働き方は？周りの理解は？ テラスカイ女性社員による産休・育休座談会！

ーーまず、妊娠時のお話から聞かせてください。最初に妊娠を上司に伝えたのはどのタイミングでしたか？

Tさん：
妊娠がわかってから、かなり早いタイミングで直属のマネージャーに伝えました。

Mさん：
私も同じです。安定期に入る前でしたが、体調などで迷惑をかける可能性もあるかなと思って。

Kさん：
私もです。産休・育休を経験したことがある先輩から妊娠時期の大変さを聞いていたので、早めに伝えておいたほうが良いと判断しました。


ーー産休に入るまでは、無理のない働き方で過ごせましたか？

Mさん：
はい、リモートワークだったのでとても助かりました！

Tさん：
そうそう、私もリモートワークで本当によかったと思いました。通勤中や会社で何があるかわからないですし。

Kさん：
病院へ行くときも、リモートの方が時間の調整がしやすいですよね。
もし出社だったら、会社からかかりつけの病院へ向かうだけでかなりの時間がかかってしまうので・・・

Mさん：
ちょうど「母性健康管理のための休暇」制度ができて、有給を使わずに通院できるようになったのもよかったです。

Kさん：
いいなあ！私のときはその制度がなかったんです。
有給を削って病院へ通っていた時代でした。

Tさん：
大変だったんですね・・・。
会社の制度が整っていくにつれて、周りの理解も深まっていった気がします。

ーー産休・育休中に会社との繋がりはありましたか？

Mさん：
産休から育休へ切り替える時に、上長と少し話をしました。
そのときはいつ復帰できるかわからない状況だったので、不安な気持ちだったことを覚えています。

Tさん：
私は出産したときにチームのSlackに報告しました。個別に「おめでとう！」とメッセージをくれるメンバーもいて嬉しかったです。
あとは育休中に営業全員がオフィスのフロアを移動することになったので、荷物の整理を兼ねて一度出社したこともあります。その時に上長とも話ができました。

Kさん：
私は復職時期が決まったときにマネージャーと面談がありました。復職後の働き方やプロジェクトなどを相談しました。


ーーもっとこまめに連絡が欲しかった、などのリクエストはありますか？

Mさん：
いえいえ！毎日慌ただしくてそれどころじゃなかったので、育児に専念できるようそっとしておいてくれたのは嬉しかったです。

Tさん：
私もです。例えばチャットで連絡をもらっても、すぐに返事ができない状況だったので・・・。

Kさん：
私も連絡頻度は少ない方がいいと思います。産休・育休中は仕事のことを考えずに、「今」に集中できるのがとてもよかったです。

ーー復職にあたって、不安に感じたことはありましたか？

Tさん：
ちゃんと社会人に戻れるかが不安でした。
育休中は仕事の最新情報をキャッチアップする余裕がなかったので、営業としてのスキルにも自信がなくなってしまって。子供を見ながらどこまで仕事ができるのかも心配でした。

Mさん：
私も！子育てと仕事を両立していけるかどうか、全く想像がつかなくて不安でした。
あとは、復職後に時短勤務にすることが決まっていたので「周りのメンバーからどう思われるのかな」と心配になったりも。

Kさん：
周りの反応、気になっちゃいますよね。
私も、復職の目処が立ってからが一番不安な時期でした。復職前の面談はめちゃくちゃ緊張しましたよ。「久しぶりに大人の人と喋ってる！」って感じでした。

Mさん：
実は育休期間中に「リハビリも兼ねてSalesforce資格をいろいろ取得してみたら？」って言われたんですけど、全然できなくて。時間の余裕がありませんでした。

Kさん：
私は夫がフリーランスで融通のきく状況だったので、子供を見てもらっている間にSalesforce資格のアップデートを行っていました。
復帰後にどれだけ勉強時間を確保できるかわからなかったので、今やらないと！・・・って思って。
ただ、私は家庭環境が恵まれていたからできたことだし、そんな状況でも子育てしながらの資格取得はめちゃくちゃ大変だったのでおすすめはしません（笑）

Mさん：
すごい・・・！ご家族の助けがあるのは強いですね。


ーーMさんとTさんは、所属部署で初めて産休・育休取得を取得した女性だと聞きました。

Tさん：
そうなんです。同じ部署にモデルケースとなる女性がいなかったことが、かなり不安でした。
子供を持つ方はいても、テラスカイで育休・産休を取得したことがある人はいなくて・・・。なので復帰後に営業としてどういう働き方ができるのか、リアルに想像できなかったんですよ。
上長が「復帰後はどういう風に仕事がしたい？」と聞いてくれたときも、自分自身、どこまでできるものなのかがわからなくて答えに困っちゃって。

Mさん：
そうそう。部署や職種によって仕事内容は違うので、他部署の人の経験談を聞いても同じことができるかどうかわかりませんでした。

Kさん：
その点私は育休から復帰したばかりの先輩がいたので、その人の情報を頼りに上長と話をすることができました。
「復職1〜2ヶ月は仕事にならないよ」といったアドバイスをもらっていたので、上長もそれを見越して、仕事をコントロールしやすそうなプロジェクトを割り当ててくれたり。

Tさん：・Mさん：
羨ましい！

ーー不安な中での復職だったと思いますが、周りの反応はいかがでしたか？

Kさん：
子供の体調が読めず急にお休みをいただくことも多いのですが、マネージャーもプロジェクトメンバーも理解がある方ばかりでとても助かっています。

Mさん：
私のチームもお子さんを持つ方が多いこともあって、みんな優しく助けてくれます。

Tさん：
私も同じです。周りのメンバーに業務のフォローをしてもらうことが多くて、申し訳ない気持ちになることも・・・。

Kさん：
申し訳なさはありますよね。いつも本当に感謝しています！


ーー復職されてからは、どのような働き方をされていますか？

Mさん：
私は17時までの時短勤務で働いています。ほとんどリモート勤務ですね。

Kさん：
私は17時30分までの時短勤務にしています。
フルタイム（18時までの勤務）でも大丈夫かも・・・と一瞬思ったのですが、子供のことはイレギュラーも多いので心の安定のために時短勤務を選びました。

Tさん：
私は最初からフルタイムで復帰しました。

Mさん：
フルタイム！すごいですね！

Tさん：
でもやっぱり急遽お休みをいただくことが多いので、時短の方が気が楽だったなあと思います。

ーーさらに働きやすくなるために、会社に求めることやアイディアなどはありますか？

Kさん：
看護休暇や介護休暇が有給になると嬉しいですね。
復帰したときには2年分の有給休暇があったはずなのですが、全然足りません・・・！（泣）

Mさん：
Kさんと少し似ているのですが、福利厚生で病児ベビーシッターの法人契約があるといいですね。仕事をしたいのに子供の看病でお休みをもらう、ということも多いので。

Tさん：
私は、育休・産休取得中に変わった会社の制度や、システムの情報を教えてくれるような社内研修があるといいなと思いました。1年ちょっと離れている間に変化したことがたくさんあって、復職直後は追いつくのが大変で。
いきなり通常業務を行うことに不安もあったので、研修期間を設けることで、働くリズムや会社の雰囲気にも少しずつ慣れることができるんじゃないかと思います。


ーー最後に、これから産休・育休を取得するかもしれない方にアドバイスをお願いします。

Tさん：
出産まではゆっくり休んでください！育児が始まったら楽しんで。
あっという間に子供は大きくなっちゃうので、1日1日を大切に過ごしてください。

Mさん：
テラスカイは周りのメンバーの理解があります。
初めて産休・育休に入る人は不安な気持ちもあると思いますが、心配しなくても大丈夫です！

Kさん：
私もMさんと同じく、周りの人は優しいので安心してくださいと伝えたいです。
上長やメンバーを頼って、仕事も育児もがんばりましょう！


みなさま、お忙しい中ありがとうございました！