前回「B2B Commerceで何ができる?」というタイトルで商品管理体系をご紹介しましたが、第二弾はグローバル対応についてご紹介します!
前回の記事はこちら
海外用に別途専用のサイトを構築するよりも同じサイトで複数ロケール対応を行えた方がサイト管理やグループ企業への導入を行う上でも便利になりますよね。
B2B Commerceでは1つのECサイト内で複数の言語、通貨に対応ができます。
その方法について、今回は解説します。
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海外用に別途専用のサイトを構築するよりも同じサイトで複数ロケール対応を行えた方がサイト管理やグループ企業への導入を行う上でも便利になりますよね。
B2B Commerceでは1つのECサイト内で複数の言語、通貨に対応ができます。
その方法について、今回は解説します。
多言語表記について
B2B Commerceでは国際化オブジェクトを利用して、複数言語の設定を行います。
言語設定は1か所ではなく、商品、ページラベル、メニューなど各オブジェクトでの設定が必要です。
具体的には以下のオブジェクトが対象となります。
言語設定は1か所ではなく、商品、ページラベル、メニューなど各オブジェクトでの設定が必要です。
具体的には以下のオブジェクトが対象となります。
オブジェクト | 内容 |
---|---|
CC商品 | 商品名や商品説明 |
CCページラベル | ECサイトの項目名 |
CCメニュー | ナビゲーションメニューなどのメニュー名 |
CCカテゴリ | カテゴリ名 |
CCプロモーション | 画像やバナー表示 |
■ストアフロントの設定
まずはストアフロント(ECサイト)に対して、どの言語に対応するのかを設定します。
上記例では日本語以外に英語、イタリア語を設定しています。
■オブジェクトの言語設定
CC商品を例に設定方法を説明します。
ちなみに、項目ラベルの「I18N」とは「Internationalization(国際化対応)」の省略名です。単語が長いのでIとNの間に18文字あるよということを表して省略をしています。
サブメニューやカテゴリについても上記例では一部日本語のままとなっていますが、項目ごとに言語登録を行うと同一サイト上で言語の切り替えができます。
ただし、上記の例でお気づきかもしれませんが通貨設定はまた別の場所で行います。
ただし、上記の例でお気づきかもしれませんが通貨設定はまた別の場所で行います。
通貨設定について
通貨については各通貨に対する価格リストを作成し、そのリストに紐づけて対象の通貨での商品単価を登録します。
イメージとしては円表記用の価格リストとドル表記用の価格リストを別に管理するイメージです。
地域(ロケール)によって同一商品でも単価が異なることもある為、別の価格リストとして管理できるようになっています。
イメージとしては円表記用の価格リストとドル表記用の価格リストを別に管理するイメージです。
地域(ロケール)によって同一商品でも単価が異なることもある為、別の価格リストとして管理できるようになっています。
おわりに
B2B Commerceではコーディングをすることなく、設定にて言語、通貨の登録が行えます。そのため、管理商品が増えたり、対象のロケールが増えたりした際も、比較的容易に対応できる仕組みとなっています。
その他B2B Commerceについての情報も引き続き当ブログにて発信していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
当ブログでは標準カスタマイズでの対応方法が中心となりますが、その他B2B Commerceの開発系の話に関しては下記記事もご参照ください。
その他B2B Commerceについての情報も引き続き当ブログにて発信していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
当ブログでは標準カスタマイズでの対応方法が中心となりますが、その他B2B Commerceの開発系の話に関しては下記記事もご参照ください。
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