初めまして。クラウドインテグレーション本部の志賀です。
最近革靴のつま先が上下にパックリと割れてしまい大変ショッキングです。
突然ですが、Lightningページでパスコンポーネント使っていますか?
Sales Cloudで商談を管理する際に、以下のような要望を頂くことが多いのではないかと思います。
・商談フェーズをもっと見やすくしてほしい
・それぞれのフェーズごとの重要なタスクを可視化したい
・それぞれのフェーズごとにガイドラインを設定したい
・商談をクローズした商談の担当者のモチベーションを上げるように仕組みが欲しい
実は、パスを使用すればこれらの要望を全て叶えることが出来ます!
この便利な機能、パスについて実際に実装しながら説明していきたいと思います。
最近革靴のつま先が上下にパックリと割れてしまい大変ショッキングです。
突然ですが、Lightningページでパスコンポーネント使っていますか?
Sales Cloudで商談を管理する際に、以下のような要望を頂くことが多いのではないかと思います。
・商談フェーズをもっと見やすくしてほしい
・それぞれのフェーズごとの重要なタスクを可視化したい
・それぞれのフェーズごとにガイドラインを設定したい
・商談をクローズした商談の担当者のモチベーションを上げるように仕組みが欲しい
実は、パスを使用すればこれらの要望を全て叶えることが出来ます!
この便利な機能、パスについて実際に実装しながら説明していきたいと思います。
①パスの完成イメージ
パスで何が出来るかは分かったけど、実際パスってどんなものなの?
と思っている方も多いのではないでしょうか?
そこで、パスの実装を開始する前にパスの完成イメージを使ってパスについて簡単に説明したいと思います。
と思っている方も多いのではないでしょうか?
そこで、パスの実装を開始する前にパスの完成イメージを使ってパスについて簡単に説明したいと思います。
(1)の矢印状になっている部分が各フェーズを表しています。
パスでは、各フェーズで「重要な項目」、「成功へのガイダンス」を設定します。
「重要な項目」は(2)の部分になります。それぞれのフェーズで特に重要になる項目が一目で分かります。「重要な項目」は最大で5つまで設定可能です。
「成功へのガイダンス」は(3)の部分になります。それぞれのフェーズで、どのように商談を進めていくのかのガイダンスを設定できます。商談担当者はこのガイダンスを見ることで、商談の各フェーズで何を意識するべきか明確になります。「成功へのガイダンス」は最大で1000文字まで入力可能です。
パスでは、各フェーズで「重要な項目」、「成功へのガイダンス」を設定します。
「重要な項目」は(2)の部分になります。それぞれのフェーズで特に重要になる項目が一目で分かります。「重要な項目」は最大で5つまで設定可能です。
「成功へのガイダンス」は(3)の部分になります。それぞれのフェーズで、どのように商談を進めていくのかのガイダンスを設定できます。商談担当者はこのガイダンスを見ることで、商談の各フェーズで何を意識するべきか明確になります。「成功へのガイダンス」は最大で1000文字まで入力可能です。
②パスの設計
さあ、パスの作成に入りましょう!
と言いたいところですが、「フェーズ」、「重要な項目」、「成功へのガイダンス」をそれぞれ決めなければパスの作成はできません。
そのため、まず最初にパスの設計を行います。今回はサンプルとして次のような設計をしました。
と言いたいところですが、「フェーズ」、「重要な項目」、「成功へのガイダンス」をそれぞれ決めなければパスの作成はできません。
そのため、まず最初にパスの設計を行います。今回はサンプルとして次のような設計をしました。
コンタクト | ニーズの把握 | 提案・交渉 | 受注 | |
---|---|---|---|---|
重要な項目 | リードソース、取引先名 | 商品種別、ニーズ、予算 | 提案金額 、説明必須事項 、提案内容 | 金額 |
成功へのガイダンス | 顧客と接する機会の創造に注力しましょう。 | 提案する前に、顧客のニーズを把握しましょう。 | 顧客のニーズに合った提案をしましょう。 | 丁寧なクロージングを心掛けましょう。 |
これでパスの設計が完了しました!
実際は、重要な項目を何にするか精査したり、成功へのガイダンスを充実させたいところですが、
飽くまで今回のテーマは「パスコンポーネントを使用してみよう!」なので簡素な内容となっています。
実際は、重要な項目を何にするか精査したり、成功へのガイダンスを充実させたいところですが、
飽くまで今回のテーマは「パスコンポーネントを使用してみよう!」なので簡素な内容となっています。
③パスを作成する
パスの設計が完了したので、今度こそパスを作成していきましょう。
Lightningページにパスコンポーネントを配置する
まずは、商談のLightningレコードページを開いてパスコンポーネントを配置しましょう。
左サイドバーにあるLightningコンポーネントの一覧から「パス」を選択し、レコード編集画面にドラッグ&ドロップします。ドラッグ&ドロップした後、右側サイドバーの「パスの設定」を押下します。
左サイドバーにあるLightningコンポーネントの一覧から「パス」を選択し、レコード編集画面にドラッグ&ドロップします。ドラッグ&ドロップした後、右側サイドバーの「パスの設定」を押下します。
パスの有効化
すると、パス設定画面が表示されます。
パスの有効化ボタンを押下しましょう。
パスの有効化ボタンを押下しましょう。
パスの作成
有効化すると下記の画面が表示されます。
「ユーザのパス設定を記憶する」チェックボックスがありますが、これにチェックを入れるとデフォルトでパスの詳細が表示されるようになります。
今回は、パスに配置された「重要な項目」や「成功へのガイダンス」を常に確認出来るようにしたいので、このチェックボックスにチェックを入れておきましょう!
チェックを入れたら「新しいパス」ボタンを押下します。
「ユーザのパス設定を記憶する」チェックボックスがありますが、これにチェックを入れるとデフォルトでパスの詳細が表示されるようになります。
今回は、パスに配置された「重要な項目」や「成功へのガイダンス」を常に確認出来るようにしたいので、このチェックボックスにチェックを入れておきましょう!
チェックを入れたら「新しいパス」ボタンを押下します。
名前やレコードタイプを設定する画面が開きます。
それぞれの入力欄に対して下記画像のように入力します。
今回は、オブジェクトに商談を選択していますが、パスを設定出来ないオブジェクトもありますので
ご注意下さい。
以下が、パスの設定が可能なオブジェクトです。
・取引先 (法人取引先および個人取引先)
・キャンペーン
・ケース
・取引先責任者
・契約
・リード
・商談
・注文
・見積
・サービス予定
・作業指示
・作業指示品目
・カスタムオブジェクト
名前とレコードタイプの設定が完了したら次へを押下します。
それぞれの入力欄に対して下記画像のように入力します。
今回は、オブジェクトに商談を選択していますが、パスを設定出来ないオブジェクトもありますので
ご注意下さい。
以下が、パスの設定が可能なオブジェクトです。
・取引先 (法人取引先および個人取引先)
・キャンペーン
・ケース
・取引先責任者
・契約
・リード
・商談
・注文
・見積
・サービス予定
・作業指示
・作業指示品目
・カスタムオブジェクト
名前とレコードタイプの設定が完了したら次へを押下します。
次は「重要な項目」と「成功へのガイダンス」を設定していきます。
②で作成した「パスの設計」の通りにパスをそれぞれ設定していきましょう。
②で作成した「パスの設計」の通りにパスをそれぞれ設定していきましょう。
最後は、商談の担当者の商談成功をお祝いする機能を設定します。
「お祝いって何をするの?」って気になりますよね?
パスの作成が終わってからのお楽しみです!
今回は、商談担当者が商談を受注した際には必ずお祝いするという設定をします。
選択リスト値に「受注」を選択し、お祝いの頻度を「常に」に設定します。
選択リスト値の設定とお祝い頻度の設定が完了したら。完了ボタンを押下します。
これでパスの作成が完了しました!
「お祝いって何をするの?」って気になりますよね?
パスの作成が終わってからのお楽しみです!
今回は、商談担当者が商談を受注した際には必ずお祝いするという設定をします。
選択リスト値に「受注」を選択し、お祝いの頻度を「常に」に設定します。
選択リスト値の設定とお祝い頻度の設定が完了したら。完了ボタンを押下します。
これでパスの作成が完了しました!
④お祝い機能を試してみる!
それではお待ちかねのお祝い機能がどのような機能なのか、商談のフェーズを「受注」に変更して確認してみましょう。
見てください!素晴らしい!!
レコード画面にお祝いのアニメーションが流れます。
この機能は、商談担当者にとって次の新規商談を受注するための大きなモチベーションになることでしょう。
レコード画面にお祝いのアニメーションが流れます。
この機能は、商談担当者にとって次の新規商談を受注するための大きなモチベーションになることでしょう。
⑤まとめ
いかがでしたでしょうか。
Salesforceのレコード画面を作成する上で、パスを使用する機会は多いのではないかと思います。
まだパスを使用したことがないという方は、是非使ってみて下さい!
また、今回紹介しきれなかったパスを作成する上での考慮事項が下記リンクに
載っています。是非ご覧ください。
Salesforceのレコード画面を作成する上で、パスを使用する機会は多いのではないかと思います。
まだパスを使用したことがないという方は、是非使ってみて下さい!
また、今回紹介しきれなかったパスを作成する上での考慮事項が下記リンクに
載っています。是非ご覧ください。
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