新製品 SuPICE の紹介セッションをDreamforce会場の1つであるマリオットホテルで現地時間の16日(水)に行いました。
朝早くのセッションだったにも関わらず会場は満席で、製品説明とデモの後の質疑応答時間では時間いっぱいまで質問が止まらず、注目度の高さを感じられるセッションでした。
さて今日はその場でいただいた質問を含め、FAQに答えたいと思います。
Q. SuPICEはいつから使える?
米国には2015年12月にリリース予定。
Q. SuPICEを使うにはどうすればいいか?
A. SuPICEはAppExchangeで公開されるので、そこからインストールするだけで使える。
Q. SkyVisualEditorとSuPICEは似た製品に思えるが、その違いは?
A. 次の違いがある。
・SkyVisualEditorはVisualforce Page画面を作成するツール
・SuPICEはLightning Componentという画面の構成部品を作成するツール
そしてLightning Componentとしては次の3種類がある。
(a) Standard Components ・・・ Salesforceにより作られた部品
(b) AppExchange Components ・・・ パートナー企業が作成し、AppExchangeで公開している部品(例: 弊社の Multi-View Calendar など)
(c) Custom Components ・・・ ユーザー企業等が独自にソースコードを書いて作る部品
SuPICEは本来コードを書かないと作成できない(c)のCustom ComponentをDrag&Dropだけで作成出来るようにするツールである。
Q. SuPICEで作ったComponentsはどうやって使うの?
A. Salesforceが提供するLightning App Builderを使って利用者向けの画面に仕立て上げる。つまり、Salesforce1向けのモバイル画面を作成することも、Lightning Experienceのデスクトップ向け画面に配置する部品としても使える。
Q. Salesforceが似たようなものを作らないか?
A. 米国SalesforceのLightning Componentの開発チームとコミュニケーションしていて、Salesforceが開発するものと被らない製品になっている。今回の製品はSalesforceも非常に歓迎してくれている。
Q. SuPICEで作ったComponentsのソースコードを直接直して微調整したらその変更は取り込まれるか
A. ソースコードの直接修正は、今のところ取り込まれない。
Q. 自分が作ったCustom Componentsの改変に使えるか?
A. この目的には使えないが、SuPICEの画期的なUIで同じ機能のものをDrag&Dropで作れるかもしれないので、試して欲しい。
Q. 自分が作ったVisualforce Pageを編集できるか?
A. SkyVisualEditorではVisualforce Pageを読み込んでDrag&Dropで編集できる機能を用意している。SuPICEでも同じようにVisualforce Pageを読み込んで編集できるようになる機能がロードマップ上にある。