2022.06.14

mitocoの導入方法!Salesforceがなくても利用できる?

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mitoco」は顧客管理機能がついたグループウェアで、mitocoは「Salesforce」上で動作しています。

ご存知かもしれませんが、Salesforceとは営業支援や顧客管理機能を備えたクラウド型のアプリケーションサービスのことです。

mitocoとSalesforceの関係について説明すると、SalesforceがWindowsのようなプラットフォームであり、そのプラットフォームの上で動作するのがmitocoです
では、mitocoを利用するのにSalesforceのライセンスは必要でしょうか?

「いいえ、必要ありません」

mitocoの利用には、別途Salesforceのライセンスを購入する必要はなく、mitocoのライセンス内にSalesforceライセンスの一部機能(顧客管理機能のみ)が含まれています。

そのため、mitocoは
・これまでSalesforceを利用いただいたことのない方
・すでにSalesforceをお使いの方
・コスト面でSalesforceを​​諦めていた方

も利用できます。

今回は、Salesforceライセンスを契約していないお客様がmitocoのライセンスを導入する手順について解説します。


全体の流れ

1.システム管理者を決める
2.「mitocoかんたんトライアル」の取得
3.Salesforceへ初回ログイン
4. mitocoの契約
5.「salesforce.com 組織 ID」の連絡
6.(ライセンス有効化後) 私のドメインを変更
7.mitocoの使用開始

* ここからのお話は、Salesforceを導入していないお客様がmitocoの申し込みをいただく場合の導入手順になります。他のケースでmitocoを利用する場合とは手順が異なりますのでご了承ください。

1. システム管理者を決める

システム管理者とは社員のPCや、社内ネットワークを管理したりする人のことですよね。
同様にmitocoに関しても管理者が必要です。

システム管理者は、
・Salesforceやmitocoの設定を変更
・一般ユーザーの作成
・mitocoワークフローの作成

などを行います。

後で詳しく説明しますが、システム管理者はトライアルを取得する前に決めておくことをオススメします。

2.「mitocoかんたんトライアル」の取得

新しくサービスを使い始める際、必要な設定が事前にされていたら便利ですよね?

さきほどmitocoのライセンスにはSalesforceのライセンスが含まれているとお伝えしました。

mitocoのライセンスがあれば、Salesforceが利用できます。しかしmitocoはSalesforceプラットフォームで動作するため、Salesforce環境の作成や各種設定は必要です。
これらの問題を一度に解決するためにmitocoかんたんトライアルの利用がオススメです。

mitocoかんたんトライアルでは、
・Salesforce環境の作成
・Salesforceへのmitocoのインストール
・システム管理者へmitocoとSalesforceのライセンス付与
・mitocoのセットアップ

などが自動で完了するので時間の節約につながります。

さっそく「mitocoかんたんトライアル」を使ってみましょう。

2.1 トライアルページを開く

以下のボタンをクリックしてmitocoのトライアルのページを開きます。

2.2 個人情報を入力する

URLをクリックすると、個人情報を入力するフォームが開きます。

ここで一つ注意点がございます。
先程軽く触れましたが、「mitocoかんたんトライアル」を取得する場合、トライアルを取得したユーザーがシステム管理者になります。よってmitocoのトライアルの取得にするのは社内のシステム管理者が情報を入力して取得するとよいでしょう。

mitocoかんたんトライアルフォーム

ユーザー名について
ユーザー名はメールアドレス形式で入力するため、一般的にはメールアドレスと同じものを入力します。

この「ユーザー名」について注意がありまして
「ユーザー名」は全てのSalesforce組織でユニークなものである必要があります。
つまり、入力したユーザー名が 他のSalesforce組織のユーザー名として使われていたり、過去に同じユーザー名でSalesforceを取得していた場合 「mitocoかんたんトライアル」の発行に失敗してしまいます。
「mitocoかんたんトライアル」の発行に失敗する場合は、上記に該当しないかご確認ください。

2.3 「デモデータなし」を選択

トライアルフォームの「mitoco組織の設定」の選択リストはデフォルトで「デモデータあり」になっています。ここを、「デモデータなし」を選んでください。

mitoco組織の設定

2.4 オプションの有無を選択

mitocoには「mitoco Work 経費」というオプション製品もあります。
mitocoと同時に「mitoco Work」製品も契約して導入する場合、該当するオプションを選びます。

オプションの設定

2.5 「サインアップ」を押してmitoco組織を作成する

一通りの入力が終わりましたら「サインアップ」を押します。

サインアップに成功すると成功すると2通のメールが届きます。

1通目 mitocoの申し込み完了メール
「mitocoかんたんトライアル」への申し込みが完了したことをお知らせするメールです。
このメールにmitocoのiPhoneやAndroidアプリを使うためのモバイルAPIキーの有効化について記載されています。

トライアル申し込み完了のお知らせ

2通目 ログイン情報が記載されたメール
「mitocoかんたんトライアル」組織へのログイン情報が記載されたメールが届きますので、URLをクリックして初回ログインを行います。ちなみにこちらのメールは約10分後に届きます。

ログイン情報が記載されたメール

3.Salesforceへ初回のログイン

ではいよいよmitocoのインストールされたSalesforce組織へのログインです。

先程の「ログイン情報が記載されたメール」を開き「今すぐログインするには」に表示されているURLをクリックします。

クリック後、「パスワードを変更する」という画面が表示されますので、パスワードを作成してください。
このパスワードはメモしておいておくと良いでしょう。

パスワード変更画面

パスワード変更後、Salesforceのホーム画面が表示されます。

Salesforceホーム画面

4. mitocoの契約

mitocoの「利用ライセンス数」と「利用開始日」をテラスカイに連絡します。
その後、テラスカイから必要な書類が送付されますのでそれらに記入の上、返送してください。

ちなみに今回の説明では、「2.『mitocoかんたんトライアル』の取得」の後に「4. mitocoの契約」としていますが、順番はどちらでもかまいせん。

5.「salesforce.com 組織 ID」の連絡

お客様が取得したトライアルを正式ライセンスに変更するため、「salesforce.com 組織 ID*」をテラスカイに連絡しましょう。

*「salesforce.com 組織 ID」とは、Salesforce組織を一意に特定するための番号のこと

「salesforce.com 組織 ID」は以下の手順で確認します。

salesforce.com 組織 IDの確認方法

1. ホーム画面の右上の「設定」をクリックします

設定をクリック

2. 開いた設定画面で「組織」と入力し、「組織情報」をクリック

組織情報をクリックする

画面右下の「salesforce.com 組織 ID」をコピーする。

salesforce.com 組織 IDをコピーする

このsalesforce.com 組織 IDをテラスカイにご連絡ください。

6.(ライセンス有効化後) 私のドメインを変更

mitocoを開くと、ブラウザのURLは以下のようになっていると思います。

https://mitocotrialXXXXX.lightning.force.com
(URLの例です)

せっかくmitocoを契約したのだから、mitocoのURLも自社独自のものにしたいと思いませんか?この前半のmitocoの部分は(空いていれば)お好きなURLに変更できます。
早速やってみましょう。

1. 先程のようにホーム画面から「設定」を開きます
2. 左上のテキストボックスに「ドメイン」と入力し、「私のドメイン」をクリック

私のドメインを開く

3.「私のドメイン」を入力する

私のドメインの設定

7.mitocoの利用開始

お疲れ様でした!

これでmitocoの設定はバッチリです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は「mitocoの導入方法!Salesforceがなくても利用できる?」について解説しました。
「mitocoかんたんトライアル」で発行すると非常にお手軽にmitocoを使い始めることができます。

今回説明しなかったユーザーの作成などの説明については、オンラインマニュアルもご覧ください。
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