こんにちは!!
なかなか梅雨が終わらないな〜と思っていたら、8月に入った途端、急激に暑い日が続いており涼しい日が恋しい、製品開発部の渡辺です。
世間は夏休みですが、我々開発チームは次のリリースに向け、絶賛開発中です!
さて、今回はmitocoのver8.0で機能拡張しました、mitocoの施設管理について紹介させていただきます。
mitocoの施設管理
mitocoを利用した施設管理では、以下のような特徴があります。
1.各施設をグルーピングできる
施設の代表格にあげられるのが、会議室。
もちろん、部屋だけでなく備品の管理も可能です。
弊社ですと、検証用のモバイル端末や、Web会議用のカメラやスピーカーを管理しております。
お客様の中には社用車の管理などに使いたいといった声も聞いております。
多くの施設が登録されても、「会議室」、「備品」そして、「車」といったグルーピングを作ることで、 より見やすく、より探しやすくなっております。
カレンダーで施設を指定するときは、直接、施設名を入れて検索することもできますが、
グループ > 施設という流れで表示されるので、
”ポチッ”、”ポチッ”とするだけで、手軽に選択ができます。
2.アクセス権の設定ができる
アクセス権には2段階の設定があります。
- 施設単位に指定
- (上記で説明した)グループに対する指定。
特定の部署や支社のみで利用したい施設などがある場合は、施設単位で制御する事が可能です。
グループ自体の表示も不要という場合は、施設単位のアクセス権だけでなく、グループとしてのアクセス権を制御する事ができます。
3.利用時間の設定ができる
午前中だけとか午後だけとか、利用可能な時間を指定する事で、その時間以外の予約ができないようにする事が可能です。
4.施設を予約している人がわかる
Salesforce標準のカレンダーでは、誰がその施設を予約しているかを知る事が難しいため、緊急でその施設を譲って欲しい場合に相談する事が困難ですが、 mitocoのカレンダーからは誰がその予定の所有者かを確認することができるので無駄な時間を削減できます。
mitocoで2つの施設管理方法
mitocoの施設管理の特徴は、ご理解頂けましたでしょうか。
続いて、mitocoで利用できる施設管理には、2つのパターンがあるのでご紹介します。
- Salesforceのリソースと連携させた施設管理(以下、SF施設)
- mitocoカレンダーのみで参照できるmitoco施設。
SF施設のメリット
- Salesforceカレンダーから参照しても、当該施設が予約されていることが確認できます。
- Salesforceカレンダーから利用する方と、混同されていても相互のカレンダーから更新が可能です。
- Salesforceレポートを利用し、施設の利用状況を確認できます
SF施設は、SalesforceのリソースIDと紐付けているので上記のようなメリットがあります。
mitoco施設のメリット
- mitoco施設を作成する前に、Salesforceでリソース作成が不要。
- 施設管理用の権限セットを付与さえすれば、どのユーザでも施設の追加作成が可能。
特に会社で管理する必要がなく、現場発生でつくられる備品等の管理時にご利用いただくとメリットがでます。
まとめますと、
利用率の集計や施設作成の管理をしっかり行いたい場合は、SF施設を利用するとメリットが出ます。
一方、施設の追加作成や更新などの管理は、現場に責任者を立てて運用したい場合は手軽に作成できる、mitoco施設をご利用いただくとメリットがでます。
両方を組み合わせて使うことも可能ですので、場面に合わせて使っていただくことで双方のメリットを享受できます。
さいごに
会議室の争奪戦。
人の予定を抑えるより、会議室を抑えるほうが難しい場合がありますよね。
mitocoを導入する事で、皆さんの大切な時間をより効果的に使って頂ける様になればと思い日々開発を続けております。
今回は以上になります。
施設管理に関しては、モバイルでも便利な機能をリリースさせていただいています。
その話はまた次の機会にでも。
まだ、ご利用になられてない方は是非、下記のリンクよりトライアルに参加してみてください。
引き続き宜しくおねがいします!