2018.09.27

Dreamforce2018 day2:Integration Keynote

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Dreamforceも2日目に突入いたしました。
大阪の勝田が、Integration Keynoteで発表された「MuleSoft Anypoint Platform」について
紹介いたします。

Dreamforceの過ごし方

本題に入る前に、Dreamforce初参加の私が2日間をどのように過ごしてきたか、
雰囲気をつかんでいただくためにも、ちょっと紹介しておきますね。
お祭りの雰囲気がそうさせるのか、外国であるからかわかりませんが、
普段はやらないようなことも積極的に楽しんでしまいました。

Integration Keynote

さて、本題です。

まずKeynoteの名称ですが、
「Integration Keynote:MuleSoft Connect Every App,Data and Device」となっていました。
Integration Cloudという名称は使われておらず、略称もMulesoftに統一されているようです。

連携ツールとしての基本的な考え方は、予め用意されている基本的なAPIを組み合わせて
再利用可能なAPIを構築し、各APIをつなげることで連携フローを作り出します。
この「再利用可能(Reuse)」という部分がポイントでKeynoteでは何度も繰り返されていました。
この背景には以下の2つの理由があります。

・従来の開発手法では開発スピードが遅く、世界の変化についていけない
・BigData、AI、Mobile、IoTという多様化するデータに対して開発リソースは一定

開発リソースの問題は、少子高齢化が進む日本においてはより深刻な課題と思われます。

統合すべきデータは増えるが開発リソースは一定
下図の例では、プロセス層のCustomer 360のAPIはeCommerce、Support、Mobileの
3つの画面層から共通的に呼び出され、システム層で外部システム(SAP、MySQL等)と
つながっています。
最初にSupport用にCustomer 360のAPIを作っておいて、それを他の画面層からも再利用する
イメージです。
もちろん、必要になればSalesからも使うことができると思います。

APIの構築はフローベースのインターフェイスで行います。
フローは左から右に流れてゆき、分岐、パラレル化、ループ処理などの連携処理に不可欠な要素は
一通り揃っているようです。
このフローの中に別のAPIを組み込むこともできるようです。

データ変換時の項目マッピングはTransformを選択することで行えます。
項目と項目を線で結ぶ形式です。
線が結ばれると出力側のデータプレビューが動的に変化するのが印象的でした。

デモではマッピングすべき項目を自動的に判定して、一括マッピングする機能も披露されました。

なんと、開発したAPIをLightningコンポーネントとしてSalesforce上に埋め込むデモも
披露されました。
どのようにLightningコンポーネント化しているのか、まだまだ不明な部分はありますが、
Salesforce上に外部のデータが表示されると歓声があがり、Keynote内で最も盛り上がった瞬間でした。
やはり、皆さんSalesforce上で動くところを見ると興奮するようですね。

なお、開発したAPIはAppExchangeのように公開することが可能であり、
ISVが開発したAPIを利用する機構も用意されるようです。
一見したところ、Mulesoftが開発したものも含めて、既にかなりの数が用意されているようです。

最後に

弊社はDataSpider Cloudという、クラウドベースの連携ソフトウェアを提供しておりますので、
どのような差異があるのか注目しておりました。
日本のビジネス習慣に合わせた様々な課題(Excelの利用、機種依存文字、複雑なビジネスロジックへの対応等々)に直面する可能性はありますが、ブースで開発者の方に直接質問したところ、
日本のマーケットも視野にいれて取り組んでゆくと熱意をもって話されていました。

日本のEAI市場への黒船となるのか、今後も注目してゆきたいと思います。
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