2024.09.30

Salesforceのリリース作業は時間がかかる?Salesforce開発者のお悩みを解決③|Flosum

このブログは、2023年10月に開催された「TerraSkyDay2023」のセッション
「Salesforceリリース効率化!Salesforceアドミン女子が語る新しいリリースの仕方」を、ブログ形式にまとめたものです。
Salesforce標準リリースツール「変更セット」を使ったときのお悩みを解決してくれる、AppExchange製品「Flosum」についてご紹介していきます!

本ブログのシリーズは3本目で最終回となります。
前回の1本目2本目のブログはこちらをご参照ください。

(おさらい)Salesforceの標準リリースツール「変更セット」とは

Salesforceでリリースする機能と言えば変更セットです。
皆様も利用されたことがあるのではないでしょうか。
標準で用意されている機能のため多くのSalesforce開発者がご利用になっていると思います。
変更セットはすぐに利用できる&わかりやすいUIの反面、お悩みも多々あります、、、

変更セットの詳細について下記のサクセスナビ、ブログの内容をご参照ください。

テスト環境を活用しよう|Sales Cloud|Salesforce サクセスナビ
変更セットによる運用組織へのリリース時あるある - TerraSkyBase

Salesforceのリリース管理ソリューション Flosumとは

FlosumとはSalesforceプラットフォーム上でリリース作業が完結するAppExchangeツールです。
変更セットのお悩みを解決してくれる機能が豊富にあります!
例えば
 ・リリース資材の過不足を事前にチェック
 ・リリース資材を同一組織・複数組織へ反映
 ・リリース資材のバージョン管理
などなどです。
それでは変更セットでのリリース作業のお悩みとFlosumによる解決方法をご紹介していきます!

Salesforceの変更セットのお悩み⑤リリース完了までに時間がかかる

変更セットは作成にも時間がかかりますが、リリースの準備ができた後もリリースを実行するために待機したり、問題があった場合は手作業で切り戻しをしたりなど全リリース作業を完了するまでに時間がかかってしまいます。

Flosumではリリースのスケジュールが可能!問題があった場合は切り戻しもできる

リリース資材をまとめた対象のBranchの画面から、移行先の組織とスケジュールを設定するだけで簡単にリリースをスケジュールできます!
夜間リリースなど特別動作確認が必要のない項目だけのリリースやラベル名変更などは、
事前にスケジュール登録してリリースすることができます。

他にもFlosumにはリリース資材取得機能のSnapshot作成のスケジュール実行や、テストクラスのスケジュール実行も可能です!

リリース後に不具合等があった場合はこちらもリリースした対象のBranchの画面から、対象の組織、切り戻したいリリース、切り戻ししたい資材を選択するだけで簡単に実行できます。

さらに、アクションを組み合わせてリリースの自動化の仕組みを作ることが可能!

スケジュール設定のほかに、Pipelineという機能でもリリースを自動化できます。
Pipelineではリリース、検証、ロールバック、Webhookなど様々なアクションがあります。
自動化するアクション、成功した場合のステップ、失敗した場合のステップを順番に設定していくだけで簡単に自動化の仕組みが作成できます!

一例として下記のような仕組みを作ることができます。
①まずはPartial環境に対して検証を行う
 成功の場合 リリース
 失敗の場合 WebhookでSlackなどに問題を通知
②同じ様にFull環境に検証を行う
 成功の場合 リリース
 失敗の場合 前の環境のPartialのリリースをロールバック・Webhookで問題を通知

まとめ

いかがでしたでしょうか。
Flosumの機能でさらにリリース作業が効率化されることがイメージいただけましたでしょうか。
こちらのシリーズでは3本にわたってリリース管理ツールのFlosumについてご紹介させていただきました。
Salesforceのリリースについてお悩みをお持ちの方はぜひFlosumをご検討いただければと思います。

2週間のFlosumトライアルもご用意しておりますので、ご希望の場合は下記よりご連絡下さい。
お問い合わせ: https://www.terrasky.co.jp/contact/support/index.php
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