2018.05.02

私にもできた!完全未経験から始めたSalesforce開発

はじめに

皆様はじめまして。入社して1年と1ヶ月が経ちました、テラスカイの山口です。

私は昨年、文系出身・プログラミング未経験で新卒入社し、テラスカイのエンジニアになりました。
1年前には「Stringって何?」「クラス?メソッド?」「Salesforceって何ができるの?」などと言っていた私が、テラスカイに入社してどのようなことを勉強したのかをお伝えしていこうと思います。

・ 未経験だけどエンジニアという職に興味がある方
・ テラスカイのエンジニアに興味がある方
・ Salesforceに興味がある方

ぜひ、このような方々のご参考にしていただければ嬉しいです。

未経験ってどんなレベルだった?

まずは、未経験で入社したころの私のレベル感ですが、
子供の頃から「パソコンってなんかカッコイイ!」という憧れがあり、両親もパソコンや携帯電話をよく触らせてくれたおかげで、IT機器に対する抵抗感はありませんでした。
小学5年生の時には、パソコンでチラシを作りたいがために、お花見会を開いたことがありました(笑)
Children Win Success Video · Free photo on Pixabay (5518)

エンジニアのお仕事では「一日中パソコンを触っている」なんてことは日常茶飯事ですが、元々IT機器へは抵抗がなかったこともあり、入社後も苦には感じませんでした。

IT機器が好きな方ではあったものの大学卒業までは完全に文系の進路を進み、プログラミングをしたことはもちろん、持っていたイメージも「黒い画面に高速で英語を書くんでしょ?」というかなり大ざっぱなものでした。天才ハッカーが活躍する、Bから始まる某ドラマの影響です(笑)

そんな私も、入社してからたくさんのことを勉強してきました。

どんな勉強をしたの?

内定~入社

役員の方々や先輩方からは「学生のうちは、いっぱい遊んで楽しんでね」と言われていました。

とはいえ、もちろん入社後の技術研修は簡単ではないということで、オススメの本や学習ツール(Progate)を教えてもらえて、入社前に少し予習をしました。
私の場合は、Progateでの勉強がはかどりましたが、同期の中には本がわかりやすかったという人もいたので、自分が取り掛かりやすい方法が良いと思います。

入社してからは?

入社(4月)~技術研修(7月)

新卒研修の内容は、他の記事にもあるためここで詳しくは書きませんが、ざっくりとはこのような内容です。(順不同)
Javaの割合が最も大きく、学んだことを生かしてJavaやSalesforceでの模擬プロジェクトも数回行いました。
新卒研修に関する記事は、下にまとめておくので気になる方は覗いてみてください。
新しい分野の研修になると混乱しそうになるときもありましたが、
次第にそれぞれに役割があり、すべて集まることで一つのかっこよく使いやすいアプリケーションになることがわかってきました。

テラスカイで主に扱っているSalesforceでの開発の研修は、順番的には最後でした。
Salesforce開発では専用の開発言語を使用しますが、ApexはJava、SOQLはSQLがベースとなっており、ベースの言語を学習していたことで取っ掛かりにはそれほど苦戦しませんでした。

プログラミング未経験の方は、いきなりApexの勉強をしようとせず、まずは資料や学習手段の選択肢が多いJavaから始めてみるのも良いかもしれません。

また反対に、Javaでの開発経験が豊富な方であれば、Salesforceの開発でもすぐにご活躍いただけるのではないかと思います!(Salesforceの制限事項は意識しましょう!)


研修の最後には、Salesforce認定アドミニストレーターの資格を受験し、無事合格できました。
初めてのSalesforce認定試験でドキドキでしたが、この試験勉強をしているうちに気付けばSalesforceを活用する上での基本となる知識を得られていました。

配属後はどうだった?

配属後(8月~)

配属後は、先輩方の下でサポートいただきながら、実際にプロジェクトに携わりました。

開発(プログラミング)ばかりすると思われている方もいるかもしれませんが、そればかりではありません。
Salesforceにはマウス操作でカスタマイズできる多くの標準機能が備わっているため、ノンプログラミングでできることが多々あります。
Salesforceを活用するためには、この標準機能をしっかり生かすことが大切です。
標準機能の勉強には、salesforce.com社が提供している学習ツール「Trailhead」がオススメです。
「Salesforceで何ができるかわからない!」という方は、まずはシステム管理者向けのトレイルからチャレンジしてみてください。

ちなみに配属後、Salesforce認定Platformアプリケーションビルダーに合格できました。こちらも標準機能の範囲で、標準機能をカスタマイズしてSalesforceを活用する方法を勉強しました。
標準機能での実現が難しいことは、開発して実現させましょう!ここでプログラミングです!
私も配属後、ApexやVisualforceをはじめとする様々な開発を行いました。
もちろん初めから完璧にできたわけではなく、先輩方のサポートを受け、研修でのメモや開発者ガイドを何度も開きながら頑張りました。
自分で作ったものが、お客様へ届けられるのはとても嬉しいですよ!

実際にSalesforce開発をしてみたいという方には、Salesforce開発者環境(Developer Edition)で、お試し開発する方法があります。ログインして「開発者コンソール」を開けば開発環境を構築をしなくても、ブラウザ上ですぐにコードを書き始められます。

ちなみに、テラスカイではプログラミングせずにマウス操作でSalesforceの画面開発を可能とするSkyVisualEditorという製品も提供しています。

おわりに

完全未経験だった私でも、思い切ってIT業界へ飛び込みテラスカイへ入社して、

・一から勉強、できました!
・プログラミング、できました!
・Salesforce開発、できました!

まだまだ私も未熟ですが、分からないことだらけで不安だった1年前の私のような方々に、何か勇気を与えられたなら幸いです。

ありがとうございました。



新卒研修に関する記事はこちら

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