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初めに
現状Einsteinボットから直接画面フローを呼び出すことはできず、URLから呼び出す必要があります。
今回はチャットボット経由で画面フローを呼び出し、初期値を入れる方法について、ご紹介します。
今回はチャットボット経由で画面フローを呼び出し、初期値を入れる方法について、ご紹介します。
シナリオ
社内システムへのログインパスワードを忘れた従業員が、Einsteinボットを通してパスワード再設定を画面フローに依頼するといった想定で作成します。
流れ:
Einsteinボットの作成:従業員に、本人確認のために従業員番号と名前の入力を促す。
画面フローの作成: 入力された従業員番号と名前を初期値として自動入力された画面フローを起動する。
流れ:
Einsteinボットの作成:従業員に、本人確認のために従業員番号と名前の入力を促す。
画面フローの作成: 入力された従業員番号と名前を初期値として自動入力された画面フローを起動する。
必要なもの
1.Einsteinボット
2.画面フロー
2.画面フロー
Einsteinボット
①ボットビルダーから変数(テキスト)を2つ作成します。
②Idを入力する質問とNameを入力する質問を作成します。
③メッセージに以下のURLを表示させます。
{組織のURL}/flow/{フローのURL}?{フローの変数名}={!{ボットの変数}}&{フローの変数名}={!{ボットの変数}}
例
https://testtest-1e9-dev-ed.develop.lightning.force.com/flow/BlogFlow?IdText={!Id}&NameText={!Name}
②Idを入力する質問とNameを入力する質問を作成します。
③メッセージに以下のURLを表示させます。
{組織のURL}/flow/{フローのURL}?{フローの変数名}={!{ボットの変数}}&{フローの変数名}={!{ボットの変数}}
例
https://testtest-1e9-dev-ed.develop.lightning.force.com/flow/BlogFlow?IdText={!Id}&NameText={!Name}
画面フロー
呼び出す画面フロー
①画面フローを作成しテキスト型の変数IdTextとNameTextを作成しフロー外部での可用性を「入力で使用可能」に設定します。
この変数にEinsteinボットから渡される値が入ります。
このフローでは英数字のみ対応しています。
②呼び出される画面にテキストコンポーネントIdとNameを作成しデフォルト値にIdTextとNameTextを設定します。
①画面フローを作成しテキスト型の変数IdTextとNameTextを作成しフロー外部での可用性を「入力で使用可能」に設定します。
この変数にEinsteinボットから渡される値が入ります。
このフローでは英数字のみ対応しています。
②呼び出される画面にテキストコンポーネントIdとNameを作成しデフォルト値にIdTextとNameTextを設定します。
プレビュー
①Einsteinボットに従業員番号00000001と名前BlogTaroと入力し、URLをクリックします。
②呼び出された画面フローの初期値に入力した値が入っていることを確認します。
②呼び出された画面フローの初期値に入力した値が入っていることを確認します。
おわりに
現状Einsteinボットから直接画面フローを呼び出すことはできず、URLから呼び出す必要があります。
「Einsteinボットを利用したい、かつ画面フローを呼び出したい」という時、にこの記事がお役に立てていたら嬉しいです。
最後までご愛読いただきありがとうございました。
「Einsteinボットを利用したい、かつ画面フローを呼び出したい」という時、にこの記事がお役に立てていたら嬉しいです。
最後までご愛読いただきありがとうございました。
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