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はじめに
今回は販売管理/在庫管理システムであるFujitsu GLOVIA OM上における見積・受注情報作成の流れを説明します。
販売管理における販売業務とは、顧客との間で発生するヒト・モノ・カネの流れや関連情報を管理することです。販売業務全体の大まかな流れとしては見積→受注→出荷→売上→請求→入金の順となっていますが、今回はSalesforce標準の商談から見積・受注の登録までの流れを説明します。
GLOVIA OMではSalesforceの商談をもとにシームレスに見積・受注を作成できますのでその流れを紹介します。
販売管理における販売業務とは、顧客との間で発生するヒト・モノ・カネの流れや関連情報を管理することです。販売業務全体の大まかな流れとしては見積→受注→出荷→売上→請求→入金の順となっていますが、今回はSalesforce標準の商談から見積・受注の登録までの流れを説明します。
GLOVIA OMではSalesforceの商談をもとにシームレスに見積・受注を作成できますのでその流れを紹介します。
業務との対応表
販売業務の実作業とGLOVIA OM上での操作の対応は以下になります。
操作イメージ番号 | 業務内容 | 機能 | Salesforce上での操作 |
---|---|---|---|
① | 商談活動 | Salesforce標準 | 商談オブジェクトに商談情報を入力 |
② | 商品の登録 | Salesforce標準 | 商談商品を追加 |
③ | 見積情報の作成 | GLOVIA OM | 商談のボタンを押下 |
④ | 見積明細の追加 | GLOVIA OM | 販売見積から商品を追加 |
⑤ | 受注情報の作成 | GLOVIA OM | 販売見積から販売への変換ボタンを押下 |
GLOVIA OM上での操作イメージ
見積変換~明細追加
まずは業務との対応表の①~③のイメージです。
商談情報の入力と商品を登録した後、見積を作成していきます。
商談情報の入力と商品を登録した後、見積を作成していきます。
① 商談活動 から ③ 見積情報の作成まで
作成した販売見積には取引先などの情報が転記されるだけでなく、商談に登録していた商品の情報も引き継がれます。
次にベースの商品に加えてオプションとなる商品を追加する想定として④ 見積明細を追加します。
次にベースの商品に加えてオプションとなる商品を追加する想定として④ 見積明細を追加します。
④ 見積明細の追加
あらかじめ価格表*に登録しておいた商品を検索し、見積数や単価を画面から入力していきます。
* 価格表にはあらかじめ商品の価格を登録可能しておくことが可能です。
* 価格表にはあらかじめ商品の価格を登録可能しておくことが可能です。
検索画面から見積明細に追加したい商品を選択
販売見積ラインに登録する商品の数量や単価を登録
登録した商品が販売見積ラインの関連リストに表示されました。
今回はGLOVIA OMの検索画面を利用して見積明細を作成する流れをお見せしましたが、関連リストから追加することも可能です。
商品のほかにも送料や手数料、見積明細に登録した商品のSLAなどの契約情報を登録することも可能です。
今回はGLOVIA OMの検索画面を利用して見積明細を作成する流れをお見せしましたが、関連リストから追加することも可能です。
商品のほかにも送料や手数料、見積明細に登録した商品のSLAなどの契約情報を登録することも可能です。
登録した販売見積ラインのリスト
受注変換
取引が成立し、受注へ変換する際には見積のステータスをクローズ、クローズ理由を受注に変更します。
※クローズ理由が受注である見積のみが受注へ変換可能となります。
※クローズ理由が受注である見積のみが受注へ変換可能となります。
見積をクローズ
⑤ 受注情報を作成していきます。
見積のボタンから見積を受注に変換します。
見積のボタンから見積を受注に変換します。
⑤ 受注情報の作成
見積の情報をもとに受注が作成されました。
見積で登録した商品の情報が引き継がれていることが確認できます。
見積で登録した商品の情報が引き継がれていることが確認できます。
見積から変換された受注
オブジェクト構成
補足情報としてオブジェクトの情報についても紹介します。
Fujitsu GLOVIA OMでは見積のヘッダー情報を販売見積、明細情報を販売見積ラインオブジェクトで管理しています。受注についても同様に、ヘッダー情報を販売、明細情報を販売オーダーラインオブジェクトで管理しています。
Fujitsu GLOVIA OMでは見積のヘッダー情報を販売見積、明細情報を販売見積ラインオブジェクトで管理しています。受注についても同様に、ヘッダー情報を販売、明細情報を販売オーダーラインオブジェクトで管理しています。
GLOVIA OMオブジェクトの関連図
販売見積、販売はSalesforce標準の商談オブジェクトを参照しているため、商談活動にて発生した複数の見積を商談と紐づけておくことでまとめて管理したり、見積を作成せずに商談から直接受注を作成することも可能です。
さいごに
今回はGLOVIA OM上での販売業務の操作の流れについて説明しました。
Salesforceプラットフォーム上で動く販売管理システムということで、Salesforce標準の商談と見積・受注情報を一元管理できます。そのため、オペレーションミスを減らすだけでなく、営業担当が情報の転記に掛かっていた工数を減らすことも可能です。
さらに、お客様側でSalesforceを内製化し、ちょっとした便利機能であれば標準カスタマイズで機能を追加することも可能です。
以下webサイトにてGLOVIA OMの紹介をしていますので、興味がある方はご覧ください。
Salesforceプラットフォーム上で動く販売管理システムということで、Salesforce標準の商談と見積・受注情報を一元管理できます。そのため、オペレーションミスを減らすだけでなく、営業担当が情報の転記に掛かっていた工数を減らすことも可能です。
さらに、お客様側でSalesforceを内製化し、ちょっとした便利機能であれば標準カスタマイズで機能を追加することも可能です。
以下webサイトにてGLOVIA OMの紹介をしていますので、興味がある方はご覧ください。
クラウド型の販売管理/在庫管理システムFujitsu GLOVIA OM | 株式会社テラスカイ
Fujitsu GLOVIA OMならCRMから基幹系業務まで一気通貫で管理できる販売管理/在庫管理ソリューションです。システム導入にあたりサーバー等の環境準備が不要なほか、SFA・CRMとのデータ統合により、二重入力の削減やデータ分析を行うことが可能になります。