TerraSkyのSalesforce担当者がFlosumを使ってみた④ Snapshotの作成をスムーズに行うために

テラスカイの社内Salesforceのシステム管理者が、Snapshotの作成をスムーズに行うためのポイントをまとめました。

はじめてFlosumを使ってリリースをする際に、Snapshotを作成にかなりの時間を要してしまいました。
私が躓いた点とどのように改善したかをご紹介します。
Flosumのリリースを行う際に心掛けること。
それは、焦らずボタンを何度も押さないこと!
Flosumで作業する際、だいたい何をするにも少し時間がかかります。
Snapshotを作成するとき、Validateするとき、Deployするとき...etc。
ついちゃんと作成できているのか?と思ってもう一度ボタンを押したくなりますが、そこはグッとこらえて、Flosumを信じて画面が変わるのを待ちましょう。
焦らない焦らない。
そう思ってSnapshotを作成し、Metadataの取得が完了するのを待っていました。

あれ?
Is Completedにいつまでたってもチェックが付きません
こちらの画像は実際にリリース作業で作成したSnapshotなのですが、なかなかIs Completedにチェックが付きませんでした。
(取得対象にしたコンポーネントの量が多かったからかもしれません)
そこで私が試してみたのは、種別ごとに分け、コンポーネント名を指定して取得することです。

①虫眼鏡から取得したいComponent Typeを検索できます。
 綴り間違いなどのミスを減らせるのでこちらから設定することをおすすめします。
②複数のコンポーネントを取得したい場合はコンポーネント名を「,(カンマ)」でつなぐと取得できます。
条件を入れ終わったら、右上のCreate Snapshotをクリックします。
複数回クリックすると取得に失敗することがあるので、やはりここでも焦らず1回クリックしましょう。

IsCompletedにチェックがついて、「No. of Metadata Items」にも取得した数「2」となり、無事取得できました。
右上の「Commit to Branch」からBranchに格納します。
欲しい資材をまとめて取得しようとした時に比べて、種別ごとに分けて取得したほうが時間を短縮して取得することができます。
そうして取得できた各SnapshotをBranchに順次追加していきます。

作成済みのBranchを指定すると追加できます。

1つのBranchにまとめられました。
あらかじめリリースする資材のComponent TypeとCompornet Nameをまとめられていると、よりスムーズにSnapshotを作成することができるかと思います。
<関連ブログ>
TerraSkyのSalesforce担当者がFlosumを使ってみた① Flosum便利ポイントを3点ご紹介!
https://base.terrasky.co.jp/articles/fUmuU_flosum

TerraSkyのSalesforce担当者がFlosumを使ってみた② Branch のマージ機能「Smart Merge」
https://base.terrasky.co.jp/articles/VK3St_flosum

TerraSkyのSalesforce担当者がFlosumを使ってみた③ Flosumの機能「Repository(Source)」の活用例
https://base.terrasky.co.jp/articles/lff5p_flosum