2020.12.25

DataSpider Servistaの体験版の入手方法とインストール手順

DataSpider ServistaはETLツールの中でも非常に使い勝手の良いUIと圧倒的な低コストが特徴のツールですが、初めてETLツールの導入を検討している方にとっては、DataSpider Servistaを導入するだけの価値があるかどうか迷うということもあるかと思います。また、他社の ETLツールから乗り換えを検討しているという方は、「連携に利用しているアダプタの使い勝手を検証しておきたい」ということもあるでしょう。

DataSpider Servistaを検討中の方はまず、無料の体験版を利用してトライアルすることをおすすめします。

DataSpider Servistaの体験版とは

DataSpider Servistaはセゾン情報システムズが開発・販売するETLツールです。DataSpider Servistaの体験版はHULFTのウェブサイトから無料でダウンロード可能です。

体験版の特徴は以下の通りです。
・使用日数が30日間
・基本的な機能は製品版と同等
・すべての連携アダプタが無料で利用できる
・サポート窓口は体験版(評価版)専用である
(セゾン情報システムズ様の窓口となります)

このように体験版とはいえ、使用日数以外大きな違いはないため検証に利用するのに最適です

DataSpider Servista 体験版の入手方法

1. myHULFTのアカウントを作成する

DataSpider Servistaの体験版をダウンロードするためには、myHULFTのアカウント作成が必要です。
下記のリンクをクリックしHULFTのページを開きます。次に画面の下の方にあるmyHULFTログインリンクをクリックし、新規ユーザーを作成します。

myHULFTログインリンクをクリックする

新規ユーザーを作成するとログイン情報の案内がメールにて送信されますので、メールアドレスと、パスワードをメモしておきます。

ログイン情報がメールにて案内される

2. 体験版(評価版)の利用申し込みをする

メールに記載された、メールアドレスと、パスワードでmyHULFTにログインします。
表示された画面の左側にあるメニューの「評価版ダウンロード」をクリックします。

評価版ダウンロードをクリックする

「DataSpider Servista Advanced Server Package」を選ぶ

ダウンロードする製品名は「DataSpider Servista Advanced Server Package」を選択します。
次に利用するアダプタを選択します。利用予定のアダプタを選択し、「次へ」を選択します。
(評価版はアダプタの選択に関わらず、すべて無料で利用できます)

利用するアダプタ選択画面

DataSpider Servistaの体験版の申し込みが完了すると、完了画面が表示されます。

評価版利用申し込み完了画面

3. DataSpider Servistaをダウンロードする

myHULFTの左側のメニューにある「製品ダウンロード/キー発行」をクリックします。
DataSpider Servista Advancedサーバーが表示されていることを確認し、「ダウンロード・キー発行」をクリックします。

「製品ダウンロード/キー発行」をクリックする

次に表示されたメニューでDataSpider Servistaとライセンスファイルをダウンロードします。

DataSpider Servistaとライセンスファイルをダウンロードする

4. DataSpider Servistaをインストールする

ダウンロードしたZipファイルを解凍し、64bitのWindow用であれば「DSS42_WIN_X64」をクリックします。

インストーラーをクリックする

表示されたメニューに従ってインストールします。

DataSpider Servistaのインストール画面

インストールを進めていくと、リポジトリDBを使用するかどうか選択する画面が表示されます。
リポジトリDBとはDataSpider Servistaからアクセスするデータベースのことです。別途PostgreSQLなどを利用する場合には「リポジトリDBを使用する」にチェックを入れます。リポジトリDBの設定は後からでも変更可能なため、使用するかわからない場合は、「リポジトリDBを使用しない」にチェックをつけてインストールしても問題ありません。

リポジトリDBの選択画面

インストールの設定を進めると、ライセンスファイルのパスを入力する画面が表示されます。
先ほどmyHULFTから、ダウンロードした「license.lic」ファイルを指定してください。

ライセンスファイルを指定する

Windowsの場合、インストールが完了するとスタートメニューにDataSpider Servistaが登録されます。

WindowsのスタートメニューにDataSpider Servistaが登録された

以上で完了です。DataSpider Servistaが起動することを確認してください。

DataSpider Servistaのスタジオを起動したところ

終わりに

今回はDataSpider Servistaの体験版の入手方法とインストール手順をご紹介しました。DataSpider ServistaのようなETLツールは体験版を試すにもハードルが高いように感じることがあるかもしれません。しかし実際やってみると、意外にあっさりと利用できます。

DataSpider Servistaの体験版を利用して、不明点や疑問点がある場合には、弊社のブログを参照するか、DataSpider Technical Network(dstn)に記載されている連携レシピも役立ちます。
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