2018.04.19

DataSpider Cloud で Salesforce とのファイル連携を更に活用する

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みなさん、こんにちは。

街に新しいスーツに身を包んだ若者たちが溢れる時期になりました。
こんな頃があったなー、と約10年前の自分を思い出そうとして、中々思い出せない河合です。

弊社にも18名の若者が入社してくれました。若いって良いですよねー。


さて、DataSpider Cloud を活用して「Salesforce ファイルのアップロード/ダウンロード」に関するテーマを3回に渡ってお届けしました。

今回は、Salesforce ファイルに関する1ランク上の操作を紹介します。
thinkstock (5079)

1. アップロードしたファイルを商談に紐付ける

ファイルは以下の記事で紹介しました Salesforce アダプタ(SOAP API) を使う方法で、ContentVersion にアップロードしています。
例えば、見積書を商談レコードに紐づけて参照しやすく、といったケースで活用することができます。
ContentVersion にアップロードしたファイルを商談に紐付けるには、アップロード後にもう1つ手順が必要になります。

こちらが「ファイルのアップロード~商談への紐づけ」までを行うスクリプトになります。

【マッピング1 → ファイルアップロード(データ書き込み(INSERT))】まででファイルを Salesforce にアップロードします。

商談への紐付け手順について見ていきます。

ContentVersion にアップロードしたファイルはバージョン管理が可能です。
商談に紐付ける際は ContentDocumentID という最新バージョンを表す ID 項目を使う必要があります。
ContentDocumentID 項目は ContentVersion オブジェクトに存在するので、この項目の値を取得します。

【マッピング2 → ContentDocumentID取得(データ読み取り(ID による検索))】で項目の値を取得します。
マッピング2の内容はこのようになっています。
ファイルアップロードのコンポーネント変数として、「insert_result_id」という変数があります。
これはアップロードしたファイルの ID が自動で格納される変数です。


【マッピング3 → レコード紐付け(データ書き込み(INSERT))】で商談への紐付けを行います。
紐付けは ContentDocumentLink というオブジェクトへレコードを作成することで実現できます。

マッピング3の内容はこのようになっています。
ここで先ほど取得した ContentDocumentID を使用します。
また、紐付ける商談の ID はスクリプト変数に SalesforceID を指定しています。

項目には以下のように値をセットしています。

項目(出力データ) セットする値
ContentDocument ID [ContentDocumentID取得]コンポーネントで取得した値
リンク済みエンティティ ID 紐付けるレコードの SalesforceID
共有種別 V(固定値)
このスクリプトを実行した結果が以下になります。
商談へファイルが添付されていることが確認できます。

2. ファイルをバージョンアップする

さて、上記の例で商談に紐付けた見積書ですが、条件の変更などで見積金額が変わるケースもあるかと思います。
そんなときは商談に紐付けたファイルをバージョンアップすることで、スマートにファイルを管理することが可能です。
「見積書_20180405_v2」のようなファイルをいくつも添付する必要がなくなります。

こちらがファイルをバージョンアップするスクリプトになります。
先ほど、商談へ紐付けたファイルをバージョンアップします。

マッピングの内容です。
ContentDocumentID を指定してアップロードすることで、このファイルの最新バージョンとしてアップロードすることが可能です。

スクリプト変数に値を格納し、それを各項目へマッピングしています。 どのような値をセットしているかは、以下の通りとなります。

項目(出力) セットする値 値のサンプル
タイトル ファイル名 スカイシステムズ様_見積書_v2.0.xlsx
クライアントでのパス ファイル名 スカイシステムズ様_見積書_v2.0.xlsx
バージョンデータ DataSpider Cloud 上のファイル格納パス /data/demo/スカイシステムズ様_見積書_v2.0.xlsx
ContentDocumentID ファイルの ContentDocumentID 069XXXXXXXXXXXXXXX
こちらが実行結果になります。
ファイルのバージョンが 2 となっていることが確認できます。

3. バージョンを指定してダウンロード

最後にバージョン番号を指定してファイルをダウンロードするスクリプトの紹介となります。

VersionNumber 項目にバージョン番号を指定することで、指定したバージョンのファイルを取得することが可能です。

スクリプトを実行することで指定したバージョンのファイルが取得できていることが確認できます。

おわりに

今回は Salesforce ファイルの1ランク上の操作を紹介させていただきました。
DataSpider Cloud と Salesforce のファイル連携をさらに活用することができますので、是非お試しいただければと思います。

今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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