みなさん、こんにちは。
5月29日と30日の2日間に渡りサンフランシスコで開催されている、「TrailheaDX 2019 | SALESFORCE DEVELOPER CONFERENCE」に2年連続で参加中のクラウドインテグレーション推進部の須山です。
2019年のTrailheaDXにはテラスカイからは私を含め計4名が参加しており、それぞれ感じたことを記事にしていきます。
今回、私からはTrailheaDX2019 DAY1の様子を現地の雰囲気を交えてレポートさせていただきます!
5月29日と30日の2日間に渡りサンフランシスコで開催されている、「TrailheaDX 2019 | SALESFORCE DEVELOPER CONFERENCE」に2年連続で参加中のクラウドインテグレーション推進部の須山です。
2019年のTrailheaDXにはテラスカイからは私を含め計4名が参加しており、それぞれ感じたことを記事にしていきます。
今回、私からはTrailheaDX2019 DAY1の様子を現地の雰囲気を交えてレポートさせていただきます!
そもそも TrailheaDX とは?
TrailheaDXは、Salesforceプラットフォーム上での構築について学びたい、すべての管理者・開発者・パートナーを含むSalesforceの構築とカスタマイズを行うすべての人が参加することのできるラーニング系のイベントです。
また、本イベントは2日間のメインイベントと、8つの学習トラックが付いている追加の3日間のブートキャンプで構成されており、今年もテラスカイからはメインイベントの2日間に参加しています。
ブートキャンプは自分の役割と経験レベルに合わせた8つの学習トラックから構成されています。
ご参考までに8つの学習トラックをご紹介しますと、
Salesforce 管理者用トラック
1. Administrator Bootcamp
2. Advanced Administrator Bootcamp
Salesforce 開発者・アーキテクト用トラック
3. Declarative Platform App Builder Bootcamp
4. Platform Developer Bootcamp
5. Lightning Web Components Bootcamp
6. Source-Driven Development for Salesforce Bootcamp
7. Application Architect Bootcamp
8. System Architect Bootcamp
No.7,8 のアーキテクト用の学習トラックに関しては、早々に満員になり売り切れとなり、
近年のアーキテクトに対する認識の高さの現れになっていると思います。
また、本イベントは2日間のメインイベントと、8つの学習トラックが付いている追加の3日間のブートキャンプで構成されており、今年もテラスカイからはメインイベントの2日間に参加しています。
ブートキャンプは自分の役割と経験レベルに合わせた8つの学習トラックから構成されています。
ご参考までに8つの学習トラックをご紹介しますと、
Salesforce 管理者用トラック
1. Administrator Bootcamp
2. Advanced Administrator Bootcamp
Salesforce 開発者・アーキテクト用トラック
3. Declarative Platform App Builder Bootcamp
4. Platform Developer Bootcamp
5. Lightning Web Components Bootcamp
6. Source-Driven Development for Salesforce Bootcamp
7. Application Architect Bootcamp
8. System Architect Bootcamp
No.7,8 のアーキテクト用の学習トラックに関しては、早々に満員になり売り切れとなり、
近年のアーキテクトに対する認識の高さの現れになっていると思います。
どんな人が参加すべきイベントか
TrailheaDXは、管理者、開発者、設計者、およびパートナーを含め、Salesforceを基にしてカスタマイズするすべての人のためのイベントです。Salesforceプラットフォームを始めたばかりの方々、そして上級管理者や開発者のための道がこのイベントで提示されます。
去年参加してみて感じたことは、Developer Conference ですが、どちらかというと Admin 寄りのイベントであると感じたので、今年はどんな感じに仕上がっているかも1つのポイントになります。
去年参加してみて感じたことは、Developer Conference ですが、どちらかというと Admin 寄りのイベントであると感じたので、今年はどんな感じに仕上がっているかも1つのポイントになります。
TrailheaDX 2019
まず会場に入ってびっくりしたのは、規模が昨年と比べて1フロア増えていました。
去年は1Fはレジストレーションのみだったのですが、今年は1Fも開放してあり1.5倍の規模に変化しております。TrailheaDX 自体の認知度、期待度も上がってきているようです。
去年は1Fはレジストレーションのみだったのですが、今年は1Fも開放してあり1.5倍の規模に変化しております。TrailheaDX 自体の認知度、期待度も上がってきているようです。
Opening Keynote with Parker Harris and special guests
Keynote で発表された目玉は以下の通りと考えます。
・Salesforce Blockchain
・LWCのオープンソース化
Keynote で発表された上記の内容について、現地のブース&セッションで得た情報を交えてお伝えします。
・Salesforce Blockchain
・LWCのオープンソース化
Keynote で発表された上記の内容について、現地のブース&セッションで得た情報を交えてお伝えします。
Salesforce Blockchain
Salesforceの新しいサービス「Salesforce Blockchain」が発表されました。
Salesforce Blockchain は組織が安全にコラボレーションし、第三者間でデータを共有できるように、CRMに接続された新しいLowコードのブロックチェーンプラットフォームです。
これまで、企業データを外部公開し共有することは非常に困難であったため、ほとんどの会社は実際に試していない状況でした。ですが、本機能を利用することにより、企業は外部に対して簡単に情報を共有することが可能になります。信頼できる第三者のネットワークを構築してデータを共有し、以前は苦痛だったプロセスを驚くべきカスタマーエクスペリエンスに変えることが可能なプラットフォームであるとのことです。
詳細については以下の Salesforce ブログが参考になります。
ーー
https://www.salesforce.com/blog/2019/05/build-blockchain-platform-apps-customers.html
また、Salesforce Blockchain に関するトレイルヘッドのモジュールも既に追加されているので要チェックです!
Salesforce Blockchain は組織が安全にコラボレーションし、第三者間でデータを共有できるように、CRMに接続された新しいLowコードのブロックチェーンプラットフォームです。
これまで、企業データを外部公開し共有することは非常に困難であったため、ほとんどの会社は実際に試していない状況でした。ですが、本機能を利用することにより、企業は外部に対して簡単に情報を共有することが可能になります。信頼できる第三者のネットワークを構築してデータを共有し、以前は苦痛だったプロセスを驚くべきカスタマーエクスペリエンスに変えることが可能なプラットフォームであるとのことです。
詳細については以下の Salesforce ブログが参考になります。
ーー
https://www.salesforce.com/blog/2019/05/build-blockchain-platform-apps-customers.html
また、Salesforce Blockchain に関するトレイルヘッドのモジュールも既に追加されているので要チェックです!
【Trailhead】Salesforce Blockchain Basics
Create ledgers and share transaction data securely with Salesforce Blockchain.
Keynote 終了後にブースを訪問したところ、以下のようなデモが用意されていました。
デモアプリの仕組みとしては至って単純で、プロセスビルダーを使用し、ブロックチェーンオブジェクトの変更時に条件に一致する場合、その後のデータが保証されてないことがわかるという内容のデモでした。
また、既にアリゾナ州立大学などがこの Salesforce Blockchain の仕組みを利用してシステムを構築しているとのことです。
ブロックチェーンを利用することにより多くの外部システムとやり取りするようになるため、信頼性を確保しつつ効率を向上させ、CRMとブロックチェーンを組み合わせることで生まれるシナジーが今後どんどん生まれてくることでしょう。
また、既にアリゾナ州立大学などがこの Salesforce Blockchain の仕組みを利用してシステムを構築しているとのことです。
ブロックチェーンを利用することにより多くの外部システムとやり取りするようになるため、信頼性を確保しつつ効率を向上させ、CRMとブロックチェーンを組み合わせることで生まれるシナジーが今後どんどん生まれてくることでしょう。
Lightning Web Component のオープンソース化
もう一つの発表として「Lightning Web Components」がオープンソース化され、Salesforce以外の環境でも利用できるようになるとのことです。
詳細については、以下のSalesforce Developers ブログが大変参考になるので要チェックです。
--
Lightning Webコンポーネントオープンソースの紹介
https://developer.salesforce.com/blogs/2019/05/introducing-lightning-web-components-open-source.html
また、オープンソース化に伴う Lightning Web Component のローカル環境での開発方法に関するセッションに参加してきました。
詳細については、以下のSalesforce Developers ブログが大変参考になるので要チェックです。
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Lightning Webコンポーネントオープンソースの紹介
https://developer.salesforce.com/blogs/2019/05/introducing-lightning-web-components-open-source.html
また、オープンソース化に伴う Lightning Web Component のローカル環境での開発方法に関するセッションに参加してきました。
待ちに待ったローカル環境での開発といったところでしょうか。
これにより、さらなる開発効率の向上が見込めることでしょう。
これにより、さらなる開発効率の向上が見込めることでしょう。
ローカル環境で開発に関しては以下の通りとのことです。
・Live rendering of Components on your local machine(without pushing to your org!)
→組織にデプロイせず、直接ローカル環境で直接レンダリング可能
・Express Server + LWC Compiler
→サーバーと LWC コンパイラが必要
・Only works with LWC
→LWCのみで動作する
・Will be shipped as part of the SFDX CLI
→SFDXの機能として提供される
・Look for a beta this summer!
→今年の夏にベータ版の利用が可能に!!
これらを踏まえ、LIVE デモが行われました。
デモでは、コードの即時反映やデータ登録などを確認することができました。
データに関しては、Scrach Org との接続が必要であるため、完全にオフラインでの開発用途ではなく、Scrach Orgにデプロイする必要がなくなり、かつ、デバックやエラーの視認性もあがるため、より効率的に開発を行えるようになるのだろうという印象を受けました。
・Live rendering of Components on your local machine(without pushing to your org!)
→組織にデプロイせず、直接ローカル環境で直接レンダリング可能
・Express Server + LWC Compiler
→サーバーと LWC コンパイラが必要
・Only works with LWC
→LWCのみで動作する
・Will be shipped as part of the SFDX CLI
→SFDXの機能として提供される
・Look for a beta this summer!
→今年の夏にベータ版の利用が可能に!!
これらを踏まえ、LIVE デモが行われました。
デモでは、コードの即時反映やデータ登録などを確認することができました。
データに関しては、Scrach Org との接続が必要であるため、完全にオフラインでの開発用途ではなく、Scrach Orgにデプロイする必要がなくなり、かつ、デバックやエラーの視認性もあがるため、より効率的に開発を行えるようになるのだろうという印象を受けました。
また、今後のロードマップではApexもサポートされるようになり、かつMockデータも利用可能になることが提示されていました。
今年の夏が楽しみなアップデートですね!
今年の夏が楽しみなアップデートですね!
さいごに
今回は、TrailheaDX 2019 DAY1のKeynoteで発表された目玉機能のフォローは以上となります。
現地の雰囲気を交えてレポートしてみましたが、少しでも雰囲気は伝わりましたでしょうか。
TrailheaDX は Dreamforce に比べ、規模は小さいイベントですが、参加の目的がはっきりしている分、深くまで学べる大変よいイベントだと思います。
イベント自体はあと1日残っていますが、2日目はMini Hack 中心に参加していきたいと思います!
このあとの参加メンバーのブログも要チェックです!
現地の雰囲気を交えてレポートしてみましたが、少しでも雰囲気は伝わりましたでしょうか。
TrailheaDX は Dreamforce に比べ、規模は小さいイベントですが、参加の目的がはっきりしている分、深くまで学べる大変よいイベントだと思います。
イベント自体はあと1日残っていますが、2日目はMini Hack 中心に参加していきたいと思います!
このあとの参加メンバーのブログも要チェックです!
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