2019.08.29

Chatter(チャター)とは?5分でわかる基礎知識

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Chatter(チャター)とは?

Chatter(チャター)とは、FacebookやTwitterのビジネス版のような存在
FacebookやTwitterのようにメンション(「@」)やトピック(「#」)を利用し、社員やパートナーとコミュニケーションができます。ChatterはSalesforceの中の1つの機能です。

Chatterは、FacebookやTwitterと似ている点も多いですが、異なる点もあります。

今回は、FacebookやTwitterとの違いを確認しながら、Chatterの基礎知識を学びたいと思います。

1. Chatterは人以外もフォローできる
2. Chatterの投稿は組織内でオープン
3. 1対1のビジネスチャットとして活用できるか

それではまいりましょう。

1. Chatterは人以外もフォローできる

知り合いや有名人の投稿を見逃したくないときに「フォロー」を利用しますよね?

Chatterでは、従業員やパートナーの投稿を「フォロー」して確認できます。

従業員やパートナーと書きましたがChatterの特徴は、同じSalesforce組織内の従業員やパートナーのみフォローできること。

Chatterなら、自社のSalesforceに登録している人だけをフォローできるので、知っている人のフォローがしやすいと感じるかもしれません。

そんなChatterですが「フォロー」できるのは人だけにとどまりません

1.1 グループのフォロー(参加)

グループをフォローできるSNSといえば、Facebookがありますね。

Facebookグループは

- グループ内のメンバーが関心を持ちそうなことについて投稿する
- その投稿について、グループ内で会話する

といったことができます。

Chatterにも同様の機能があります。

Chatterもグループをフォロー(参加)*することで、グループに関連がある事柄について投稿したり、情報を得られます。

社内のグループは、Salesforceの「アプリケーションランチャー」から「グループ」を検索して開くと表示されます。この記事を読み終わったら、見てみましょう。

* この記事ではフォローと記載していますが、Salesforceではグループをフォローすることを「参加」といいます。

社内にどんなグループがあるのか探してみましょう

1.2 ファイルのフォロー

ファイルのフォローというのは、Salesforceにアップロードされているファイルをフォローすること。

Salesforceには、エクセルファイルやPDFファイルをアップロードして他のユーザーと共有できる機能があります。

何が便利なのでしょう?

たとえば、自分が営業担当者だと考えてみてください。

営業資料として、他のユーザーが作成した製品提案書を利用しているとします。
その提案書ですが、製品の価格が変更になったので、社内で価格表の部分が更新されました。

製品の価格が変更になったのを見落としてしまい、古い価格のままお客様へ提案すると問題ですよね。

そんな時、製品提案書をフォローしておけば、製品提案書が更新されたタイミングでChatterに通知されます。

これなら、定期的にファイルを確認しなくても、更新されたことに気がつけますね。

1.3 レコードのフォロー

Salesforceには「取引先」や、「商談」、「取引先責任者」などのオブジェクトがあります。

Salesforceでは、それぞれのオブジェクトの中で、「会社名」や「会社の住所」「電話番号」などの情報の集めて1つのデータ単位として扱うのですが、それをレコードといいます。

レコードのフォローとは、それらの情報をフォローすることです。

レコードのフォローにより、次の情報を自分のChatterフィードに表示できます。

Chatterフィードに表示可能な情報の例
- 取引先の会社名が更新された際、内容を表示する。
- 取引先の責任者が変更された時、内容を表示する。
- 商談の金額に変更があった時、内容を表示する。
- 商談の契約確度に変更があった時、内容を表示する。


ただ、レコードのフォローができるかどうかは、利用しているSalesforce組織の設定により異なります。

ここでは詳しくは述べませんが、Salesforceの設定で「フィード追跡」を有効化している必要があります。

自分が利用したいオブジェクトで利用できるか、社内の管理者に確認してみると良いかもしれません。

管理者により「フィード追跡」で対象のオブジェクトが有効化されていればフォローできる

Chatterのフォローを理解するポイント

・Chatterのフォロー範囲は、自社のSalesforce組織内のみ
・Chatterは、人、グループ、ファイル、レコードをフォローできる
・ファイルやレコードをフォローすれば、それらの更新をChatterで知ることができる

2. Chatterの投稿は組織内でオープン

続いて、投稿の公開範囲について学びたいと思います。

Facebookでは「公開」で投稿する以外に、以下のような設定がありますよね。

- 「友達」
- 「次を除く友達」
- 「一部の友達」
- 「自分のみ」
- 「カスタム」

ChatterはFacebookのように細かく、投稿の公開範囲を設定することはできません。
自分の投稿は、同じ組織内のフォロー関係にないユーザーでも見えます。

なぜ、Chatterは公開範囲を細かく制御できないのでしょう?
それは、Chatterの目的が社内の情報を拡散して、コミュニケーションの活性化を促すことだからです。

セールスフォース社の社員の方も以下のように書いています。
もともと社内では情報を拡散して、一見「情報を見る必要の無いと思ってた人々」にも情報が行き渡ることによって活性化を促すのがChatterですので、本質的に閲覧の制御とは相性が悪いです。
もちろん、Chatterの公開範囲はSalesforce組織内なので、社外に漏れることはありません。
もし、特定の関係者のみに投稿を公開したい場合は「非公開グループ」の利用をオススメします。

2.1 グループへの投稿の公開範囲

Facebookに公開グループと非公開グループがあるように、Chatterにも、公開グループ非公開グループがあります。Chatterグループへの投稿の閲覧範囲は次のとおり。

Chatterグループ

公開グループ グループ外のユーザーも投稿が見える
非公開グループ グループ外のユーザーは投稿が見えない
このように、非公開グループであれば、会話をグループ内だけに閉じることが可能です。

ただ、一点注意していただきたい点があります。

Chatterの場合、「システム管理者」であれば非公開グループの投稿も見ることができます。つまり、完全にプライベートではないという点には注意が必要です。

2.2 レコードへの投稿の公開範囲

レコードのフォローができることはすでにお伝えしましたが、Chatterでは、レコードのフォローだけではなく、レコードへの投稿もできます。

レコードへ投稿するケースとは、たとえば次のようなケースです。

- 「取引先」の電話番号が間違っていると思うので連絡したい
- 「商談」の金額が変更された理由について、担当者に質問したい
-  あるオブジェクトの「承認プロセス」で、申請理由について質問をしたい

レコードに対して投稿した際の公開範囲は、レコードの公開範囲と同じです。

つまり、そのレコードを見ることのできないユーザーは、その投稿を見ることはできません。

Chatterの公開範囲を理解するポイント

・Chatterの投稿は同じ組織の全員が見れる
・投稿を公開したくなければ非公開グループを利用する
・ファイルやレコードへ投稿すると、それらの閲覧権限がない人は確認できない

3. 1対1のビジネスチャットとして活用できるか

FacebookやTwitterにはメッセンジャーやダイレクトメッセージという機能があるように、Chatterにも「Chatterメッセージ」と呼ばれる機能があります。
Chatterメッセージでは、1対1のやりとりができますが、利用できる環境が限定されているんです。

Salesforceには、Lightning Experienceと呼ばれる新しい操作環境がありますが、その環境では利用できません。以前のSalesforce環境である、Classicでのみ利用ができます

人によってはLightning Experienceを利用していたり、Classicを利用していることがあるかもしれませんね。

全社員がClassicを利用しているのであれば「Chatterメッセージ」は利用できます。しかし、ユーザーによって利用環境が異なる場合、Chatterメッセージの利用しても見てもらえない可能性があります。
よって、Chatterで1対1のチャット機能を使うのはむずかしいと思います。

Chatterで1対1のチャットを利用したい場合は?

Chatterで1対1のチャットを利用したい場合、mitocoのようなAppExchangeアプリを入れる必要があります。

mitocoにはChatterをもっと使いやすくしたトークアプリがあり

- 1対1のメッセージ
- トークの既読状況の把握
- ルームやトピックでの会話の分類
- 専用のモバイルアプリ

といった、今風のビジネスチャットソフトに求められる機能が揃っています。

mitoco トーク

mitocoトークはLightning Experience、Classic関係なく1対1のメッセージが利用でき、外出先で便利なiPhone、Android向けのアプリも用意されています。

1on1メッセージについて理解するポイント

・Lightning ExperienceではChatterメッセージは利用できない
・Lightning Experienceで1対1のメッセージを利用する場合、mitocoのようなアプリが必要

最後に

今回、Chatterの基礎知識をお伝えしました。

Chatterを活用することで、社内の情報共有が効率的できることを理解できたかと思います。

「Chatterについてさらに詳しい情報を知りたい!」という方はSalesforceのよくある質問の参照がオススメです。

皆様がChatterを活用することを願っています。
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