みなさんこんにちは。
SkyVisualEditorは、2022/7/17にV17をリリースしました!
VFの新機能ではSalesforceの標準機能ではできないことが実現できるようになり、非常に魅力的な機能となっています。
LCの新機能は、2022年5月にリリースしたSlack連携機能の強化となり、更にSalesforceからSlackへの投稿が活用しやすくなりました。
本機能は既存のSlack連携機能の強化となりますので、Slack連携機能をご存じない方は下記のブログもご参考ください。
V17の新機能
今回、SkyVisualEditor VFとLCで追加された機能は下記の通りです。
- VF
– 写真投稿および写真へのメモ書き機能を「手書き項目」で実現 - LC
– 商談レコードの情報をSlackチャンネルに投稿
– メッセージの引用投稿
本ブログでは、VFでリリースした 写真投稿および写真へのメモ書き機能を「手書き項目」で実現 の活用例を動画でご紹介します。 LCで追加したSlackの機能は画像で利用イメージをご紹介し、動画については別途用意しておりますので、そちらをご案内いたします。
画像添付と画像への手書き入力の活用例(VF)
本機能の特徴としては、
1. レコードの新規作成と同時に画像ファイルが添付できる
2. 画像ファイルに直接手書きで書き込みができる
があります。
1と2はどちらもSalesforceの標準機能では実現ができないのですが、特に1は意外とできそうでできません。
Salesforceで実現しようとすると、一度レコードを作成してから該当レコードに対してファイルを添付する操作が必要なので、少なくとも2回の保存操作が必要です。そのため、お問い合わせの内容を投稿したが写真の添付を忘れた、レコード作成とファイル添付の2度手間がかかるといった課題を軽減できます。
今回の活用例ではこれら2つの特徴を生かし、上記の起こりうる課題を軽減した画面をExcperience Cloudで作成しましたので、実際の動きをご覧ください。
動画の中で添付するファイルはPCに保存されたファイルを選択していますが、タブレットやスマートフォンなどのカメラで撮影した画像も選択できます。
手書きも間違えた場合は「クリア」を押すことで書き直しも可能です。
ユーザが投稿したお問い合わせは、オペレーターが画像付きで確認できます。 こちらはSalesforceのレコード詳細画面で表示します。
Salesforceで添付された画像を表示する場合、関連先から1つずつプレビューしないと表示されないので、このようなお問い合わせ内容と添付画像を同時に表示させることができません。
SkyVisualEditorであれば、このような表現が可能ですので、お問い合わせ件数が多い場合の作業効率はかなり変わると思います。
商談レコードの情報をSlackチャンネルに投稿(LC)
商談オブジェクトにLCのSlackコンポーネントを配置しますと、この機能が利用できます。
例えば商談の情報をアップデートしたことをSlackのチーム共有チャンネルに投稿する際、わざわざ文章を書くのではなく共有したい項目を選択して投稿するだけでSlackに商談の情報が表示されます。
Slackで表示した場合は商談のリンクも表示されますので、Salesforceの画面を手軽に表示して詳細を確認できます。
メッセージの引用投稿(LC)
こちらの機能は商談オブジェクトだけでなく、他のオブジェクトのレコード詳細でもご利用いただけます。
引用投稿では、引用元のユーザにメンションで通知もできますので、どの投稿に対する返事なのか相手は明確に認識できます。
もちろんSalesforceに配置したSlackコンポーネントだけでなくSlackアプリやWeb版でも表示されますので、相手は気づいたときにすぐ内容を確認できます。
Slack連携で追加した2つの機能の動きにつきましては、下記リンクで公開しております。こちらも合わせてご確認ください。
さいごに
今回のバージョンアップはいかがでしょうか。ご紹介した活用例以外にも活躍できる場面はあるかと思いますので、是非ともお試しください。
V17のリリースノートでも同様の内容が掲載されております。こちらはPDFファイルですので、ファイルで確認されたい場合はこちらもご参照ください。
今後も、みなさまのご要望に沿えるような機能を検討したいと考えておりますので、下記よりご意見をいただけますと幸いです。
今後も、SkyVisualEditorをよろしくお願いいたします!