はじめに
皆さんこんにちは(*´▽`)ノ゙
製品開発本部 開発部の塚本です。
梅雨の足音が聞こえつつある今日この頃・・・
皆さんは、いかがお過ごしでしょうか(´‐`*?)
3回目の投稿となる「SkyOnDemand Blog」は、Excelアダプタの新機能紹介です。
SkyOnDemandがV4.0にバージョンアップをして早2ヶ月が経とうとしていますが、
新機能が紹介しきれていません(´▽`;A
「皆さんにぜひ使用してほしい新機能が日の目を見ないのは勿体ない!」
立て続けになってしまいますが、新機能紹介をさせてくださいm(*_ _)m
「セル指定読み取り」はじめました
皆さんは、以下の場合、どのようにしていたでしょうか(´‐`*?)
- 特定のセルの値だけを読み取りたい
- いくつかのセルの値を読み取りたいけど、読み取りたいセルが飛び飛びになっている
SkyOnDemand V3.3まで「セル指定書き込み」はありましたが「セル指定読み取り」はありませんでした。
そのため、特定のセルだけを指定して値を読み取るためには、一工夫する必要がありました。
値を読み取りたいセルの数だけ「シートから読み取り」を使用し、それぞれ開始条件と終了条件を定義することで特定のセルの値を読み取ります。
うん、値を読み取りたいセルの数しだいでは、手間がかかります(_ _|||)
みんなで一工夫をしないと手間がかかる作業に「セル指定読み取り」を使用してさよならしましょう!
「セル指定読み取り」の使い方
以下の見積書を使用して「セル指定読み取り」の使用方法を見ていきます。
(この見積書は架空です。実在の見積書とは関係ありません。)
会社名と税込合計金額を読み取りたい場合は、以下のように設定すると読み取れます。
- デザイナを開き「セル指定読み取り」を配置します
- 必須設定のタブに必要な情報を入力します
- ファイル
必須項目です。
読み取りたいデータがあるExcelファイルのパスを入力します。 - セル設定/シート名
読み取りたいデータがあるExcelファイルのシート名を入力します。 - セル設定/セルアドレス
必須項目です。
読み取り対象となるセルアドレスを入力します。 - セル設定/セル名
読み取り対象となるセルのセル名を入力します。
Mapperのスキーマに表示されます。 - セル設定/型
必須項目です。
読み取り対象となるセルの型を選択します。
- ファイル
読み取ったデータをCSVファイルに書き込む場合、スクリプトは以下のようになります。
CSVファイルに読み取ったデータが書き込まれました!
おわりに
いかがでしたでしょうか(´‐`*?)
「セル指定読み取り」1つだけで複数のセルを1度に読み取れますので、必要なデータをピックアップして読み取ることができます。
「セル指定読み取り」で帳票のヘッダ部分を読み取って親オブジェクトに、「シートから読み取り」で帳票の明細部分を読み取って子オブジェクトにとExcelアダプタの機能を組み合わせてSalesforceにデータを連携することだって可能ですヾ(*゚ー゚*)ノ
工夫いらず手間いらずで特定のセルの値だけを読み取れる「セル指定読み取り」をぜひご使用ください。
(*´▽`)ノ゙