2019.11.22
Dreamforce2019 day2:Salesforce Integration Architecture Patterns and Best Practices
はじめに
みなさん、こんにちは。
製品営業本部の河合です。
今回は製品の話ではなく、Dreamforce の参加報告となります。
私からは2日目に開催された「Salesforce Integration Architecture Patterns and Best Practices」について報告します。
製品営業本部の河合です。
今回は製品の話ではなく、Dreamforce の参加報告となります。
私からは2日目に開催された「Salesforce Integration Architecture Patterns and Best Practices」について報告します。
このセッションについて
Salesforce とのデータ連携について、連携方法の紹介とどのようなケースで使用するのがベストか、ユースケースを交えて解説する、という内容です。
スピーカーは Salesforce の Samuel Sharaf 氏と MuleSoft の Bikram Sen 氏の2名でした。
スピーカーは Salesforce の Samuel Sharaf 氏と MuleSoft の Bikram Sen 氏の2名でした。
Salesforce とのデータ連携方法
はじめに Salesforce とのデータ連携方法の紹介がありました。
紹介されたのは次の方法です。
紹介されたのは次の方法です。
- Salesforce API
- Heroku Connect
- Salesforce Connect
- プラットフォームイベント
- 外部サービス
- Anypoint Platform(MuleSoft)
※スライドに移っている影は Sharaf 氏のものです。
各ユースケースのベストプラクティス
ここからはユースケースと各ケースで選択する連携方法の解説がありました。
パターン1:外部プログラムから Salesforce のデータやプロセスを操作する
このパターンでは「Salesforce API」を使います。
ポイントは次の通りです。
- 標準 API は Salesforce のすべてにアクセスできる
- インターフェースやワークフローなどもカスタマイズできる
- 柔軟なデータインポートが可能
パターン2:Salesforceにデータをインポートせずに外部データを参照する
このパターンでは「Salesforce Connect」を使います。
ポイントは次の通りです。
- クリックのみで設定、コーディング不要
- データを Salesforce に保持する必要がない
- リアルタイムな運用を実現できる
パターン3:Heroku 上のアプリと同期する
このパターンでは「Heroku Connect」を選択します。
ポイントは次の通りです。
- Salesforce と Heroku にまたがるアプリを開発できる
- 数分で簡単に結合できる
- Heroku Postgres テーブルを外部オブジェクトとして公開できる
パターン4:イベントドリブンのデータ連携を行う
1対1の連携から、イベントドリブンのモデルに移行しよう、とのことです。
Platform Event と Heroku Connect を併用することで実現可能。
パターン5:変更データキャプチャを使用したPub/Sub連携
(タイトルにもありますが)このパターンでは「変更データキャプチャ」を使います。
ポイントは次の通りです。
- 詳細なデータの変更を検知できる
- コーディング不要で設定できる
- リアルタイムなイベントドリブン型のデータ連携ができる
パターン6:外部サービスのAPIと連携したい
このパターンでは「外部サービス」を使います。
ポイントは次の通りです。
- Salesforceから外部のAPIを呼び出せる
- コーディング不要
- 様々なプロセスを自動化できる
パターン7:新しいデータ連携の形を構築する
ビジネスの速度を上げ、優れた顧客体験を実現するために、ITインフラストラクチャーを含めた変換を行いたい、というパターンでした。
このパターンで選択されたのは「MuleSoft(Anypoint Platform)」です。
あらゆるシステムに接続し、Salesforce との統合をサポートすることが可能、とのことでした。
このパターンで選択されたのは「MuleSoft(Anypoint Platform)」です。
あらゆるシステムに接続し、Salesforce との統合をサポートすることが可能、とのことでした。
おわりに
Salesforce と連携、と言っても様々な手段が用意されていることが分かりました。
また、コーディング不要な手段も増えてきており、専門的な知識を持たなくても高度なデータ連携を実現できることに驚きました。
MuleSoft 社の合流により、これから Salesforce の連携機能はどんどん進化していくことが予想されます。
今後、どのような連携機能が登場するのか、非常に楽しみになるセッションでした。
また、コーディング不要な手段も増えてきており、専門的な知識を持たなくても高度なデータ連携を実現できることに驚きました。
MuleSoft 社の合流により、これから Salesforce の連携機能はどんどん進化していくことが予想されます。
今後、どのような連携機能が登場するのか、非常に楽しみになるセッションでした。
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