こんにちは。製品開発部の河本です。私は普段SkyVisualEditorチームで開発をしているのですが 、 展示会やイベントでブースに立つこともあり、お客様との会話の中で連携についてもお話することがあります。 そこで今回、SkyOnDemandブログにもお邪魔させていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、この「SkyOnDemand」は2008年10月から提供を開始しているサービスですが「なんかいろいろできるみたい!」ってざっくり思われている方も多いかと思います。 実は私もその一人で、「いろいろなものと連携できるんです~。」 と紹介したりしているのですが、実際にどのような使われ方が多いのかな?とふと思いまして、分析してみました。
では早速、利用方法上位3位をカウントダウン形式で発表していってみたいと思います。
SkyOnDemandはどんな使われ方してるの?カウントダウン!
第3位 帳票出力
第3位はExcelアダプタ、PDFアダプタ(※オプション)を利用した帳票出力でした。 この連携だけで「SkyOnDemand」を利用しているというわけではありませんが、セールスフォースから自動で、ExcelやPDFの帳票(見積書や請求書)を作成したい、というリクエストは多いようです。 また、帳票を作成した後は、セールスフォースの該当レコードに紐づけてファイルを添付したり、外部のFAX配信サービスやメール配信サービスにデータを渡し、配信をしているケースもありました。
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第2位 外部(クラウド)サービスとの連携
第2位は外部(クラウド)サービスとの連携です。中でも多いのがAWSアダプタを利用したSalesforceの添付ファイルをAWS S3に格納するというものです。 ほかにも弊社の案件では外部のクラウドサービスを利用しリード獲得しそのリードをSalesforceへ連携するなどがよく利用されています。
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第1位 基幹システムとの連携
第1位は、やはり社内の基幹システムとの連携でした。 基幹システムの顧客マスタや商品マスタをセールスフォースに定期的に渡したり、 セールスフォースで受注した販売データを基幹システムに日次で連携したり、といった使い方です。 使用されてるアダプタは、CSVアダプタが断然トップでした。 基幹システムにはCSV出力は機能として持っているので、それを読み込んでSalesforceなどの外部のサービスに連携するというものに利用されていました。 尚、最近ではVPNオプションを利用し、DBアダプタで基幹のデータベースに直接連携をしているといった事例も増えているようです。
ここまで、上位3位までを発表したわけですが、他にもTwitterと連携や、Gmailと連携、決済代行サービスとの連携、BEMS(ビル内のエネルギー監理システム)連携など、面白い事例もたくさんありました。
これからのSkyOnDemandを利用した連携
では、今後の「SkyOnDemand」は?ということで、先日開催されました弊社イベント「TerraSky Day 2015~クラウドの先になにがある~」でも発信していたのですが、 現在の集計では基幹システムとの連携が第1位ではありますが、有名な会計システムをはじめ基幹システムもどんどんクラウド上でサービス展開してきています。 きっと近いうちに外部(クラウド)サービスとの連携と順位が入れ替わるのではないでしょうか!
そんな未来に備えて、アダプタも豊富でクラウド連携でも実績のある「SkyOnDemand」が活躍していけるのではないかと思っています。 中でもおすすめな機能として、「Amazon SQS アダプタ」を使った連携です!クラウド間での連携ではどちらかがメンテナンス中だった場合というのを想定に入れなければなりませんので 「Amazon SQS アダプタ」をつかって処理実行の予約をしておくと、復旧時には連携してくれるという安心な機能です。

もう一つはシステムにおける負荷分散です。処理が遅くなってしまっては利用者にも迷惑が掛かってしまいます。 そこで「ロードバランシングトリガー」を使って処理の分散をしておきましょう! 「ロードバランシングトリガー」を使えば うまく処理を振り分けてくれますのでたくさんの処理リクエストが来た場合にも安心です。
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最後は営業的になってしまいましたが、「SkyOnDemand」には、まだまだ紹介できていない便利なアダプタ、便利な機能もございます。これを読んで気になられた方はお気軽にお問合せ頂ければと思います。