岩井です。
本日はDay2。Einstein Keynoteについてリポートしたいと思います。
基調講演でも取り上げられて、今年の目玉の1つと位置付けられているらしいEinstein Voiceを中心に、Einsteinが目指す世界について語られました。
まず、Einsteinが目指すものについて。
Einsteinはユーザ企業とカスタマーへ価値を提供するために、
・DISCOVER
・PREDICT
・RECOMMEND
・AUTOMATE
の4つのいずれかを提供するもの、と定義付けられていました。
本日はDay2。Einstein Keynoteについてリポートしたいと思います。
基調講演でも取り上げられて、今年の目玉の1つと位置付けられているらしいEinstein Voiceを中心に、Einsteinが目指す世界について語られました。
まず、Einsteinが目指すものについて。
Einsteinはユーザ企業とカスタマーへ価値を提供するために、
・DISCOVER
・PREDICT
・RECOMMEND
・AUTOMATE
の4つのいずれかを提供するもの、と定義付けられていました。
中でも、今回の目玉はWinter'19からパイロット提供される予定のEinstein Voiceのアシスタント機能でした。
そもそも、Einstein VoiceってGoogleやAWSが提供する音声認識と何が違うんでしょうか?
GoogleもAWSも、音声認識についてはこれまでの蓄積もあり、なかなかの精度で音声を認識し、テキスト化することが可能になりました。
単純な音声認識だとしたらEinstein Voiceは後発ということになります。
ではどのように差別化されるのでしょうか。
デモでは、Einstein Voiceに向かって自然な話しかけを行うと、そこから商談、取引先を特定し、必要なアクションを類推し、レコードのアップデートやToDoの作成を行う様子が見れました。
ここでは、話しかけている人や、話している内容から、Einsteinが同名の何人もの取引先責任者の中から、ふさわしい人物を特定して動作します。
また、自社の独特の用語や、商談プロセスなども理解して、それに従った動作を学習する、といった説明もありました。
そもそも、Einstein VoiceってGoogleやAWSが提供する音声認識と何が違うんでしょうか?
GoogleもAWSも、音声認識についてはこれまでの蓄積もあり、なかなかの精度で音声を認識し、テキスト化することが可能になりました。
単純な音声認識だとしたらEinstein Voiceは後発ということになります。
ではどのように差別化されるのでしょうか。
デモでは、Einstein Voiceに向かって自然な話しかけを行うと、そこから商談、取引先を特定し、必要なアクションを類推し、レコードのアップデートやToDoの作成を行う様子が見れました。
ここでは、話しかけている人や、話している内容から、Einsteinが同名の何人もの取引先責任者の中から、ふさわしい人物を特定して動作します。
また、自社の独特の用語や、商談プロセスなども理解して、それに従った動作を学習する、といった説明もありました。
デモの中ではAmazon EchoからEinstein Voiceを呼び出したり、Google Homeから呼び出したりとしていたのですが、実際にはEinstein Voiceにとっては音声認識はオマケみたいなもので、こうした自社の言葉と振る舞いを覚えて、「わが社のEinstein」となるところが1番のポイントで、それはCRM・SFAを提供するsalesforceだからこそ実現可能なAIの姿がどんなものかを示していると思いました。
更に、Einsteinファミリーの事例として、Sales向けにミシュラン、Service向けにHuluが紹介されました。
Sales向けのアシスタント機能として、Analytics、Opportunity Scoring、Prediction Builder、Next Best Action、Visionの5つが紹介され、中でもパイロット提供されるNext Best Actionが特に強調されていました。
商談の状況や目標の進捗に応じて、取引先に対して、取るべき次のアクションがEinsteinによって提示されます。データが更新されるとすぐに新たなアクションが提示され、新商品のトレーニングを推奨する様子も見ることができました。
商談の状況や目標の進捗に応じて、取引先に対して、取るべき次のアクションがEinsteinによって提示されます。データが更新されるとすぐに新たなアクションが提示され、新商品のトレーニングを推奨する様子も見ることができました。
また、Service向けには、Analytics、Case Classification、Next Best Action、Botsの4つが取り上げられ、中でもパイロットのCase Classificationと、Botsが特に強調されていました。
Einsteinが過去のケースを学習して、自動的にケースの種別を判断するようになるCase Classification。それから、Botの新たな会話スキルとして、宣言的手法で支払い方法の追加の設定を行うと、Webチャット上で即座にクレジットカード登録の自動応答が動き出すといったデモが行われました。
Einsteinが過去のケースを学習して、自動的にケースの種別を判断するようになるCase Classification。それから、Botの新たな会話スキルとして、宣言的手法で支払い方法の追加の設定を行うと、Webチャット上で即座にクレジットカード登録の自動応答が動き出すといったデモが行われました。
全体的には、新機能を追加しながらも、先に挙げた4つのカテゴリ、
・DISCOVER
・PREDICT
・RECOMMEND
・AUTOMATE
が如何にしてSales CloudやService Cloud上で提供され、それが企業や従業員、顧客にとってのメリットとなり得るのか。そこを強く訴える内容で、AIについての技術先行ではない、分かりやすいAIの活用が示され、「AIの民主化」を掲げて登場したEinsitenが、リチャード・ソーチャーらの活躍でエンタープライズでの実用化に向けて、着実に進歩していることを実感できるKeynoteでした。
Einstein、今後も目が離せません。
・DISCOVER
・PREDICT
・RECOMMEND
・AUTOMATE
が如何にしてSales CloudやService Cloud上で提供され、それが企業や従業員、顧客にとってのメリットとなり得るのか。そこを強く訴える内容で、AIについての技術先行ではない、分かりやすいAIの活用が示され、「AIの民主化」を掲げて登場したEinsitenが、リチャード・ソーチャーらの活躍でエンタープライズでの実用化に向けて、着実に進歩していることを実感できるKeynoteでした。
Einstein、今後も目が離せません。
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