任意の日付項目をカレンダー上に表示できる!SkyVisualEditor Ver.25.0 新機能のご紹介!

「SkyVisualEditor Ver.25.0」新機能をご紹介!Salesforceのレコードを時間軸で可視化する「カレンダー機能」と、AgentforceなどAI時代のデータ品質向上に不可欠な、全オブジェクト対応の「高度なレコードマージ機能」の魅力と活用方法を解説します。

皆さんこんにちは、テラスカイ 製品担当です!
2026年7月19日、Salesforceの画面開発プラットフォーム「SkyVisualEditor」の最新メジャーアップデートであるVer.25.0がリリースされました。

SkyVisualEditor をご存じの方は「Salesforceの画面をカスタマイズできるサービス」というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、昨今のSkyVisualEditorはもはや画面カスタマイズだけでなく「様々な側面からSalesforceのUI・UXを向上させる業務改善ツール」という方向へ進化しています。

今回のアップデートでも、カレンダーを用いて視覚的に業務を効率化させる機能や、Agentforceの精度向上にも役立つレコードマージ機能を始め、画面カスタマイズだけではない複数の機能が追加されています。

本記事では、その「カレンダー機能」と「レコードマージ機能」について詳しくご紹介します。

Salesforceのレコードを「時間軸」で可視化!カレンダー機能!

Salesforceでレコードを確認している際、日付項目を見て「これって何曜日だっけ?」「他のレコードの日付はいつになってる?」といった疑問と共にレコードとカレンダーを見比べたり、他のレコードを開いたりした経験はありませんか?

特に、「顧客先での作業日」など誤りが許されないような日付などの場合は、別のカレンダーアプリで同じ情報を二重管理しているケースも多いのではないでしょうか。

ただその運用においても、Salesforceとカレンダーでそれぞれの登録内容を誤ってしまうなど、それはそれで不安要素が残ったままです。できれば、Salesforceのレコードだけで管理できると理想ですよね。

SkyVisualEditor Ver.25.0で実装された「カレンダー機能」は、そのような「カレンダー上でレコードをまとめて確認したい!」という要望を叶えることができます。

SkyVisualEditor のカレンダー機能とは?

SkyVisualEditorのカレンダー機能とは、「オブジェクトの特定の日付項目に基づいて、カレンダー上にレコードを可視化する」ことができる機能です。

例として下のGIF画像では、取引先の画面上に取引先に紐づく商談レコードを「契約期間終了日」をキーにカレンダーに表示しています。

これにより、営業が行う契約更新の確認業務やサービス活用状況のヒアリング業務などをいつ頃行うかを具体的に検討しやすくなりました。

取引先レコード画面にカレンダーを配置したイメージ

業務での活用例

本機能は日付項目を持つオブジェクトであれば利用することができるため、「時間軸」で活動を行うあらゆる業務で活用することができます。以下に、職種別の活用例を紹介します。

1. 営業

◯活動履歴の振り返りと管理
自分の活動日をカレンダーに表示し、アプローチがまんべんなくできているかを視覚的に確認。気になる日はクリックして、対応する商談や具体的な活動内容をすぐにチェックできます。


2. 営業事務

◯契約満了日の可視化
取引先画面に、提供サービスの契約満了日を表示。テキストの羅列ではなくカレンダーで見ることで、「どの時期に更新対応が集中するか」を直感的に把握し、先回りのアプローチに繋げます。


3. カスタマーサクセス・サポート部門

◯顧客の「健康状態」チェック
取引先画面に過去の「問い合わせ(ケース)発生日」をプロット。カレンダー上で「問い合わせの密集具合」をチェックすることで顧客の不満を察知し、プロアクティブなフォローに活かします。


4. プロジェクト管理・導入支援部門

◯マイルストーンやタスクの進捗管理
プロジェクトを管理するオブジェクトの画面上に、紐づくタスクの期日や開始日をカレンダー表示。「今週は要件定義、来週は顧客レビュー」といったスケジュール感を一目で把握し、スケジュールの過密具合やリソース調整をスムーズに行います。


5. マーケティング部門

◯キャンペーン施策のスケジュール調整
親キャンペーン画面で、「メール配信」「ウェビナー」「展示会」などの実行日を一覧表示。顧客へのアプローチが同じ日に重なっていないか、適切な間隔(シナリオ)で施策が打てているかを視覚的に調整します。


6. 人事・採用部門

◯選考プロセスと面接スケジュールの管理
「営業マネージャー募集」などの求人ポジション画面で、応募者の面接予定日をカレンダー化。特定の週に面接が偏って面接官(現場社員)の負担になっていないかを確認したり、候補者の詳細情報へ素早くアクセスする導線として活用します。


7. 施設管理・フィールドサービス部門

◯設備・機材の保守点検スケジュール管理
設備を管理するオブジェクトの画面で、「法定点検」や「部品交換」などの予定日や過去の修理実績を表示。次回のメンテナンス時期をカレンダー上で把握できるほか、修理が頻発している機材に対する買い替え提案などの判断材料にします。

設定は簡単2ステップ!すぐに利用できます。

カレンダー機能は、SkyVisualEditor LC版のVer.25.0をインストールすればすぐに利用可能です。

①カレンダーのセットアップ画面でカレンダーに表示するオブジェクトやキーとなる日付項目などを設定
②レコード画面など任意のアプリケーションビルダー上でカレンダーコンポーネントを配置し、①で作成した設定を適用

①カレンダー設定画面

②アプリケーションビルダーでカレンダーを配置

「カレンダー機能」いかがでしょうか?
業務によってはかなりの改善が図れる機能かと思いますので、ぜひご活用ください。

標準機能より高性能!レコードマージ機能!

取引先や取引先責任者、カスタムオブジェクトなどのレコードを検索した際に、同じ名前のレコードが複数あり、どれがメインで使われているかわからないといった経験はありませんでしょうか?

Salesforce の標準機能にも、いくつかのレコードをひとつにまとめるマージ機能がありますが、取引先や取引先責任者といった標準オブジェクトのみとなり、商談やカスタムオブジェクトは含まれていません。またマージできるレコードの上限も3つまでと制限があります。

しかし、今回SkyVisualEditor Ver.25.0では、あらゆるオブジェクトで利用できるレコードのマージ機能が追加されました!
こちらを活用することでSalesforceのデータの正確性や品質向上に役立てていただくことができます。

SkyVisualEditor のレコードマージ機能とは?

SkyVisualEditorのレコードマージ機能とは、任意のオブジェクトのレコードから同一の内容と考えられる複数のレコードを一覧に表示し、正とするマスターレコードひとつに統合できる機能です。
もちろん、マスターレコードへ他のレコードに登録されている内容を引き込むことも可能です。

また、削除方式もレコードデータそのものを削除する「物理削除」や、削除フラグだけを付与する「論理削除」を選択することができ、正とするレコードを決めつつも他のレコードを削除しない運用が可能です。
削除方式は管理者のみ変更ができるため、運用面についても安心してコントロールすることができます。

AI時代におけるレコード統一の重要性

これまでのレコードマージは「業務やレポート確認で分かりづらいから直す」という人間の視認性や作業効率のための作業でした。しかし、Agentforce時代におけるレコードマージは目的が全く異なり、「AIエージェントに正しい判断と行動をさせるためのプロセス」という意義を持っています。

重複した内容のレコードが複数存在することによって、AIエージェントはどれが正しい情報かを見失うだけでなく、場合によっては誤った情報や古い情報を用いて業務を遂行してしまう可能性があります。

今回実装されたSkyVisualEditorの新しいマージ機能は、まさに「企業が自社データを使って安全にAIを活用するための土台作り」を強力に後押しする機能となっています。

SkyVisualEditor のレコードマージ機能の使い方

レコードマージ機能は、任意のオブジェクトのレコードをExcelライクに操作できるフレキシブルデータテーブルで利用することができます。

フレキシブルデータテーブルの設定でマージ機能を有効化するとボタンが表示されます

マスターレコードと、正とする項目を選択

マージ前に内容を確認

マージ後はマスターレコードに内容が統一される

このように、わかりやすいUIで誰でも簡単に操作することができます。

Salesforce標準のマージ機能との比較

結論として、SkyVisualEditorのレコードマージ機能はSalesforceの標準機能を大きく上回っています。
特に、商談やカスタムオブジェクトなどを主業務として利用しているSalesforceユーザーにとってはSkyVisualEditorのマージ機能を利用いただくことがオススメです。
Salesforce標準マージ機能 SkyVisualEditorマージ機能
マージ対象レコードの上限 3件 100件
対象オブジェクト 取引先・取引先責任者・リード・ケースのみ 標準オブジェクト・全てのカスタムオブジェクト
重複レコードの検索形式 一致ルールでカスタマイズ設定 「完全一致」や表記揺れを補正する「あいまい一致」などユーザーによって検索範囲のカスタマイズが可能
削除方式 物理削除のみ 物理削除、論理削除が選択可能
テキストエリア項目の連結 不可 可能

まとめ

SkyVisualEditor Ver.25.0の新機能、「カレンダー機能」と「レコードマージ機能」をご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
本記事以外のアップデート内容はSkyVisualEditor Ver.25.0 リリースノートをご覧ください。

Agentforce や Claude、mitoco BuddyといったAIエージェントが普及し始めている中で、それらが扱うデータの精度や品質の向上は非常に重要な要素となっています。

しかし、いかにAIが発展しようと、データの用意は人間にしかできません。

SkyVisualEditorはその観点を大切にし、これからもユーザーが使いやすく、業務効率化を実感できる機能を実装していきますので、ご期待いただければと思います!
最後までお読み頂きありがとうございました!


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