みなさんこんにちは。今岡です。
Dreamforce17で世界中から注目を集める基調講演が本日(現地時間 2017/11/06 15:00-17:00)行われましたので、早速その様子を私の所感を交えてお伝えしたいと思います。今回のDreamforce17は、登録者数171,000人、オンライン視聴者10,000,000人超と言われており、一企業が開催するイベントとしてはとてつもない数な訳ですが、基調講演に参加するとその熱気や注目の高さを肌で感じます。
今回の基調講演は「We Are All Trailblazers: Customer Success in the Fourth Industrial Revolution with Marc Benioff and Industry Trailblazers」と題され、昨年のEinsteinのようなキーテクノロジー主体の発表ではなく、「We Are All Trailblazers」を念頭にしたメッセージ色の強い講演であったことが印象的です。もちろん新しい発表も多少ありましたが、詳細は各Product Keynoteでとのことでした。
基調講演の冒頭ではMarc Benioffより、社員・パートナー・ユーザに感謝が述べられ、Dreamforceの開催を家族の親睦会の場としたいと言った内容の話がありました。Ohanaの精神といったところでしょうか。これらの関係は上手く機能し、CRMの領域(Sales、Service、Marketing)でNo.1となり、売上高も$12.5Bとなる見込みとのことです。
新たに発表されたテクノロジーは以下の通りです。
・myTrailhead
・myEinstein
・myLightning
・mySalesforce
・myIoT
これらの機能概要はT-Mobile、adidas、21st Century Foxの事例として紹介されました。詳細は不明ですがデモから想像する機能を説明します。これから詳細が発表されていくことでしょうから引き続き詳細な情報を待ちたいところです。
myTrailhead:
従来のTrailheadを拡張し、各企業が自社に必要なトレーニング(例えば自社の製品説明など)のトレイルやモジュールを作成し、Trailmixでカリキュラム化して提供できるもののようです。
myEinstein:
Prediction Builderが提供され、カスタム項目やカスタムオブジェクトに対するEinsteinの活用ができること、あるいはそれら含めパーソナライズされた予測結果等が提供されることの総称?
myLightning:
App Builderで配置するLightning Componentの表示・非表示が条件に応じてダイナミックに表示・非表示がコントロールされる。リブランディング機能が強化され、コミュニティで出来る自社ブランドイメージに沿った背景色やロゴの設定が提供される。
my Salesforce:
モバイルのリブランディング。モバイル向けのリブランディングは昨年か一昨年にmySalesforce1が発表されましたが、単なるブランディング名の変更なのかそれ以上が提供されるのかは不明です。
myIoT:
デモからはどういったものか読み取れませんでした。Dreamforce開催前に発表のあった、IoT Explorとの関係もよくわかりません。
さて、今回の基調講演で注目したい発表にGoogle社とのパートナーシップがありました。Google社のGoogle Cloud PlatformやG Suiteとのインテグレーションを含むエコシステムがどのように進化していくかは要注目です。
駆け足でお伝えした基調講演の様子ですが、如何でしたでしょうか? テラスカイではDreamforceの様子を期間中ブログでタイムリーにお届けします。引き続きお楽しみ頂けますと幸いです。
Dreamforce17で世界中から注目を集める基調講演が本日(現地時間 2017/11/06 15:00-17:00)行われましたので、早速その様子を私の所感を交えてお伝えしたいと思います。今回のDreamforce17は、登録者数171,000人、オンライン視聴者10,000,000人超と言われており、一企業が開催するイベントとしてはとてつもない数な訳ですが、基調講演に参加するとその熱気や注目の高さを肌で感じます。
今回の基調講演は「We Are All Trailblazers: Customer Success in the Fourth Industrial Revolution with Marc Benioff and Industry Trailblazers」と題され、昨年のEinsteinのようなキーテクノロジー主体の発表ではなく、「We Are All Trailblazers」を念頭にしたメッセージ色の強い講演であったことが印象的です。もちろん新しい発表も多少ありましたが、詳細は各Product Keynoteでとのことでした。
基調講演の冒頭ではMarc Benioffより、社員・パートナー・ユーザに感謝が述べられ、Dreamforceの開催を家族の親睦会の場としたいと言った内容の話がありました。Ohanaの精神といったところでしょうか。これらの関係は上手く機能し、CRMの領域(Sales、Service、Marketing)でNo.1となり、売上高も$12.5Bとなる見込みとのことです。
新たに発表されたテクノロジーは以下の通りです。
・myTrailhead
・myEinstein
・myLightning
・mySalesforce
・myIoT
これらの機能概要はT-Mobile、adidas、21st Century Foxの事例として紹介されました。詳細は不明ですがデモから想像する機能を説明します。これから詳細が発表されていくことでしょうから引き続き詳細な情報を待ちたいところです。
myTrailhead:
従来のTrailheadを拡張し、各企業が自社に必要なトレーニング(例えば自社の製品説明など)のトレイルやモジュールを作成し、Trailmixでカリキュラム化して提供できるもののようです。
myEinstein:
Prediction Builderが提供され、カスタム項目やカスタムオブジェクトに対するEinsteinの活用ができること、あるいはそれら含めパーソナライズされた予測結果等が提供されることの総称?
myLightning:
App Builderで配置するLightning Componentの表示・非表示が条件に応じてダイナミックに表示・非表示がコントロールされる。リブランディング機能が強化され、コミュニティで出来る自社ブランドイメージに沿った背景色やロゴの設定が提供される。
my Salesforce:
モバイルのリブランディング。モバイル向けのリブランディングは昨年か一昨年にmySalesforce1が発表されましたが、単なるブランディング名の変更なのかそれ以上が提供されるのかは不明です。
myIoT:
デモからはどういったものか読み取れませんでした。Dreamforce開催前に発表のあった、IoT Explorとの関係もよくわかりません。
さて、今回の基調講演で注目したい発表にGoogle社とのパートナーシップがありました。Google社のGoogle Cloud PlatformやG Suiteとのインテグレーションを含むエコシステムがどのように進化していくかは要注目です。
駆け足でお伝えした基調講演の様子ですが、如何でしたでしょうか? テラスカイではDreamforceの様子を期間中ブログでタイムリーにお届けします。引き続きお楽しみ頂けますと幸いです。
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