はじめに
みなさんこんにちは。プロダクトサポートエンジニアの河合です。
今回は DataSpider Cloud から Salesforce の Chatter に投稿するスクリプトを紹介します。
以下のような通知を Chatter で行うことができますので、是非試してみてください。
・作成したレコードへのリンクを投稿したい
・作成したファイルを添付して投稿したい
・処理の実行結果を通知したい
今回は DataSpider Cloud から Salesforce の Chatter に投稿するスクリプトを紹介します。
以下のような通知を Chatter で行うことができますので、是非試してみてください。
・作成したレコードへのリンクを投稿したい
・作成したファイルを添付して投稿したい
・処理の実行結果を通知したい
パターン1:リンク付き投稿
まずはリンク付きの投稿をするスクリプトを紹介します。
取引先を作成し、そのデータへのリンクを投稿します。
なお、本記事の投稿はすべて「スクリプト実行ログ」という Chatter グループに投稿します。
取引先を作成し、そのデータへのリンクを投稿します。
なお、本記事の投稿はすべて「スクリプト実行ログ」という Chatter グループに投稿します。
「データ書き込み(INSERT)」を選択し、以下のように設定します。
項目にはこのように値をセットします。
項目(ラベル) | 項目(API) | 内容 | セットする値 |
---|---|---|---|
親 ID | ParentId | Chatter グループの ID | 「スクリプト実行ログ」グループのID(※) |
内容 | Body | 投稿の内容 | 取引先が作成されました |
タイトル | Title | リンクのタイトル | リンクはこちら |
リンク URL | LinkUrl | リンク先のURL | 「/」 + 作成した取引先の ID |
※「スクリプト実行ログ」のグループIDはあらかじめスクリプトで取得するか、
以下の画像のように Salesforce の URL から取得しておきます。
以下の画像のように Salesforce の URL から取得しておきます。
スクリプトの実行結果はこのようになります。
パターン2:ファイル付き投稿
続いてファイル付きの投稿をするスクリプトです。
CSVファイルから取引先を作成し、実行結果と共にCSVファイルを Chatter に投稿します。
CSVファイルから取引先を作成し、実行結果と共にCSVファイルを Chatter に投稿します。
今回も「データ書き込み(INSERT)」を選択し、以下のように設定します。
項目にはこのように値をセットします。
項目(ラベル) | 項目(API) | 内容 | セットする値 |
---|---|---|---|
親 ID | ParentId | Chatter グループの ID | 「スクリプト実行ログ」グループのID |
内容 | Body | 投稿の内容 | 取引先が作成されました |
コンテンツファイル名 | ContentFileName | ファイル名(拡張子含む) | 入力ファイル.csv |
コンテンツデータ | ContentData | ファイル本体(Base64) | [ファイルのパス] |
※コンテンツデータは「Base64 項目入力形式」オプションを以下のように設定しています。
スクリプトの実行結果はこのようになります。
なお、この方法では添付ファイルの最大サイズは 38 MB となります。
これより大きいサイズのファイルを添付したい場合は、Chatter REST API を使うことで最大 2 GB までのファイルをアップロードすることができます。
これより大きいサイズのファイルを添付したい場合は、Chatter REST API を使うことで最大 2 GB までのファイルをアップロードすることができます。
パターン3:投稿へのコメント
最後に投稿にコメントする方法を紹介します。
またまた、「データ書き込み(INSERT)」を選択し、以下のように設定します。
元となる投稿の項目を以下のようにセットします。
項目(ラベル) | 項目(API) | 内容 | セットする値 |
---|---|---|---|
親 ID | ParentId | Chatter グループの ID | 「スクリプト実行ログ」グループのID |
内容 | Body | 投稿の内容 | 処理を実行します |
前述の投稿に対してコメントをします。
コメントは「FeedComment」オブジェクトを対象にします。
投稿のIDをセットすることで、対象の投稿に対してコメントすることができます。
「データ書き込み(INSERT)」を選択し、以下のように設定します。
コメントは「FeedComment」オブジェクトを対象にします。
投稿のIDをセットすることで、対象の投稿に対してコメントすることができます。
「データ書き込み(INSERT)」を選択し、以下のように設定します。
項目を以下のように設定します。
項目(ラベル) | 項目(API) | 内容 | セットする値 |
---|---|---|---|
フィード項目 ID | FeedItemId | コメントする投稿のID | 前述の投稿のID |
コメント内容 | CommentBody | コメントの内容 | 処理が正常終了しました |
スクリプトの実行結果はこのようになります。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか。
今回紹介したのは Chatter 投稿の基本的な部分となります。
他にもコメントにファイルを添付したり、投稿先をレコードにするなど、様々な活用が可能です。
これらの方法についても次回以降、紹介していきます。
今回はこのあたりで終わりにしたいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今回紹介したのは Chatter 投稿の基本的な部分となります。
他にもコメントにファイルを添付したり、投稿先をレコードにするなど、様々な活用が可能です。
これらの方法についても次回以降、紹介していきます。
今回はこのあたりで終わりにしたいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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