2022.08.02

【上越市で障がい者雇用の農福連携事業スタート】7月初めての収穫!出来栄えはいかに!?

ーはじめに

テラスカイでは、2022年5月より新潟県上越市内で障がい者を雇用し、野菜などを生産する農福連携事業をスタートさせました。

現在、上越農業チームには、4人の障がい者と管理者含め計5名が従事しています。
みなさん本格的な農業経験がないため、上越市内での障がい者就労支援事業者、「土の香工房」さんに農業指導を受けながらの始まりでした。

そして7月某日、いよいよ初めての収穫を迎えるとのことで、その様子をリポートしてまいりました!

ー栽培野菜は、ピーマン・新潟茶豆

さてまずは、栽培した野菜についてご紹介します。
初めての農作業ということもあり、比較的手間が掛からず・収穫までのスパンが短いという理由でピーマンを選定したそうです。
すぐに収穫できることで、モチベーションアップにも繋がりますしね。

そして、せっかくならばご当地ものも!という流れで、言わずもがな「新潟茶豆」にも挑戦してみたとのこと。
新潟茶豆は、見た目は小ぶりですが、芳醇な甘みとコク深い味わいが特長で、新潟県を代表するブランド枝豆です。

艶やかなピーマンと、収穫を待つ茶豆

ー炎天下にも負けず、元気に初収穫!

それでは、話を収穫当日に戻しまして。
私がお伺いした際は、雨続きの上越市が嘘だったかのような、夏空が復活していました。

農場の敷地面積は約40平方メートル、ピーマン7:茶豆3の割合で栽培しているそうです。
当日は障がい者の方は3名で、炎天下での作業となりました。
一緒に屈んで覗くと、枝葉の間から艶やかで大きなピーマンと、ふっくら実が詰まった枝豆が沢山なっていました。

みなさんは、互いに声を掛け合いながら、作物に傷がないか、サイズは小さくないかなど、いくつかのチェック項目をクリアした物だけを選別。              
日々の鍛錬からか、連携プレーは大したもので、あっという間にカゴいっぱいの作物です。
いやはや、この暑さの中、頭が下がります。

収穫風景

収穫をしてみての感想を、お一人にお伺いしたところ、
「若芽を取ったり、肥料を準備したり、ピーマンを育てるのは難しかったけど、たくさんとれてよかったです!」
と笑顔でコメントしてくださいました。

今後は、新たに葉物野菜や、ハーブの栽培にも挑戦してみるそうです。
益々の農場の賑わいに、期待しています!

ー早速ピーマン配布、社員も堪能

早速、収穫した”ピーマン”が、東京オフィスをはじめ大阪支店・名古屋支店・福岡支店・上越サテライトオフィスで配布されました。
さ~出来栄えはいかに、、、。
ピーマンの味が濃く、そして歯ごたえもしっかり。
美味しい!!初めての農作業でこれは、満足のいく結果ではないでしょうか。

社員からは、こんな声が届いています。
●ピーマンを美味しく頂きました。ありがとうございました。丸ごと和風だしでお揚げと炊きました。種まで美味しかったですよ。
●光沢があって、肉厚なしっかりとしたピーマンは、スーパーで見るものとは全然違っていて、美味しくてびっくりしました。

配布されたピーマン

また、先日東京オフィスのランチでも、農場のピーマンが使用されました。
「ピーマンと竹輪の塩昆布合え」として調理され、こちらも大好評でした!

東京オフィスのランチの様子

ー最後に

初収穫は、上越農業チームの努力で見事、無事に終えることができました。
夏野菜に舌鼓を打ちながら、次の新たな野菜にも思いを馳せつつ…。
食を通じて、立場・部署の違う社員同士が少しでも繋がりを感じ、さらなる一体感を醸成していければと思います。

テラスカイでは、「働きがいも経済成長も」をSDGs重点目標に掲げています。
サテライトオフィスを開設した新潟県上越地域での新たな雇用創出や地域貢献の為、引き続き、取り組みを強化してまいります。

こぼれ話

今回の様子を、有難いことに地元メディアの
方々にも取材いただきました。
緊張の中での初収穫、本当にお疲れさまでした!

撮影風景

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