2018.11.29

10分でできる!SkyVisualEditorの初期設定 #シス管見習いの備忘録 vol.02

こんにちは、製品開発本部の江田です。
前回のブログでは、「SkyVisualEditorを使えば、マウスの操作だけで画面デザインができるらしい」ということをお伝えしました。

今日は、SkyVisualEditorを使うための初期設定をやってみたいと思います。
30日間は無料で使えるそうなので、ぜひみなさんも一緒にやってみてください!

はじめに:初期設定の流れ

SkyVisualEditorの初期設定に必要な手順は、3つだけ。
 1.Studioのインストール(Studioが何者かは、後で説明します!)
 2.Salesforce側の設定
 3.StudioとSalesforceを繋ぐための設定
ちなみに私がやってみたところ、10分かかりませんでした。
先輩は「俺なら3分で出来るね!」と言っていました。本当かな…

1.Studioのインストール

SkyVisualEditorでは、簡単に画面をデザインするための専用のツールがあります。
それが「SkyVisualEditor Studio」です。
Studioで画面を作って、それをSalesforceに適用させるという流れになるそうです。
※この適用のことを「デプロイ」と呼ぶそうです。先輩に”これだけは覚えとけ”と言われました

「スタジオ」というと撮影する場所というイメージしかないんですが、本来は写真家・芸術家などの仕事場という意味なんですって。
つまり、私たちは画面を自由に作る芸術家ってことです。
なんだか格好いいですね。

さて、Studioを使うためには、ユーザ登録が必要です。
こちらのページにアクセスして、画面下部にある「無料登録」ボタンをクリックします。

必要事項を入れて、「登録」を押してください。
登録が無事に完了したら、ログインURLと仮パスワードが書かれたメールが届くはず。
URLをクリックして、パスワードのリセットも終わったら、
「最新のWindows版ダウンロードはこちら」というボタンをクリックします。

あとは、ウィザードに従っていけばOK。
無事にインストールできたら、次はSalesforceの設定に移ります。
具体的には、AppExchangeというものをインストールするんだそうです。
早速やってみましょう。

2.Salesforce側の設定

これでStudioが使えるようになりました。
ですが、せっかく画面を作っても、Salesforceで表示できなくては意味がありませんよね。
そこで次に行うのが、Salesforce側の設定です。
具体的には、AppExchangeというものをインストールするんだそうです。
早速やってみましょう。

まず、SkyVisualEditorのAppExchangeサイトを開きます。
右上に「今すぐ入手」というボタンがあるので、そちらをクリック!

あとは、ガイダンスに沿ってボタンを押していくだけ。
途中で「本番組織とSandboxどちらにインストールしますか?」と聞かれます。
Developer Editionを使っている方は、「本番組織」の方になるので、ご注意ください。

その次に、「どのプロファイルのユーザにインストールしますか?」と聞かれます。
これは会社によって異なりますので、分からない時はシステム管理者さんに確認すべし!です。
私はいったん「すべてのユーザ」にしておきました。

この画面が出たらおっけーです。
「完了」をクリックしたら、そのまま次の設定もやってしまいましょう。
自分がデザインした画面を他の社員にも見てもらうため、ライセンス付与というものをやります。
(SkyVisualEditorでデザインした画面を見るためには、ライセンスが必要だそうです)

画面の中央にある「ライセンスの管理」というボタンをクリックします。
※さっきの画面、もう閉じちゃったよ!という方は、Salesforceの設定画面で、管理→アプリケーション→インストール済みパッケージ へと進んでください。

現時点では、一覧に自分の名前しかないはずです。
「ユーザの追加」ボタンを押して、画面を見てほしい社員さんを追加していきましょう。

(無料お試し版では2人分のライセンスがもらえます)

3.StudioとSalesforceを繋ぐための設定

Studioのユーザ登録に続き、Salesforceの設定も終わりました。
よし、今日の仕事はおしまい!帰ろう!

…と思ったら、先輩に引き止められました。
最後に、StudioとSalesforceを繋ぐための設定が残っていたのです。
IPアドレスというものを使って、Salesforceに「このStudioからのアクセスは許可してね」とお願いするんだそうです。

Salesforceの設定画面で、設定→セキュリティ→ネットワークアクセス へと進みます。
画面の真ん中にある「新規」ボタンをクリックしてください。

開始アドレスと終了アドレスに「176.34.50.109」と入力します。
これで、StudioからSalesforceへの接続ができるようになります。

Studioにログインしてみよう

これで初期設定は完了です。
正しく設定できたか確認してみましょう。

Studioを開いて、手順1で設定したユーザーID・パスワードを使ってログインします。

Salesforceのユーザ名とパスワードを入れたら…

こんな感じの画面、出てきましたでしょうか?
無事にこれが表示されていれば、成功です!!

今度こそ画面を作ります

みなさん、お疲れ様でした。

さて、次はいよいよ使いやすい画面を作っていきます!
名刺入力の時に取引先を作って、取引先責任者を作って…と繰り返すのが面倒なので、それが一発でできる画面が作れたらいいなぁ。
牛の歩みで進んでいきますが、温かく見守っていただければと思います。

「次のブログなんて待ってられん!無料で使える間に、色々試してみたい」という方は、こちらをご覧ください。
実際に他の方が活用している画面の作成方法が載っています!

「シス管見習いの備忘録」バックナンバー

01.プログラム経験は不要?誰でもできちゃうSalesforceの画面カスタマイズ

02.10分でできる!SkyVisualEditorの初期設(本投稿)

03.まずはやってみよう。ささっと作れる名刺入力画面

04.ボタンひとつでLEXっぽいデザインに!入力フォームのレイアウト変更

05.作ったページをユーザーさんに利用してもらおう!の手続き。

06.人気ナンバーワン!検索画面テンプレートを使ってみよう

07.今まで使っていた書類がSalesforceで再現できちゃう?!自由レイアウトとは

08.自由レイアウトで、ユーザーさんがサクサク快適に入力できる画面を作ろう!

09.入力画面さえあれば、すぐに参照用の画面が作れるらしいぞ!

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