2022.05.10

ワークフローのFlow移行ツール:Migration to Flow(Beta)を使ってみた

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はじめに

これまでワークフロールールやプロセスビルダーを作成した経験がある方はとても多いかと思います。
そんなワークフロールールとプロセスビルダーですが、早ければWinter’23以降に新しいプロセスやワークフローを作成する機能が停止され、今後ノーコードツールはSalesforce フローに統一されます。
そこで今回は、今回Spring'22でプレリリースされた「ワークフローをFlowへ移行してくれるツール:Migrate to Flow(Beta)」。こちらを実際に試してみました。

Migrate to Flow の操作画面

では早速、画面を確認します!

基本操作画面

この画面は、
設定 > プロセスの自動化 > フローに移行(ベータ)
から確認できます。​
一覧にはすべてのワークフロールール(有効なルールと無効なルールの両方)が表示されます。ワークフロールールを移行するには、ワークフロールール名の横にあるラジオボタンをマークしてから、右側の[Migrate to Flow]ボタンをクリックします

では、実際に移行処理を実行してみましょう。
今回用意したワークフロールールは、商談:フェーズが作成/更新された場合に商談:チェックボックス(カスタム項目)をTrueに更新するといったシンプルな項目自動更新です。

[Migrate to Flow]ボタンをクリックすると上記のようなメッセージが数秒間表示され、その間にシステムがレコードトリガフローを作成します。

処理が完了すると上記のような画面が表示されます。
画面には以下の2ステップが記されていますので、それぞれの機能を確認していきましょう。

  • Test In Flow Builder
  • Switch Activation

Step 1: Test In Flow Builder

作成されたフローが正常に動作するかを「Test in Flow Builder」で確認します。
「Test in Flow Builder」をクリックすると別タブでフロービルダーが展開されます。

作成されたレコードトリガフロー

トリガの開始条件

開始条件を確認すると「高速項目更新」(保存前実行)で登録されたことが確認できます。
項目自動更新に数式が含まれいてる場合やメールアラート、アウトバウンドメッセージ、またはスケジュール実行のアクションがある場合は、保存前実行フローではサポートされていないため「アクションと関連レコード」(保存後実行)で登録されます。

デバッグを行ったところ、正常に動作していることが確認できました!
フロービルダーを閉じて元の画面に戻ります。
次にこの作成されたフローを有効化していきます。

Step 2: Switch Activation

Switch Activationsではワークフロールールを無効化し、作成したフローを有効化することができます。
作成されるフローは初期段階では無効となっているため、有効化する必要があります。
それでは「Switch Activations」をクリックしてみましょう。

処理が完了すると上記ダイアログが表示されます。

移行処理を終えると一覧の「Workflow Rule Status」がInactiveに更新され、ワークフロールールが無効化されたことが分かります。
また「Resulting Flow」には作成されたフローが表示されています。
基本的にフロー名はワークフロールールと同一です。

以上が「Migrate to Flow」の一通りの流れとなります。

注意事項

移行できないアクション

先程移行したワークフロールールとは別に、アクションに「ToDo」が含まれているワークフロールールを移行しようとすると、このようなエラーメッセージが表示されます。
今回のMigration to Flow(Beta)はToDo作成をサポートしておらず、ワークフロールールにToDoが含まれていると移行することはできません。

再度同じワークフロールールを移行した場合

再度同じワークフロールールを選択して[Migrate to Flow]ボタンをもう一度クリックすると、既存のフローの新しいバージョンを作成する代わりに、新しいフローが作成されます。この場合フロー名は「ワークフロールール名 + _バージョン数」となります。
この場合は混乱を避けるため古いフローは削除することをオススメします。

さいごに

いかがでしたでしょうか。
今回は一部の要素に絞ってご説明しましたが、現時点でも簡単にフロー化ができました。
Summer’22にはプロセスビルダーへの移行をサポートする追加ツールが発表されるそうです。
今後利用する可能性が高いツールだと思いますので是非試してみてください!
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