※この記事は、下記MuleSoftの記事を、許可を得ていち早く翻訳したものです。 https://developer.mulesoft.com/guides/quick-start/connecting-your-first-saas-applications
はじめに
この最終ガイドでは、クイックスタートシリーズのガイド1、2、3から作成された作業を利用して、Flow Designerを使用してAPIからSalesforceにデータを接続する方法を学習します。Flow DesignerはWebベースのインターフェースで一般的な連携アプリケーションを開発するための使いやすいツールです。このチュートリアルではHTTPコネクタを使用して前のチュートリアルで作成したAPIからデータを取得し、各オブジェクトを新しいSalesforceリードとして自動的に追加します。
ステップ1:Anypoint Platformにサインアップする
Anypoint Platformのトライアル版のアカウントをもっていない場合は、下記にリンクからアカウントを作成してください。
アカウントを作成したらDesign Centerに移動し右上の「+ Create New」ボタンをクリックして「Create new application」をクリックします。「Project Name」に任意の名前を入力して「Create」ボタンをクリックしプロジェクトを作成してください。
ステップ2:フローを構築する
連携アプリケーションを構築する最初のステップは、トリガとしてHTTPコネクタを追加することです。プロジェクトを開いたら「Go straight to canvas」オプションを選択します。Triggerコンポーネントをクリックし、HTTPリスナを選択しPathに「/submit」と指定します。
次に「+」ボタンをクリックし、HTTPリクエストコンポーネントを検索します。「URL」に前のチュートリアルでデプロイしたAPIのURLを入力します。このURLはランタイムマネージャで確認できます。URLを追加したら「X」をクリックして次のコンポーネントをフローに追加します。
さらにHTTPリクエストコネクタの後にもう一度「+」ボタンをクリックしForeachコネクタを検索します。コネクタをフローに追加し「×」ボタンをクリックしてコンポーネントをフローに追加します。
最後に追加したForeachコネクタ内の「+」ボタンを押下し、Salesforceコネクタを検索して「Create」を選択します。次の画面で「Add Connection」ボタンをクリックし、「Connection Name」に任意の名前を付け、「Connection Type」に「Basic Authention」を指定します。続いてSalesforceの「Username」、「Password」、「security token」を入力します。セキュリティトークンが分からない場合は、Salesforceにログインして「設定」 > 「個人設定」 > 「個人情報」 > 「セキュリティトークンをリセット」に移動します。メールが送られてきます。すべての認証情報を入力したら、「Type」の下で「Lead」を選択し、「Record type」で「payload」を選択してください。「Save」ボタンをクリックしてアプリケーションをテストします。
ステップ3:Salesforce統合をテストする
APIと統合をテストするには一時的な環境で生成されたURLを取得し、それをモッキングサービスまたはPostmanのいずれかに貼り付けます。URLの最後に「/submit」を追加し「Send」ボタンをクリックしてエンドポイントへのPOSTリクエストを作成することを忘れないでください。
この実行には約30秒かかります。完了するとレスポンスで返された100個の顧客データエントリの完全なJSONペイロードが表示されます。Salesforceにログインして「新規リード」に移動すると、Salesforceに追加された各エントリが新規リードとして表示されます。
これで終了です。Flow Designerを使用して最初の統合を構築しました。これはAPIからデータを取得しそれをSalesforceに新しいリードとして挿入します。より複雑な統合を作成する方法の詳細についてはDeveloper Tutorials websiteにアクセスしてください。
次にアプリケーションをデプロイすることを忘れないでください!右上に移動し、青い矢印をクリックして、「Deploy Application」を選択します。環境はsandboxを選択してデプロイします!
MuleSoftのAnypoint Platformの詳細については開発者向けチュートリアルまたは開発者認定トレーニングをご覧ください。