2018.10.12

Lightning ページの関連レコードコンポーネントの使い方!

はじめに

みなさま。こんにちは。
テラスカイ西日本の成島です。

今回はLightning ページの関連レコードコンポーネントの使い方をご紹介いたします。

関連レコードコンポーネントとは?

関連レコードコンポーネントを使用して、Lightning ページの親レコードの詳細など、関連レコードの詳細を表示します。このコンポーネントには、組み込みのレコード作成、インライン編集、レコードのリンク解除や新規レコードのリンクを行う機能があります。このコンポーネントはアクションを使用しているため、この機能を実行できます。

このコンポーネントは、API バージョン 39.0 以降でサポートされています。レコードページでのみ使用できます。

Salesforceヘルプ:Lightning ページの標準コンポーネント

どんな使用方法ある?

今回は以下の2つの使用方法をご紹介いたします。
  1. 商談のページから取引先の情報を更新
  2. 商談のフェーズを変更時にレコード詳細(項目)を切り替え

商談のページから取引先の情報を更新

設定の流れ
①取引先のアクションを作成
②商談のLightningページを作成し「関連レコードコンポーネント」を配置
取引先のアクションを作成します。

取引先のアクションのレイアウトを設定します。

商談のLightningページを作成し「関連レコードコンポーネント」を配置します。
配置後に以下の「コンポーネントプロパティ」を設定します。

・ヘッダーの表示ラベル:未入力
・参照項目:取引先名を選択
・更新アクション:①で作成したアクションを選択
・作成アクション:新規取引先を選択

以上で設定は完了になります。

商談のページから取引先の情報を更新してみましょう。

商談のフェーズを変更時にレコード詳細(項目)を切り替え

設定の流れ
①1つ目の商談のアクションを作成
②2つ目の商談のアクションを作成
③商談のLightningページを作成し「関連レコードコンポーネント」を配置
1つ目の商談のアクションを作成します。

1つ目の商談のアクションのレイアウトを設定します。

2つ目の商談のアクションを作成します。

2つ目の商談のアクションのレイアウトを設定します。

商談のLightningページを作成し1つ目の「関連レコードコンポーネント」を配置します。
配置後に以下の「コンポーネントプロパティ」と「コンポーネントの表示を設定」を設定します。

コンポーネントプロパティ
・ヘッダーの表示ラベル:未入力
・参照項目:このOpportunityを使用を選択
・更新アクション:①で作成したアクションを選択
・作成アクション:新規商談を選択

コンポーネントの表示を設定
・フェーズ 等号(=) 初回訪問

続いて2つ目の「関連レコードコンポーネント」を配置します。
配置後に以下の「コンポーネントプロパティ」と「コンポーネントの表示を設定」を設定します。

コンポーネントプロパティ
・ヘッダーの表示ラベル:未入力
・参照項目:このOpportunityを使用を選択
・更新アクション:②で作成したアクションを選択
・作成アクション:新規商談を選択

コンポーネントの表示を設定
・フェーズ 等号(=) ニーズの把握

続いて「レコードの詳細コンポーネント」を配置します。
配置後に以下の「コンポーネントの表示を設定」を設定します。

コンポーネントの表示を設定
・フェーズ 不等号(≠) 初回訪問
・フェーズ 不等号(≠) ニーズの把握

以上で設定は完了になります。

商談のフェーズを変更してレコード詳細(項目)を切り替えてみましょう。

まとめ

「関連レコードコンポーネント」を使うことで
詳細ページから画面遷移なく親レコードのデータ更新(インライン編集)や
フェーズごとに表示する項目を切り替えることが可能になります。
※フェーズごとに表示する項目切り替えは「パス設定」でも可能です。

是非、お試しください。

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