目次
はじめに
ダッシュボードをSlack上でも見てみたい!という要望はありませんでしょうか?
2021年12月にSalesforce社がSlackを買収したことで
SalesforceとSlack間では様々なコラボレーション機能が増えています。
今回はその中でもWinter'23で強化されたレポート(ダッシュボード)とSlackの連携機能について紹介します。
2021年12月にSalesforce社がSlackを買収したことで
SalesforceとSlack間では様々なコラボレーション機能が増えています。
今回はその中でもWinter'23で強化されたレポート(ダッシュボード)とSlackの連携機能について紹介します。
レポート(ダッシュボード)とSlackの連携機能概要
まずはじめに、レポート(ダッシュボード)とSlackの連携機能について簡単に紹介します。
Winter'23のリリースより、すべての Salesforce ユーザが CRM Analytics for Slack アプリケーションを使用して Lightning レポートとダッシュボードを参照、検索、表示、共有、登録できるようになりました。
またレポートとダッシュボードの定期投稿も可能になっています。
今回は例として実際にSlackにダッシュボードの定期投稿を行います。
Winter'23のリリースより、すべての Salesforce ユーザが CRM Analytics for Slack アプリケーションを使用して Lightning レポートとダッシュボードを参照、検索、表示、共有、登録できるようになりました。
またレポートとダッシュボードの定期投稿も可能になっています。
今回は例として実際にSlackにダッシュボードの定期投稿を行います。
設定の流れ
1.SalesforceとSlackを連携する
①ドキュメントとリソースを確認 / 契約条件に同意
②Salesforce用Slackアプリケーションの有効化
③ユーザへSalesforce Slackアプリケーション権限を付与
④CRM Analytics for Slackをインストール
2.Slackでダッシュボードをスケジュール投稿する
では実際に設定を行っていきます。
①ドキュメントとリソースを確認 / 契約条件に同意
②Salesforce用Slackアプリケーションの有効化
③ユーザへSalesforce Slackアプリケーション権限を付与
④CRM Analytics for Slackをインストール
2.Slackでダッシュボードをスケジュール投稿する
では実際に設定を行っていきます。
1.SalesforceとSlackを接続する
まずはSlackとSalesforceを接続するための初期設定を行います。
設定 > Slack > Initial Slack Setup より、上から順に手順を実施します。
※見出し内の()はSalesforceでの作業かSlackでの作業かを示しています。
設定 > Slack > Initial Slack Setup より、上から順に手順を実施します。
※見出し内の()はSalesforceでの作業かSlackでの作業かを示しています。
①ドキュメントとリソースを確認 / 契約条件に同意(Salesforce)
まずは「ドキュメントとリソースを確認」「契約条件に同意」の内容を確認し、チェックを入れます。
②Salesforce用Slackアプリケーションの有効化(Salesforce)
次にSalesforce 用 Slack アプリケーションの有効化を行います。
Initial Slack Setup画面上のボタンからはうまく画面遷移されないことがあるため、
設定 > Slack > Slack Apps Setup > CRM Analytics for Slack から有効化を行いました。
Initial Slack Setup画面上のボタンからはうまく画面遷移されないことがあるため、
設定 > Slack > Slack Apps Setup > CRM Analytics for Slack から有効化を行いました。
アプリケーションの有効化が完了したら「Slackアプリケーションの選択を完了しました。」チェックにチェックを入れて次に進みます。
③ユーザへSalesforce Slackアプリケーション権限を付与(Salesforce)
次にCRM Analytics for Slackアプリケーションを使用するための権限をユーザに付与します。
レポートとダッシュボードの登録をするユーザには、
システム権限より以下の権限を含めた権限セットを作成し、権限セットの割り当てを行います。
・Salesforce を Slack に接続
・ダッシュボードへの登録
・ダッシュボードの登録: 受信者を追加
・レポートを登録
・レポートを登録: 受信者を追加
レポートとダッシュボードの登録をするユーザには、
システム権限より以下の権限を含めた権限セットを作成し、権限セットの割り当てを行います。
・Salesforce を Slack に接続
・ダッシュボードへの登録
・ダッシュボードの登録: 受信者を追加
・レポートを登録
・レポートを登録: 受信者を追加
④CRM Analytics for Slackをインストール(Slack)
権限セットの割り当て完了後、ユーザオブジェクトの権限を確認したら
実際にSlackへCRM Analytics for Slackをインストールします。
実際にSlackへCRM Analytics for Slackをインストールします。
Slackの画面を開き、Appの+マークよりCRM Analyticsを検索・選択します。
Slack app directoryに遷移したら「Slackに追加」ボタンを押下し、
Slackワークスペースへのアクセス権限を許可します。
Slack app directoryに遷移したら「Slackに追加」ボタンを押下し、
Slackワークスペースへのアクセス権限を許可します。
その後接続したいSalesforce組織にログインをして以下の画面が表示されたら、Slackへの接続は完了です。
2.Slackにダッシュボードをスケジュール投稿する
Salesforce組織とSlackを接続したら、Slack上でダッシュボードをスケジュールします。
設定は以下の手順で行います。
1. CRM Analyticsアプリケーションのホームタブに遷移
2. 対象ダッシュボード(レポート)の右側「︙」を押下
3. 「詳細を表示」を選択
4. 「登録」を選択
5. スケジュールの条件を指定
また、指定できる内容は以下の通りです。
日 :全曜日
時間 :1時間ごとの24時間
送信先 :個人(ダイレクトメッセージ)とチャンネル
Snapshot :スナップショットを含むか否か
設定は以下の手順で行います。
1. CRM Analyticsアプリケーションのホームタブに遷移
2. 対象ダッシュボード(レポート)の右側「︙」を押下
3. 「詳細を表示」を選択
4. 「登録」を選択
5. スケジュールの条件を指定
また、指定できる内容は以下の通りです。
日 :全曜日
時間 :1時間ごとの24時間
送信先 :個人(ダイレクトメッセージ)とチャンネル
Snapshot :スナップショットを含むか否か
これで設定は完了です。
設定したダッシュボードがSlackに定期投稿されるようになりました。
設定したダッシュボードがSlackに定期投稿されるようになりました。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
レポートやダッシュボードをメールで定期送信することも可能ですが、
普段コミュニケーションにSlackを利用している場合
Slackと連携することでより見やすく、投稿に気づきやすくなるのではないかと思います。
SalesforceとSlackを連携することで定期通知などの業務省力化につながってくると思いますので
是非活用してみていただければと思います。
レポートやダッシュボードをメールで定期送信することも可能ですが、
普段コミュニケーションにSlackを利用している場合
Slackと連携することでより見やすく、投稿に気づきやすくなるのではないかと思います。
SalesforceとSlackを連携することで定期通知などの業務省力化につながってくると思いますので
是非活用してみていただければと思います。
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