2025.06.17

Salesforce エンジニアの情報収集術

Just a moment... (36814)

はじめに

今回はSalesforceの情報収集について自分が持っているコツやノウハウ整理を行いたいと思います。
一般的なテック系の情報収集に加えて、Salesforceならではのコツがあるのではと思っておりますので、情報収集術についてご紹介します。

1. 公式の開発者ガイドや公式ヘルプのナレッジ記事

例として公式のApex 開発者ガイドを取り上げます。

開発者ガイドを見る時のコツはSalesforceのバージョンに注意することです。Salesforceは年3回バージョンアップがあり、そのたびにAPIバージョンが上がるので、組織内のApexクラスのバージョンとガイドのバージョンが合っているかは注意する必要があります。
またGoogle検索の結果で英語のページだけヒットすることもありますが、左下もしくは右下の言語選択から日本語を選ぶと日本語で見られる場合もあります。

2. Trailblazer Community

Salesforceは特にコミュニティ活動が活発です。コミュニティで質問をすると有識者から回答をもらえる場合も多いです。個人的に有名なもの取り上げますと、「質問広場~初心者から上級者まで~ 日本 」というグループは活発にやりとりがなされているように思います。

3.Salesforceの公式イベント

先日もTDX Tokyoが実施されましたが、Salesforceが提供する最新機能の情報を入手や、トレンドを掴むのにはこういった公式イベントに参加するのが最も近道だと思います。
このような公式イベントで最大級のものは、年一回サンフランシスコで実施される Dreamforce です。
弊社ブログにはDreamforceについてのレポートが多くありますので、ぜひご覧ください!

3. Salesforce Stack Exchange

Salesforce Stack Exchangeは海外の技術系コミュニティサイトである"Stack Over Flow"のSalesforce版のようなものです。
特に個別開発系のエラーを調査する際には、自分自身お世話になっています。
Salesforceならではのワードでのタグ検索にも対応しており、ざっと情報収集したい時にはとても重宝します。

4. 国内テック系ブログサイト

この記事を見ている方にはあえて挙げる必要はないかもしれませんが、QiitaやZennなどが有名かと思います。
Salesforce系の記事は以前はあまり多くなかったのですが、最近はとても増えてきている印象です。
ZennとQiitaどちらにもトレンド機能があり、広く情報収集をしたい時には便利な機能です。

5. 企業系テックブログ

数多くの企業様がSalesforceに関する情報発信をしていますが、今回は弊社のTerrasky Baseのおすすめの使い方を2つ紹介します。

1つ目は人気のキーワードというところからキーワードを選択していくと、関連するキーワードが表示されるので、芋づる式に気になったキーワードを選択して行き、興味のある記事を見つける方法です。

2つ目は移転前のブログにはなりますが、月別のアーカイブを調べていく方法です。
情報は古いものもありますが、現在でも通用する根本的な技術に関する記事やTipsなどが記載されているので、時折巡回してみると思わぬ発見や学びがあったりします。

6. 勉強会

先述したように、Salesforceはコミュニティ活動が活発なことも特徴の一つだと思いますが、中でも有志の方々実施している勉強会は特におすすめです。
個人的に有名・参加人数が多いもので言うと、年に一回開催されている「Japan Dreamin’ 」「Salesforce Architects Meetup」が挙げられるかと思います。

私自身何回か参加させていただきましたが、自社だけでなく、他社との方々との交流を通して、技術的な交流・情報交換ができるのが大きな魅力です。
こうした勉強会内ではLTも盛んに実施されており、どれに参加しても新たな学びがあると感じています。

今挙げたもの以外のコミュニティ活動も盛んなので、ぜひ探してみて下さい!

おわりに

Salesforceについて情報を収集する際の、コツやノウハウなどについてご紹介しました。
この記事をご覧の方々のSalesforce体験向上に繋がればなによりです。
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