目次
via pixabay.com
はじめに
項目作成時にこのようなことを考えたことはないですか?
・オブジェクト内で類似項目を複数作成したい
・既存の項目を他のオブジェクトでも作成したい
・項目をコピーできたら作業効率が上がるのに...。
私自身も実案件でこのようなことを考えたことがあるので、本記事を読んでいただいている皆さんも1度は考えたことがあるかもしれません。
そんな時に役立つのがChrome 拡張機能「Salesforce DevTools(version 3.10.0)」です!
Salesforce DevTools を使用することで、同一オブジェクト内や他オブジェクトに項目を複製作成できます。どうしても単純作業になってしまいがちな項目作成にかかる時間を1分1秒でも削減することで、日々の業務をより効率的に行いましょう。
※本記事ではSalesforce DevTools のインストール手順は省いています。
・オブジェクト内で類似項目を複数作成したい
・既存の項目を他のオブジェクトでも作成したい
・項目をコピーできたら作業効率が上がるのに...。
私自身も実案件でこのようなことを考えたことがあるので、本記事を読んでいただいている皆さんも1度は考えたことがあるかもしれません。
そんな時に役立つのがChrome 拡張機能「Salesforce DevTools(version 3.10.0)」です!
Salesforce DevTools を使用することで、同一オブジェクト内や他オブジェクトに項目を複製作成できます。どうしても単純作業になってしまいがちな項目作成にかかる時間を1分1秒でも削減することで、日々の業務をより効率的に行いましょう。
※本記事ではSalesforce DevTools のインストール手順は省いています。
Salesforce DevTools で項目を複製する
同一オブジェクト内で項目を複製する
では早速Salesforce DevTools で項目を複製してみましょう。
※ここでは、カスタムオブジェクト内で項目を複製します。
※ここでは、カスタムオブジェクト内で項目を複製します。
Salesforce DevTools を開いたら、「Object Fields」をクリックします。
項目一覧の右上に表示されている「編集」ボタンをクリックすることで、項目の編集画面に遷移します。
コピーを作成したい項目にチェックをつけ、「Clone」ボタンをクリックします。
チェックをつけた項目の数だけ行が追加されます。
※「Clone」をクリックしただけでは項目のコピーは作成されません。
※「Clone」をクリックしただけでは項目のコピーは作成されません。
表示ラベルやAPI参照名を編集したら「保存」ボタンをクリックすることで、項目が複製されます。
他オブジェクトへ項目を複製する
前の操作と同様に複製したい項目にチェックをつけたら、複製先のオブジェクトを指定して「Clone To」ボタンをクリックすることで、他オブジェクトに項目を複製できます。
※この場合「保存」ボタンをクリックしなくても「Clone To」ボタンをクリックすれば、指定したオブジェクトに項目のコピーを作成することができます。
※この場合「保存」ボタンをクリックしなくても「Clone To」ボタンをクリックすれば、指定したオブジェクトに項目のコピーを作成することができます。
項目複製時の注意点
項目複製時に注意すべき点は4点あります。
注意点1:表示ラベルとAPI参照名
「項目の表示ラベル」と「API参照名」は、「コピー元で定義されている名前+数値」の形式で複製されます。必要に応じて適切な名前に書き換えてから保存しましょう。
注意点2:複製した項目が保存されるタイミングと数
水色の行の項目は、保存が完了していない項目を表しています。最後に必ず「保存」ボタンをクリックしましょう。
また、次の画像のように1度に3つ項目にチェックをつけて複製する場合、1度に保存される項目数は3つのみとなります。3つの項目にチェックをつけて「Clone」を2度クリックした場合は、「保存」の操作も2度行う必要があるのでご注意ください。
注意点3:項目複製時に編集できる内容
Salesforce DevTools で項目を複製する際に編集できる内容は、
・項目の表示ラベル
・API参照名
・桁数
・必須
の4つのみになります。
その他の設定内容は項目複製時に編集することができません。項目複製後にSalesforce の標準画面から項目を編集する必要がありますのでご注意ください。
また、項目レベルセキュリティについてはコピー元の設定がコピー先にも引き継がれますが、項目複製時に設定内容を変更することはできないため、同じく項目複製後にSalesforce の標準画面から項目を編集する必要があります。
・項目の表示ラベル
・API参照名
・桁数
・必須
の4つのみになります。
その他の設定内容は項目複製時に編集することができません。項目複製後にSalesforce の標準画面から項目を編集する必要がありますのでご注意ください。
また、項目レベルセキュリティについてはコピー元の設定がコピー先にも引き継がれますが、項目複製時に設定内容を変更することはできないため、同じく項目複製後にSalesforce の標準画面から項目を編集する必要があります。
注意点4:項目の複製ができないデータ型
Salesforce DevTools で複製できないデータ型も存在します。
同一オブジェクトでの複製(Clone)ができないデータ型
・主従関係 / 時間 / 参照項目(ルックアップ検索条件つき)
他オブジェクトに複製(Clone To)ができないデータ型
・参照項目(ルックアップ検索条件つき)
同一オブジェクトでの複製(Clone)ができないデータ型
・主従関係 / 時間 / 参照項目(ルックアップ検索条件つき)
他オブジェクトに複製(Clone To)ができないデータ型
・参照項目(ルックアップ検索条件つき)
まとめ
Salesforce DevToolsの特徴は以下の通りです。
・Salesforce DevTools で項目コピーが作成できる
・同一オブジェクト内かオブジェクトを跨いで項目の複製が可能
・項目複製時にに編集できる設定は限定されるが、類似項目を大量に作成するという目的であれば非常に効果的である
Salesforce DevTools は他にも、項目定義書のエクスポート / ERD図のエクスポート / Query Editor の使用など、さまざまな機能があります。
便利なツールを十分に活用することで、少しでも効率的に作業を行いましょう。
・Salesforce DevTools で項目コピーが作成できる
・同一オブジェクト内かオブジェクトを跨いで項目の複製が可能
・項目複製時にに編集できる設定は限定されるが、類似項目を大量に作成するという目的であれば非常に効果的である
Salesforce DevTools は他にも、項目定義書のエクスポート / ERD図のエクスポート / Query Editor の使用など、さまざまな機能があります。
便利なツールを十分に活用することで、少しでも効率的に作業を行いましょう。
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