2020.01.30

DataSpider Cloudで始めるPardot連携

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みなさん、こんにちは。製品営業本部の河合です。

今回はDataSpider Cloudを使ってPardotのAPIを実行してみました。
本記事ではスクリプト作成の流れや注意点を紹介します。
Network Iot Internet Of Things - Free vector graphic on Pixabay (14004)

1. 事前準備

APIユーザーを作成する

事前準備として、PardotにAPI実行用のユーザーを用意します。

Pardotで新規ユーザーを作成します。
※作成したユーザーはCRMと同期しないでください

※注意事項

・APIユーザーについて

CRMユーザーと同期しているPardotユーザーはPardot APIを実行できません。
よって、APIを実行するユーザーはCRMユーザーと同期しないようにします。
・APIのバージョン
2020年1月時点ではAPIバージョン「3」と「4」が提供されています。
使用するAPIのバージョンは、Pardotの設定によって異なり、アカウント情報にある「1つのメールアドレスに対して複数のプロスペクトを有効化」によって決定されます。

なお、この設定は2016年6月14日以降に新規作成されたアカウントではデフォルトで「有効」となっており、無効化することはできません。
設定値 APIバージョン
有効 4
無効 3

2. スクリプト作成

事前準備ができましたので、DataSpider Cloudでスクリプトを作成していきます。
今回はPardotからプロスペクトを取得し、CSVファイルに書き込む、という内容にします。

スクリプトの全体図は次のようになります。

続いて細かい内容を見ていきます。
・グローバルリソース(REST)
DataSpider CloudにPardotアダプタはありませんが、RESTアダプタでPardotのAPIを呼び出すことが可能です。
RESTのグローバルリソースを作成し、APIのエンドポイントを設定します。

・ログイン(REST.POST実行)
APIを利用するための認証を行い、APIを呼び出すためのAPIキーを取得します。
認証にはメールアドレスとパスワード、APIユーザーキーが必要です。
※APIユーザーキーはPardotのユーザー情報から確認可能

・プロスペクト取得(REST.POST実行)
メインとなるプロスペクトの取得は「POST実行」コンポーネントを使います。
リクエストヘッダとして、APIユーザーキーとログイン処理で取得したAPIキーをセットします。

お気づきの方もいるかと思いますが、プロスペクト取得~CSV書き込みはループ処理になっています。
これは、1度に取得できるレコードが200件まで、というAPIの仕様があるためです。

200件以上のレコードを取得するためには、「offset」パラメータを指定します。
「offset」を指定することで、取得するレコードの位置を指定することができます。
ゼロからスタートし、1ループごとに200ずつ増やしていきます。

・ループ処理
APIのレスポンスにはレコード総数が格納される「total_results」が含まれています。
「total_results」と「offset」と比較し、ループを抜けるように設定します。

3. 実行

作成したスクリプトを実行してみます。
Pardotには300件のプロスペクトを投入しました。

スクリプトを実行します。

結果を確認し、300件のレコードがCSVに書き込まれていることが確認できました。
※ヘッダ行が含まれているため、ファイルの行数は301となります

おわりに

今回は使いませんでしたが、パラメータを指定することで検索条件や並び替えをすることも可能です。
また、Pardotには他にも様々なAPIが用意されています。
詳細は公式ドキュメントをご覧ください。

DataSpider Cloudを使うことで、Salesforce以外のシステムにデータを連携したり、様々なタイミングでデータ連携を実行することが可能です。
Pardotのデータをさらに活用したい場合にはぜひご検討ください!
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