2026.02.04

Omnichannel Inventoryの初期設定とアクセス権限(Winter '26)

Just a moment... (40120)

はじめに

Omnichannel Inventory(以降OCI)は、在庫管理アプリケーションです。
Commerce Cloudや、Order Managementと標準機能で連携することができます。
Winter '26の新機能で、OCIに対するユーザのアクセス権限を細かく設定できるようになりました。
本ブログでは、OCIの初期設定とアクセス権限について紹介します。
なお、Order ManagementやOCIの機能については、下記の記事を参考にしてください。

OCIの初期設定

OCIの有効化

「設定」の「クイック検索」で「Omnichannel Inventory」と検索し、「Omnichannel Inventory」をオンに設定します。

Omnichannel Inventory 有効化

ロケーションの設定

ロケーションレコードを新規作成し、「ロケーション名」、「外部参照」を入力し、「OCIと同期」をオンに設定し、保存します。

ロケーションの設定

ロケーショングループレコードを新規作成し、「ロケーショングループ番号」「外部参照」を入力し、「有効」「OCIと同期」をオンに設定し、保存します。

ロケーショングループの設定

ロケーショングループの関連リストから、ロケーションを割り当てます。

ロケーショングループ割り当ての設定

ロケーションとOCIの同期

OCIとロケーション、ロケーショングループを同期するために、ロケーション管理の変更の「変更を確定」をクリックします。
続いて、「確定」をクリックします。
※ロケーションの追加、変更が発生する度に必要な操作です。

ロケーション管理の変更

ロケーション管理の変更を確定

在庫の確認

OCIの初期設定は完了しました。
「在庫を追加」をクリックします。
「ロケーション」「SKU」「手持在庫数量」「安全在庫数量」を入力し、「保存」をクリックします。

在庫を追加

SKUを追加

「SKU」「ロケーショングループ」を入力し、「在庫データを取得」をクリックします。
登録した「手持在庫数量」「安全在庫数量」を確認します。

在庫データを取得

ユーザのアクセス権限

Winter '26の新機能で下記の権限セットが追加されました。
No. 権限セット名 アクセスレベル
1 Omnichannel Inventory マネージャー すべてのアクセス権
2 Omnichannel Inventory 小売業マネージャー 制限付きアクセス権
3 Omnichannel Inventory マーチャンダイザー 参照のみアクセス権
OCIを使用するためには、「Omnichannel Inventory」アプリと、権限セットのユーザ割り当てが必要です。
従来の権限セットでは、すべての機能にアクセス権限を与えていました。
そのため、ロケーション管理や在庫の編集等の不要な操作を許可していました。
今回のWinter '26 新機能の追加では、適切な権限付与を可能にしています。
さらに、ロケーション、ロケーショングループの共有設定と組み合わせることで、より柔軟な権限制御を行うことも可能です。
以下は、各権限セットを割り当てた場合のOCIホーム画面です。

Omnichannel Inventory マネージャー

可能な操作
・ロケーション管理 > ロケーション管理の変更
・在庫を追加、インポート、インポート履歴を参照
・UIからの在庫編集

Omnichannel Inventory マネージャーのOCI

Omnichannel Inventory 小売業マネージャー

可能な操作
・在庫を追加、インポート、インポート履歴を参照
・UIからの在庫編集

Omnichannel Inventory 小売業マネージャーのOCI

Omnichannel Inventory マーチャンダイザー

可能な操作
・在庫参照

Omnichannel Inventory マーチャンダイザーのOCI

おわりに

OCIの初期設定とアクセス権限を紹介しました。
今回の新機能で、細かな権限制御を行うことが可能になりました。
今後も機能拡張が期待されるので、注目していきたいです。

参考

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