2017.11.09

Dreamforce2017 day2:Salesforceのセキュリティと認証の未来&Big Objects と Async SOQLでBig Dataのチャンピオンになる

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はじめに

Dreamforce 2日目が始まりました!鍬田です。

今回は「Salesforceのセキュリティと認証の未来」と「 Big Objects と Async SOQLでBig Dataのチャンピオンになる 」というセッションについてレポートします。

Salesforceのセキュリティと認証の未来

Salesforce Authenticator 3.0

次世代Salesforce Authenticatorのデモが行われました。
※2017年11月時点でSalesforce Authenticatorの最新バージョンは2.10系です。

今回はモバイルのBluetoothを使用してSalesforceにログインしています。

ログインの流れは下記の通りです。

1. PCからSalesforceのログイン画面を開く
2. ユーザIDのみ入力してログインボタンを押下する (※パスワードは未入力)
3. モバイルのAuthentiatorを開いてアクセスを許可する
4. 認証が成功してホーム画面が表示される

上記画像はBluetoothログインが成功した画面になります。

さらに、Bluetooth通信が切れると自動でログアウトするという驚きのデモでした。

所感

「次世代はパスワードレス認証が基本だぞ!」という強いメッセージをひしひしと感じたセッションでした。

昨年に「Lightning Login」というパスワードレス認証機能がリリースされていますので
パスワードから解放されたい方はトライしましょう!

Big Objects と Async SOQLでBig Dataのチャンピオンになる

Salesforceでの大量データに対するソリューションとして、「BigObjects」と「AsyncSOQL」を紹介しているセッションに参加してきました。

Big Objects

Big Objectsとは?

Winter18で正式リリースされたばかりの機能です。
まず大きく2種類に分類されます。

・標準BigObjects‥‥項目監査履歴製品の一部としてFieldHistoryArchive にデータが格納されます。

・カスタムBigObjects‥‥独自にMetaDataAPIを使用して定義します。通常のカスタムオブジェクトとは内容が異なるので学習が必要です。また、サフィックスが「__b」になります。

<ユースケース>
・顧客の360°ビュー ‥‥ 販売時点データ、注文および品目、ゲスト関係データ、ゲストインタラクションなど詳細情報

・監査と追跡‥‥分析やコンプライアンス用


セッションでは、データ容量の制限がないと紹介していましたが、確信が持てないので調査中です。

Big Objectの定義作成方法

下記のようなmetadataを作成しデプロイします。
Force.com IDE 、Mavensmate、jsforceなど使用すれば容易にデプロイ可能です。

BigObjectsへのデータの作成(Apex)

BigObjectsとSObjectの比較

Report & DashBoardは使えないのですが、後述するAsyncSOQLを使って
サマライズしたデータをカスタムオブジェクトにデータを保持して、簡易BIのように使用する案も紹介されていました。

BigObjectsと標準/カスタムオブジェクト型の相違の回避方法

~チェックボックス編~

~数式、選択リスト型編~

チェックボックス型をはじめ、標準/カスタムオブジェクトのすべての型に対応しているわけではないので、型変換を考慮する必要があります。
~インデックス~

BigObjectsの主な注意事項

・一度デプロイするとオブジェクトの修正や削除はできません。

・BigObjects、標準オブジェクト、およびカスタムオブジェクトの両方を含むトランザクションをサポートしません。

・Trigger、Flow、プロセス、Salesforceアプリなどの機能は利用できません。

Async SOQL(非同期SOQL)

特徴としては以下の通りです。

・大量データが取得可能
・ガバナ制限からの解放(タイムアウト制限、件数の取得制限が適用されない)
・index不要

集計時にタイムアウト制限、件数の取得制限に悩むことがあるので、これはよい機能ですね!

WorkBentchからのAsycSOQLテストデモ

下記のURIにHTTPリクエストを送信します。通常のREST APIと一緒ですね。
※Async SOQL to SObjects (Pilot)はAPIバージョン39以降でないと動作しません。
https://{yourInstance}.salesforce.com/services/data/v41.0/async-queries/
リクエストURI

Async SOQL to SObjects (Pilot)

Asyc SOQLからダイレクトにオブジェクトにデータを作成する機能(Pilot)がリリースされました。

今回はBigObjectsに直接データを作成する処理のデモ画像です。

また、Async SOQLのHTTPレスポンスに「jobId」が含まれているので、jobのステータスを監視することで完了確認が可能です。

上記のようなjsonをBodyに設定してRest APIでコールするだけなので、WorkBentchやcURLなどツールを使えば容易かと思います。

Apexからのデータアーカイブ例

非同期SOQL と Async SOQL

・即時性を求めて少量データならSOQL
・即時性を求めず大量データを扱うならAsync SOQL
と使い分けましょうという話ですね。

上記のAsync SOQLのエラーについては、「BackgroundOperationResult」オブジェクトから内容を取得できます。

おわりに

はじめてdreamforceに来ましたが、毎年1000をも超えるセッションがあり、人があふれ返りサンフランシスコは熱気に包まれています。まだまだ2日続くので情報を仕入れて「TerraSky Power Night」で共有したいと思います。


<Dreamforceフィードバック勉強会>

今年もやります!『TerraSky Power Night Dreamforce Feedback!! 』
Dreamforceに参加したテラスカイのエンジニアが、現場の生の情報をテクノロジーカットでお伝えします。
またとないこの勉強会にぜひご参加ください。Dreamforceについて語り合いましょう!


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