2017.06.12

新卒入社者の研修について(2017年版)=前半=

4月に入社した新卒13名。既に入社から2か月が経過しました。

当社では、新卒入社者は4月から7月末までの4ヶ月間、みっちりと座学を中心とした研修を受講しますが、当社の新卒向け研修がどのようなものか、その内容について、前半と後半の2回に分けてお届けしたいと思います。

入社後2か月間は「Java漬け」の毎日

Day1
入社初日は、当社も「入社式」を行いますが、午後からは「入社オリエンテーション」を実施し、入社に関する手続きや社内見学、配布物の確認、PCなどのログイン、主要システムの確認などを行います。その後、HRチームによるマナー研修を実施し、初日は終了します。

Day2~2か月間
ここからが、プログラム未経験者にとっては、毎日が苦労の連続である「Java特訓道場」の始まりです。本年度からは、研修内容を大幅にリニューアル。今までは、外部のIT研修企業に研修内容の一部分を業務委託していましたが、今年からは、すべて内製化しています。

特に講師として、当社が誇るSalesforceMVP(日本にも数名しかいない)による、長期間の研修を、当社の新卒の方は受講することができます。クラウドコンピューティングの第一線で活躍するエンジニアによる講義のため、基礎はもちろんのこと、現場で役立つ実践ポイントまで、きめ細やかな内容を受講することができるので、他社とは一味違う、研修受講が可能です。

Java研修の総まとめである「模擬プロジェクト」、そして緊張のプレゼンテーション

5月に入ると、2か月間にわたった受講してきたJava「漬け」研修が、いよいよ、学んできたことを総括するパートに入ってきます。そのパートを、私たちは「模擬プロジェクト」と呼んでいます。

「模擬プロジェクト」では、自分で考えた「あったらいいなアプリケーション」を自分で企画し、設計し、そして開発を行うというものです。

いきなり開発に着手するのではなく、開発プロジェクトを一通り体験するという模擬訓練の形になっているため、必要なドキュメント類の作成や、スケジュール管理のためのガントチャートなど、すべて現実の開発プロジェクトと同じ手順や準備物を作成し、取り組みます。

模擬プロジェクトの期間は2週間。

2週間後、開発責任者の取締役はもちろんのこと、各自のメンター(新卒育成担当者のこと)や、各所属部門のマネージャーやメンバーなど大勢の聴衆の前で、社会人としては初のプレゼンテーションを行います。

こちら、本年度は6月1日に開催されましたが、発表する新卒全員が緊張した面持ちで、真剣にプレゼンテーションしていたのが印象的でした。

え?どのようなアプリケーションを新卒が企画・開発したですか?
・・・それは、「企業秘密」です。ご容赦くださいませ。

さて、以上で、前半の新卒向け研修のお話しは終了です。

この後、後半に続きます。
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