2025.02.07

TerraSkyのSalesforce担当者がFlosumを使ってみた① Flosum便利ポイントを3点ご紹介!

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はじめに

こんにちは。
テラスカイの社内Salesforceのシステム管理者Sです。

今回、変更セットの代わりにFlosumを使って便利だな!と思ったことについてブログを書きます。

テラスカイでは、リリース時にSalesforceが標準で用意している変更セットを使用していました。
変更セットは良いところがたくさんあるのですが、その作成や差分の確認に時間がかかっていました。
またリリース後に何かあった場合は、切り戻しのために計画や実行プランを考える必要があります。

しかし、Flosumを導入することで、それぞれの問題に対して下記の大きなメリットがありました。

1.リリース対象コンポーネントの追加が便利
2.変更の差分を見られることが便利
3.リリース後に何かあったときの切り戻しが便利

1.リリース対象コンポーネントの追加が便利

Sandboxで新機能や改修内容を確認した後、リリースをするため本番環境に向けて変更セットを作成します。
変更セットを作成する時間は、追加するコンポーネントが多ければ多いほど増えます。

特にテラスカイのようにSalesforceを長年使い続けていると、既存のコンポーネント数が多くなり、例えば新しく作成したひとつのカスタム項目を探して追加するだけでも多くの時間がかかります。

一方、Flosumでは追加するコンポーネントを検索窓から検索することができます。
検索して追加するだけなので、大幅な作業時間の減少につながりました。

2.変更の差分を見られることが便利

テラスカイではSalesforceに詳しい人が各部署にいるため、社内Salesforceの変更は変更セットが作成された状態で依頼されることがあります。
変更セットで依頼をいただくのはとても助かるのですが、一方で何をどのように変更したかを確認するため、システム管理者側でチェックを行うことがあります。

Flosumは「Overwrite Protection」という差分が確認できる機能があり、どこが変更されたかが一目瞭然でわかります。
これにより,変更差分を確認する時間が大きく減りました。

3.リリース後に何かあったときの切り戻しが便利

Salesforceは、本番環境でソースコードを変更することができません。
そのためもしリリースしたソースコードが想定通りに動かない場合は、Sandboxで変更を行い、変更セットを作成し、本番環境へ再度リリースする手順を踏む必要があります。

一方で、Flosumには「Rollback」というリリースした資材を変更前に戻す機能があります。これはFlosumのUI上で行うことができ、迅速に変更前の状態を適用することができる機能です。

仮にソースコード上にバグがあった場合、最悪のケースでは運用が止まることが考えられます。素早く変更前の状態に戻せることは、安定した運用の維持に欠かせません。
以上、Salesforceを管理するシステム管理者がFlosumを使って便利だな!と思った機能をご紹介しました。

実際にFlosumを使うと、UIがSalesforceとほとんど同じであり、また変更セットを使った人であれば、基本的な機能はすぐに習得できるという利点があります。Flosumを使うことで、作業する内容や時間を減らすことができ、万が一のための切り戻し機能もついているので、生産性の向上や安定したSalesforceの運用に役に立っていると実感しています。

Flosumの詳細は、下記ページをご覧ください。
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