2022.10.25

MuleSoft Developer Certification Exam - Level 1 (Mule 4)に合格しました

はじめに

先日MuleSoftの入門資格である「MuleSoft Developer Certification Exam - Level 1 (Mule 4)」(通称MCD)を受験しました。無事合格することができましたので、今回は試験の感想と、これから受験する方に向けて受験の際におさえておいた方がよいと思う点を書きたいと思います。以前のブログ記事でも学習法についての記事がありますので、合わせてご覧ください。

MCD試験について

試験の概要

試験の概要は下記のリンクの通りです。
気になる試験費用について。
MuleSoftが提供している「Anypoint Platform Development: Fundamentals (開発: 基礎)」というSelf-pacedのトレーニングを受講すると、2回まで無料で受験することができます(2022年10月時点)。
先ほど紹介した以前のブログ記事の時点では英語が大きな壁になっていましたが、現在は日本語でトレーニングを受講できます!

MCD試験の対策

試験の対策について、先ほど紹介した「Anypoint Platform Development: Fundamentals (開発: 基礎)」というMuleSoftが提供しているトレーニングコースを重点的に取り組みました。
試験の内容は基本的にこちらのトレーニングコースで学ぶ事柄について問われます。コースは座学とWalkthroughという実際に手を動かす作業の2つで構成されています。かなりのボリュームがあり大変ですが、しっかりと時間を確保してコツコツと理解しながら進めることが試験の好成績のみならず、実際にMuleSoftを扱えるようになるためにも重要だと思います。
基本的に対策は上記のトレーニングで進めましたが、こちらの学習に加えて、現在TerraSky社内ではMuleSoftの勉強会が開催されており、案件経験豊富なインストラクターの強力なバックアップの下で学習を進めることが出来ました。

3資格(MCD/MCPA/MCIA)保有の有識者がインストラクターとなって支援しています

MCD試験の感想

合格したときの得点率の内訳です。

上記の学習プランでMCD資格を取得することが出来ました!
MCDは易しい試験ではありませんでしたが、コツコツ取り組めば資格取得できる試験だと思います。

試験を受ける際には以下の事柄について整理してから臨むとよいと思います。
・payload、variable、query parameterのスコープ
・Error handlingの挙動
・RAMLやDataWeave式の文法
・C4E(Center for Enablement)について
・自動ウォーターマークのユースケース
・Choice ルーターの挙動
・Scatter-Gather の挙動
・Batch-Jobの挙動

余談ですが、今回私はオンライン監督で受験しました。
ProctorUというサービスを使用して試験を受けますが、webassessor経由で受験するSalesforce資格の試験と比較して、試験開始前に厳しく部屋の確認リクエストをする印象を持ちました。英語話者の試験監督官から早口で指示されることもあり、はじめて受験する際はペースを乱されないようにしましょう。

宣伝

MuleSoft Lab

TerraSkyはMuleSoft Labを立ち上げました。今後もTerraSkyはお客様システム間の連携の最適なソリューションを提供していきます!

おわりに

学習を進めるにつれて、MuleSoftはTerraSkyが従来から提供しているDataSpiderとは守備範囲が異なるツールだと感じました。
今後も盛り上がりが予想されるMuleSoftに皆さんもぜひ挑戦していただければと思います。
25 件
     
  • banner
  • banner

関連する記事