループディスカッションやワークショップが行われ、活発な対話が交わされました。

参加された学校長様・教育関係者様からは、以下のような感想が寄せられました。
・「最先端を行く企業が求める人材像と、私たちが学校で育てたい子ども像が重なっていることを実感できた。今後のキャリア教育や学校運営にぜひ活かしたい。」

・「『受援力(人に頼り、助けを受け入れる力) 』や『Yes, and (受け入れて広げる)』という考え方が印象的だった。教職員集団の心理的安全性を高め、挑戦できる職場環境をつくる重要性を再認識した。」

・「教育界以外のトップから話を聞く機会は非常に新鮮で、視野が広がった。学校が変わるべき点や、子どもたちの将来を見据えた教育のあり方を深く考える契機となった。」

おわりに:地域社会と教育の未来をともに創るために

今回の研修を通し、学校長の皆様とこれからの時代に必要な人材育成について認識を深めることができました。

人材育成を学校だけに任せるのではなく、企業も共に取り組むこと、そして教育界と企業が視点を共有し補完しあう、交流の重要性を改めて実感しています。

テラスカイは今後も学校と地域社会をつなぐ架け橋として、教育現場に少しずつでも良い変化が生まれるよう、共に子どもたちの未来を育む取り組みを続けてまいります。
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