Dreamforce2018 day1:Salesforce for Admins Keynote

Salesforce admin管理者の成功例について、事例内で使用されていた機能の紹介

はじめに

みなさんこんにちは。CI本部 大島です。
私からは、9/25 11:00-12:00(San Francisco 現地時間)に開催された Salesforce for Admins Keynote について、みなさんに共有します。

概要

今回私がピックアップしたKeynoteでは、Salesforceのadmin管理者の成功体験を参加者に共有するというセッションでした。
Keynoteにて得た情報と、私の率直な感想をみなさんに共有します。

Keynoteセッションスタート!

このセッションが行われていた会場はとても広く、参加人数は500人を超えていたと思います。

席に着席する前に会場のスタッフが、振ると音の鳴るおもちゃを配布していました。

何に使用するんだろう・・・。とそのまま着席したのですが、なんとセッションのスタートは「High-5」から始まりました。
※「High-5」を日本語でよく使う表現に直すとしたら、ハイタッチの事です。
実際にはセッションなので「High-5」ではなく、自ら手を叩いたり先ほど紹介したおもちゃを使用していたのですが
さすがアメリカ。日本とは文化が違うなとセッションの冒頭から痛感させられました。とてもキャッチ―なセッションの開始でした。

セッションの内容に関しては、以下3つの事例が紹介されていました。
・発展途上国でのadmin管理者による成功体験
・JLLテクノロジーソリューションについての成功事例
・職が無い人への職業斡旋についての成功事例

成功事例の中で使用している機能に関して紹介します。

まず、どの事例の中でも取り上げられていたのがライトニングにて画面を作成していたこと。
ライトニングアップビルダーでのページ作成は標準機能のみであればコーディングが不要なため、開発は早くて簡単です 。
したがって生産性の向上にもつながります。
端末ごとに表示形式を変更することも可能なので、PC・スマホ・タブレットそれぞれで見やすい表示を設定できます。

また、ライトニングオブジェクトクリエーターという機能を使用している事例もありました。
こちらはスプレッドシートに記載した情報をクリック操作のみでオブジェクトに登録出来るというものです。
機能的にはインポートウィザードに近いのかな、と思いました。

職業支援の事例の部分では過去に職業支援を受けた人たちの傾向から、どのような職種がその人に合っているかを割り出すという部分にEinstein Analiticsが使用されていました。
他セッションでもEinsteinの機能を推しているところはたくさん見受けられたので、言わずもがなですがEinsteinの機能は今後さらに進化を遂げるのではないかと思います。

ちなみに、フローを取り上げている事例にて紹介があったのですが、2019年の春にフロービルダーが新しいデザインに変わるようです。

機能の拡張に関しては特に説明はありませんでしたが、このアップデートを機にもしかしたら機能面のアップデートがあるかもしれません。
さらに使いやすくなるといいですね。

おわりに

Salesforceはユーザの目線になり使いやすいものをリリースし、常に進化を遂げています。常に変化があるということです。
その変化に対応できるよう、Salesforceはadmin管理者にSalesforceの新機能に関してTrailheadを利用し学ぶことを勧めています
皆さんもぜひ、Trailheadを活用し様々な事を学び、Salesforceの進化に対応していきましょう。

Appendix

セッション内で軽くEinstein voiceに関しての紹介もありました。
Einstein voiceとは文字のごとく、Salesforceに話しかけることで結果が返ってくるといった対話形式のものです。
この機能が普及すれば出勤後朝一で行っていた仕事の状況確認を、朝のコーヒータイムで行なうという日がそう遠くはないかもしれませんね。 今後のSalesforceのアップデートが楽しみです。