昨日(2/24)、Lightning コンポーネントを作成できる新製品『SuPICE』をリリースしました。
◇製品ページ >> https://supice.com/
◇AppExchangeサイト
・Lightningコンポーネントを生成する 「Studio」 >> AppExchangeサイトへ
・Lightningコンポーネントを動作させる 「Runtime」 >> AppExchangeサイトへ
そしてリリースに先立ち、2/19(金)に説明会を開催しています。
有難いことに説明会に沢山の方にご参加頂き、SuPICEの説明やロードマップについてお伝えしました。
当日のデモ等で紹介しましたが、「SuPICE」でどんなことができるのかを書きたいと思います。
Lightningコンポーネントの利用シーン
Lightningコンポーネントはどの環境、どんな箇所で利用できるのでしょうか?
現時点(Spring'16)で利用可能なところをざっくりとまとめてみました。
Salesforce組織内での利用 | 環境 | デスクトップ (Lightning Experience) |
モバイル (Salesforce1アプリケーション、ブラウザ) |
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利用箇所 | Lightningアプリケーション | |
Lightningページ (Lightning App Builderを利用して作成) |
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Lightningコンポーネントタブ | ||
Visualforceページ | ||
Salesforce組織外での利用 | Lightning Out |
Visualforceページの場合は1つの画面として考えていましたが、Lightningコンポーネントは画面(アプリケーション)の一部品であるため、設定方法や利用シーンが異なる面があります。しかし、ざっくりとですがVisualforceページと同じ場面での利用が可能と考えてもらって良いかと思います。
こちらについての細かい説明は、また別のブログで書きたいと思います。
SuPICEとは
Lightningコンポーネントを作成するためのサービスです。
コンポーネントのデザイン、動作をStudioを用いて設定することで、Lightningコンポーネントを生成することができます。Studioではコーディングを行わず、マウス操作を中心に構築しますので、スピーディな開発ができます。
SuPICEでどんなコンポーネントが作れる?
SuPICEでは、あんなことやこんなこと・・・・ と細かい機能について書き出すと止まらなくなってしまいますので、具体的に作成できるLightningコンポーネント例を3つ紹介します。
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アコーディオンリスト
リスト表示されているレコード情報をクリック(タップ)することで、レコードの詳細情報が表示されます。 必要な時にのみ詳細データを表示することで、省スペースで多くのレコード情報を表示します。 |
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スワイプリスト
モバイル向けのLightningコンポーネント。今までであれば編集する際は 「編集画面に遷移->値を編集->保存」 としていましたが、表示されているレコードをスワイプさせるだけで値の編集が可能です。複数項目値の編集も可能です。 |
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スライダー
モバイル向けのLightningコンポーネント。入力項目レイアウトの一つとして、数値項目をスライダーで表示します。キーボード入力よりも速く値を変更することが可能です。 |
これらの機能を実現、またLightningコンポーネント開発をスムーズに行うために、Studioには沢山の機能が付いています。
例えば、細かいレイアウト、操作を実現させるために沢山のプロパティ設定ができたり、設定したレイアウトの確認や、設定したアクション、イベントの動作を直ぐに確認可能なプレビュー機能。沢山設定変更してしまったけど、以前の設定に戻したい時のUndo/Redo機能等が付いています。
SuPICEを使ってどのようなことができるのかお分かり頂けたでしょうか?
是非インストールして、体験して頂けると嬉しいです。